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健康の記事一覧

~東洋医学でみる夏の体調不良~今こそ整骨院で整えるべき理由とは?

2025.07.28 | Category: おすすめ,セドナ整骨院,健康,整体,東洋医学,鍼灸

こんにちは。セドナ整骨院です!
今年の夏も厳しい暑さが続いていますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
毎年この時期になると、「疲れが取れない」「寝てもスッキリしない」「食欲がない」「だるい」といった不調を訴える方が多く来院されます。これらは東洋医学的に見ても、夏の気候が体に与える影響だと考えられます。

今回は東洋医学の視点から、夏の季節性の不調とそのケアについてご紹介いたします。

■東洋医学における「夏」と「心」の関係

東洋医学では、自然界の変化と人の体との関わりを重視します。夏は「」に属し、五臓のうちでは「心(しん)」と深く関係があります。

」は単に心臓という臓器だけではなく、精神活動や意識、睡眠、血の巡りを司るとされます。この「心」が乱れると、以下のような症状が現れやすくなります。

• 寝つきが悪い、眠りが浅い
• 動悸や不安感
• 集中力の低下、物忘れ
• ぼんやりする、気力が湧かない

つまり、夏の過度な暑さによって「心」が消耗したり、熱が内側にこもることで、精神面・循環面のバランスが崩れやすくなるのです。

■「暑邪(しょじゃ)」と体への影響

東洋医学では、季節ごとに現れやすい外的な影響を「六淫(ろくいん)」と呼びます。夏に強く働くのが「暑邪(しょじゃ)」です。

暑邪の特徴は「」と「上昇性」「発汗過多」です。これにより、以下のような不調が多くみられます。

• 多汗による体力の消耗
• のぼせ、頭痛、口の渇き
• 胃腸の働きの低下
• 倦怠感や脱力感

汗とともに「」や「津液(しんえき:体内の水分)」が失われると、体はバテやすくなります。さらに、現代では冷房による「冷え」との複合的なダメージも見逃せません。

■冷房による「寒邪」とのバランスの乱れ

外は猛暑、室内は冷房で冷えすぎている、、、この寒暖差が自律神経を乱し、東洋医学的にも「寒邪(かんじゃ)」の侵入を許しやすい状態となります。

特に冷気は「」に属し、筋肉や関節に入り込みやすいため、

• 肩こり
• 腰痛
• 関節の痛みやこわばり
• 下痢や腹痛

といった症状がこの時期に悪化しやすくなります。

■夏の胃腸障害と「脾(ひ)」の弱り

脾(ひ)」は東洋医学で消化吸収や栄養の運搬を担う臓腑です。冷たいものの取りすぎや、冷房による冷えは、この「脾」の機能を弱めてしまいます。

脾が弱まると、

• 食欲不振
• お腹が張る
• 下痢や便のゆるみ
• 体が重だるい

といった症状が現れやすくなります。

また、脾は「湿(しつ)」にも弱いため、梅雨明けの湿度が高い時期や、冷たい飲食物による内湿も脾に負担をかけます。湿と熱が結びつくと「湿熱(しつねつ)」という状態になり、より複雑な不調を引き起こします。

■整骨院での施術と夏の不調へのアプローチ

当院では、東洋医学の理論をベースにしながら、以下のような施術で夏の体調不良に対応しています。

① 鍼灸治療

経絡の流れを整え、「」「」「」などの機能を高めていきます。

心兪(しんゆ)・神門(しんもん)・内関(ないかん):精神安定、動悸、不眠に対応
中脘(ちゅうかん)・足三里(あしさんり)・脾兪(ひゆ):胃腸の働きを整える
腎兪(じんゆ)・三陰交(さんいんこう):体内の水分代謝を調整し、冷えやだるさを緩和

② 手技療法

体の深部の緊張や冷えを取り除き、気血の巡りを促します。特に肩や背中、腰回りの筋緊張を取ることで、自律神経のバランスが整い、回復力が高まります。

③ 生活指導・食養生のアドバイス

患者様の体質や体調に合わせて、冷飲の控え方や温かい食事の工夫、軽めの運動などもご案内しております。

■まとめ:夏は「整えること」が大切です

夏は活動的で楽しい季節でもありますが、体の内側では熱と湿、冷えの影響で大きな負担がかかっています。
「何となく不調」「疲れが取れない」といった違和感は、季節に合ったケアで大きく改善できます。

東洋医学では、未病(みびょう)――「まだ病気とは言えないけれど、健康ではない状態」にこそアプローチしていくことを重視します。まさにこの時期に必要なのは、日々の体調を見直し、整えることです。

当院では一人ひとりの体質や不調に合わせた丁寧な施術を心がけています。夏の不調でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

皆さまの健やかな毎日をサポートさせていただきます。

夏バテの正体とは?

2025.06.29 | Category: 健康,整体,未分類,東洋医学,柔道整復師,鍼灸

〜自律神経と東洋医学の視点から整えるカラダ

こんにちは!
暑さが本格的になってくるこの時期、「食欲が出ない」「体がだるい」「眠りが浅い」…そんな不調を感じていませんか?
それはもしかすると「夏バテ」かもしれません。今回は、自律神経と東洋医学の視点から、夏バテの原因と対策をわかりやすくご紹介します。

自律神経から見た夏バテの仕組み

私たちの体には、「交感神経」と「副交感神経」からなる自律神経が備わっており、活動と休息のバランスを保つ大切な役割を果たしています。

しかし、真夏の環境はこのバランスを大きく乱してしまいます。
例えば…

  • 外は猛暑、室内は冷房で極端に冷えている
  • 冷たい飲み物や食事を摂る機会が増える
  • 寝苦しさから睡眠の質が下がる

こうした状況が続くと、交感神経が常に優位になり、体は「緊張モード」から抜け出せなくなります。その結果、胃腸の働きが落ちたり、疲労が蓄積して回復が追いつかなくなったりするのです。

自律神経の乱れは、「なんとなく調子が悪い」という夏バテ特有の状態を引き起こします。

東洋医学から見た夏バテの原因

東洋医学では、季節の変化と身体の調和を重視します。夏は五行で「火」に属し、心(しん)と深く関係しています。

また、夏の暑さは「暑邪(しょじゃ)」と呼ばれる外的要因であり、気(エネルギー)や津液(体の潤い)を消耗しやすくします。さらに、冷たいものの摂取や冷房の影響で「寒邪」が体内に入り込むと、内外のバランスが崩れ、「脾(ひ)」や「胃(い)」の働きを弱めてしまいます。

東洋医学でよく見られる夏バテのタイプ

1. 気虚(ききょ)タイプ
 エネルギー不足で、倦怠感や動きたくない感覚が強いタイプ。
 → 胃腸が弱り、消化吸収がうまくできていない可能性。
2. 陰虚(いんきょ)タイプ
 体の潤いが不足し、ほてりや喉の渇き、不眠を伴うタイプ。
 → 暑邪で体内の水分が消耗された状態。
3. 湿熱(しつねつ)タイプ
 体内に熱と湿気がこもり、頭が重い、胃がもたれる、下痢などの症状があるタイプ。
 → 冷たいものや油っこい食事、湿気の多い環境が原因。

治療やケアのポイント

◎整体・東洋医学的アプローチ

・背部の自律神経調整
背中には交感神経の反応点が多くあり、特に胸椎5番〜腰椎2番付近を緩めることで、交感・副交感神経のバランスを整えます。

・経穴(ツボ)を活用する

  • 足三里(あしさんり):胃腸を整え、全身の気を補う
  • 陰陵泉(いんりょうせん):水分代謝を助け、むくみやだるさに対応
  • 内関(ないかん):自律神経の調整と吐き気、胸苦しさに効果的
  • 神門(しんもん):心を安定させ、不眠や焦燥感に作用

・お灸などで体表からの温度調整と血流改善を行うのも効果的です。

◎日常生活でできるセルフケア

1. 冷たいものを控える
 冷たい飲食は胃腸を冷やし、消化吸収力を低下させます。常温〜温かい飲み物を心がけましょう。
2. 汗のかきすぎに注意
 汗は必要な生理反応ですが、かきすぎると津液の消耗につながります。適度な水分とミネラル補給を。
3. 質の良い睡眠をとる
 深部体温を適切に下げるため、就寝前にぬるめのお風呂に入り、副交感神経を優位にしてから眠ることが大切です。
4. 香りの力を借りる(プルースト効果)
 東洋医学では「香り」は気の流れを整える作用があるとされます。自律神経にも影響を与える香りの力を使って、好きな香りで心身を整えるのも良いでしょう。

まとめ

夏バテは、ただの「暑さによる疲れ」ではなく、自律神経の乱れや東洋医学的な気血水のバランスの乱れが関与しています。

整体や鍼灸といった身体からのアプローチ、そして生活習慣の見直しを通して、今年の夏は「バテない身体」をつくっていきましょう!

気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちが、あなたの身体の声を丁寧に聴き、心身ともに整えるお手伝いをさせていただきます。

手をついて転倒したときに注意したい、橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)について

2025.06.16 | Category: セドナ整骨院,健康,整体,柔道整復師,鍼灸

こんにちは。セドナ整骨院です!

高齢者に多くみられる骨折には、いくつかの代表的なものがあります。

  • 大腿骨近位部骨折
  • 上腕骨近位部骨折
  • 脊椎圧迫骨折
  • 橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)

今回は、これらの中でも手首を骨折する「橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)」について詳しくご紹介します。

橈骨遠位端骨折とは?

橈骨(とうこつ)は、前腕にある2本の骨のうち、親指側にある骨です。
この骨の手首に近い部分(遠位端)で骨折が起きるものを「橈骨遠位端骨折」と呼びます。

その中で特に多いのが「コーレス骨折」というタイプです。
これは、転倒時に手のひらを地面についたときに発生する骨折で、骨が背側(手の甲側)にずれる特徴があります。

コーレス骨折が起こる原因

コーレス骨折は、以下のような場面で発生することがあります。

  • 転倒して地面に手をついたとき
  • 滑りやすい床・屋外での転倒
  • 日常動作中の不意なバランスの崩れ

手のひらをつくことで、手関節に背側凸の力がかかり、橈骨の遠位端に負荷が集中し、骨折に至ることがあります。

主な症状

コーレス骨折では、以下のような症状が見られます。

  1. 手首の強い痛み(疼痛)
  2. 明らかな腫れ(腫脹)
  3. フォーク状変形
  4. 手関節や指の動かしづらさ(運動制限)
  5. 皮下出血(内出血)

また、骨のずれや骨片の状況によっては、神経が圧迫されて、しびれ感覚異常が生じるケースもあります。

診断と治療の流れ

• 問診、視診、触診
• レントゲン撮影(X線検査)による骨折の確認

骨折の有無、骨のずれ(転位)、関節への影響などを詳細に調べます。

治療方法

骨折の程度によって、保存療法観血療法が選択されます。

~保存療法(手術をしない治療)~

骨のずれ(転位)が小さい場合に行われます。
ギプスやシーネ(副子)で手首を4~6週間程度固定し、自然治癒を目指します。

~観血療法(手術を行う治療)~

骨のずれ(転位)が大きい場合関節面まで骨折線が及んでいる場合には、整復処置(骨の位置を元に戻す)が行われます。
必要に応じて、金属プレートやピンによる内固定手術が行われることもあります。

整骨院での対応:リハビリと日常復帰のサポート

~手首・指の可動域改善~

長期固定により、関節が硬くなったり動きづらくなることがあります。
当院では、徒手療法や運動療法を組み合わせて、可動域の改善を図ります。

~筋力回復のトレーニング~

固定中に落ちてしまった前腕・手指の筋力を取り戻すために、段階的なトレーニングを行います。

~むくみや腫れの緩和~

症状に応じて、低周波治療や温熱療法、などの物理療法、オイルマッサージなどの手技療法を取り入れ、回復をサポートします。

日常生活への影響とケアのポイント

コーレス骨折後は、以下のような日常動作に支障が出ることがあります。

  • ドアノブを回す
  • 洗濯物を干す
  • ペットボトルのフタを開ける
  • 料理や家事

当院では、そうした日常動作に対応するリハビリメニューや自宅でのセルフケア指導も行っています。

骨折後の再発予防と注意点

コーレス骨折後は、以下の点に注意することで再発や他のケガを防ぐことができます。

  • 手首の柔軟性と筋力の維持
  • 転倒リスクの軽減
  • 段差のない環境整備
  • 履きやすく滑りにくい靴
  • 歩行姿勢やバランス感覚の向上

整骨院では、必要に応じて転倒予防の運動指導や姿勢のチェックも行っています。

まとめ

橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)は、手をついて転んだときに発生しやすい骨折の一つです。
骨折そのものだけでなく、その後の可動域の制限筋力低下、生活への影響にも適切に対応することが大切です。

当院では、コーレス骨折後のリハビリや生活復帰に向けたサポートを行っています。
「ギプスが外れたけど、手首の動きが悪い」
「以前より握力が落ちた気がする」
そんなお悩みがありましたら、お気軽にセドナ整骨院までご相談ください。

皆様が安心して日常生活を送れるよう、私たちが全力でサポートいたします。

【高齢者に多い骨折】腰椎圧迫骨折ってなに?~症状・原因・治療~

2025.06.13 | Category: セドナ整骨院,健康,女性ホルモン,整体,柔道整復師,腰痛,鍼灸

年齢を重ねると、思わぬ転倒やちょっとした動作で骨折してしまうことがあります。その中でも「高齢者の4大骨折」と呼ばれるものがあります。

この4つは

  • 大腿骨近位部骨折(太ももの付け根の骨折)
  • 上腕骨近位部骨折(肩の骨折)
  • 橈骨遠位端骨折(手首の骨折)
  • 腰椎圧迫骨折(背骨の骨折)

の4種類で、特に高齢者に多くみられる骨折です。

今回はその中でも、腰椎圧迫骨折(ようついあっぱくこっせつ)について、できるだけわかりやすく解説していきます。

腰椎圧迫骨折ってどんな骨折?

腰椎圧迫骨折とは、腰の背骨がつぶれるようにして骨折してしまうことです。

腰椎(ようつい)というのは、背骨の腰の部分のことです。背骨は「椎体(ついたい)」という小さな骨がいくつも積み重なってできていますが、そのうちの1つが潰れてしまうように変形します。

この骨折は、強く転んだときだけでなく、くしゃみをしたり、重い物を持ったり、ただ立ち上がったりしただけで起こることもあります。

特に骨がもろくなる「骨粗しょう症(こつそしょうしょう)」のある高齢者に多く見られます。

どんな症状が出るの?

腰椎圧迫骨折の主な症状は、以下のようなものがあります。

  • 急に腰が痛くなる(動いた時に特に痛い)
  • 寝返りや立ち上がりがつらい
  • 背中や腰が丸くなる(いわゆる「猫背」)
  • 少しずつ身長が縮んでくる

特に「転んだ記憶はないのに、腰が痛い」というケースでは、この骨折が起きていることもあります。

どうして起こるの?

一番多い原因は骨粗しょう症です。これは、加齢などで骨の中がスカスカになり、骨がもろくなる病気です。

高齢になると、特に女性では骨密度(骨の強さ)が低下しやすくなります。閉経後は女性ホルモンが減ることが影響し、骨が弱くなってしまうためです。

そして骨が弱っていると、ちょっとした衝撃や負担でも骨が潰れるようにして折れてしまうのです。

たとえば…
転んで尻もちをついたとき
重たい荷物を持ち上げたとき
咳やくしゃみをしたとき

このような場面でも、骨折が起きることがあります。

どうやって診断するの?

まずは病院での診察とレントゲン(X線)検査が基本になります。

痛みの場所や経過を聞いたあと、背中や腰を押して痛みが出るか確認します。そのうえで、X線を撮ると、椎体の潰れがわかります。

ただし、骨折したばかりだとX線ではわかりにくいこともあるため、MRI検査を行うこともあります。MRIでは骨の中の状態がよく見えるため、新しい骨折か、昔の古い骨折かの区別もできます。

治療法について

多くの腰椎圧迫骨折は、手術をしなくても治せる骨折です。

保存療法(手術なし)

  • 安静にする:最初の数日はベッド上で安静にします。
  • コルセットをつける:腰をしっかり固定して痛みを和らげ、骨の回復を助けます。
  • 痛み止めを使う:必要に応じて、鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)を使用します。
  • 骨粗しょう症の薬を使う:ビタミンDや骨の形成を促す薬を使い、骨折の再発を防ぎます。

通常、痛みは数週間~1か月ほどで落ち着いてくることが多いです。

手術が必要な場合

  • 痛みがなかなか治らない場合
  • 骨の潰れ方が大きく、神経を圧迫している場合
  • 背骨の変形が大きく、日常生活に支障がある場合

こうしたときは、骨セメントを入れる治療(BKP:バルーン椎体形成術など)や、金属の器具で固定する手術が行われることもあります。

放っておくとどうなるの?

腰椎圧迫骨折を放置してしまうと、以下のようなことが起きる可能性があります。

  • 背中がどんどん丸くなり、姿勢が悪くなる
  • 身長が縮む
  • 痛みが長引き、動くことが億劫になる
  • 筋力や体力が低下して、寝たきりのリスクが上がる

そのため、早期発見・早期治療がとても大切です。

再発を防ぐには?

腰椎圧迫骨折を一度起こすと、次の骨折が起こりやすくなることがわかっています。日本骨粗鬆症学会では、以下のような対策が重要とされています。

  • 骨密度検査を定期的に受ける
  • カルシウムとビタミンDをしっかりとる
  • 日光を浴びる
  • 適度な運動(ウォーキングやスクワット)をする

まとめ

腰椎圧迫骨折は、高齢の方にとって身近で、けっして珍しい骨折ではありません。「転んでないのに腰が痛い」「背中が急に曲がってきた」といった症状があるときは、早めに病院で診てもらうことが大切です。

また、骨折の治療だけでなく、骨を強く保つことや、転倒を防ぐことも、これからの健康にとってとても大切です。

ご自身やご家族の健康を守るためにも、腰椎圧迫骨折について正しく知り、日頃から備えていきましょう。

自律神経に基づいた整体施術で不眠を改善へ

2025.05.30 | Category: セドナ整骨院,健康,整体,未分類,東洋医学,睡眠,自律神経失調症,鍼灸

現代社会において、不眠は非常に多くの人が抱える悩みです。仕事や人間関係のストレス、スマートフォンなどのデジタル機器の使用、夜型の生活リズム——これらはすべて、自律神経の乱れを引き起こし、睡眠の質を低下させます。この記事では、東洋医学と整体の観点から「自律神経」と「不眠」の関係をひもときながら、整体施術による自然な不眠改善のアプローチをご紹介します。

自律神経とは何か?

自律神経とは、私たちの意思とは無関係に、内臓や血管、汗腺などの働きを自動的に調節してくれる神経系です。交感神経副交感神経の2つの系統から成り立っており、それぞれ次のような働きを担っています。

  • 交感神経:活動・緊張・ストレスに関係(昼に優位になる)
  • 副交感神経:休息・回復・リラックスに関係(夜に優位になる)

本来、昼間は交感神経が優位になり、夜になると副交感神経が優位になることで、自然な睡眠が促されます。しかし、このリズムが崩れると、眠ろうとしても体が興奮状態のままで、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりするのです。

不眠のタイプと自律神経の関係

不眠症にはいくつかのタイプがあり、それぞれに自律神経の乱れが関与しています。

  • 入眠障害:寝つきが悪い。交感神経の過剰な緊張が原因。
  • 中途覚醒:夜中に何度も目が覚める。自律神経のバランス不全。
  • 早朝覚醒:朝早くに目が覚めてそのまま眠れない。副交感神経の働きが弱い。
  • 熟眠障害:十分に寝たつもりでも疲れがとれない。交感神経が夜間も優位。

このように、不眠は単なる「寝れない」という現象ではなく、自律神経のバランスの乱れという“根本原因”が存在しています。

東洋医学と整体から見る自律神経と不眠

東洋医学では「心身一如(しんしんいちにょ)」の考えが基本にあります。心の不安やストレスは、気血の流れを滞らせ、五臓六腑のバランスを乱します。特に「心(しん)」や「肝(かん)」の働きは、睡眠と密接に関係しています。

自律神経に基づいた整体とは?

自律神経に基づいた整体では、次のようなアプローチを行います。

① 呼吸と脳脊髄液の流れを整える

頭蓋骨の微細な調整や、仙骨(尾てい骨の上にある骨)の調整によって、脳脊髄液の循環を促します。これは副交感神経を優位に導くために非常に有効です。

② 背骨と骨盤のゆがみを整える

背骨には交感神経の多くが走っています。特に胸椎(背中の骨)が硬くなると、交感神経が過剰に興奮し、不眠につながります。優しい刺激で背骨の動きを出し、骨盤との連動を改善すると、神経の働きが正常化し、自然な眠気が戻ってきます。

③ 横隔膜と腹部の調整

呼吸の要である横隔膜は、自律神経と密接に関係します。整体ではお腹や肋骨の柔軟性を出すことで、横隔膜の動きを高め、深い呼吸ができる体に導きます。これは副交感神経の活性化につながります。

~実際の症例~

症例:80代女性
主訴:不眠、目のショボショボ感、慢性疲労感、足の痺れ感等
現病歴:骨粗鬆症、脊柱管狭窄症

1ヶ月ほど前から不眠の症状で、寝つきが悪く、寝ても3~4時間程度で目が覚めてしまうことがお悩みで来院された80代の女性。初回カウンセリング時には、不眠の他にも下腿のむくみ、全身の筋緊張、頭皮の緊張、自律神経の乱れが見られました。

施術に関しては、整体施術、頭蓋骨調整を中心に陰陽五行オイル「火」のオイルを使用した頚部・下腿のオイルマッサージを行い、自律神経の調整と東洋医学的観点で施術を行なっています。3回目の施術後には「少しずつ眠れる時間が増えている」、5回目の施術後は「歩ける距離が伸びて、目のショボショボ感も軽減してきている」とのこと。生活習慣へのアドバイスも併用し、現在も週1回のメンテナンス施術を継続中です。

睡眠改善のために自分でできること

整体施術と併せて、以下のような生活習慣の見直しも大切です。

  • 寝る前のスマホ・パソコンを控える(ブルーライトは交感神経を刺激します)
  • 寝る前のストレッチや深呼吸で副交感神経を活性化
  • カフェインやアルコールの摂取を控える
  • 毎日同じ時間に寝起きする習慣をつける

まとめ

不眠は、「心」や「神経」が休めていないサインです。薬に頼る前に、自律神経にアプローチする整体を取り入れてみてはいかがでしょうか?体の緊張が解け、呼吸が深まり、自然と心が静まっていく感覚を、ぜひ体験してみてください。

眠れない夜が続く日々から、安心して深く眠れる毎日へ。東洋医学と整体の知恵が、あなたの眠りをやさしく支えます。

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