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2024 5月の記事一覧
当ページをご覧いただきありがとうございます。 セドナ整骨院の河田です。
多くの人が悩まれ、国民病ともいわれている「肩こり」についてお話させていただきます。 現代、デスクワークやスマートフォンの使用が増えています。そのような中で肩凝りは誰にとっても身近な問題となっています。肩こりを知るうえで、まずは肩関節の解剖が非常に大切ですので解説します。
肩関節は大きく分けると4つに分類されます
・肩甲上腕関節
・胸鎖関節
・肩鎖関節
・肩甲胸郭関節
が挙げられます。肩関節といって一番想像する関節といえば「肩甲上腕関節」ですが、これだけたくさんの関節が複合的に支えられ動かすことができるのが肩関節の大きな特徴です。
では、【肩こり】とはどのようなものか? 皆さんが一度は聞いたことがあり、多くの人が経験している状態であります。
肩こりというのは病名ではなく、症状のことを表しています。 分かりやすく言うと、「頚(首)から肩にかけて、時には背部に“張る”ような重苦しさや嫌な感じがあり、筋が凝って痛み、つかむか揉むと気持ちがよくなる病態」を言います。
臨床上では、主に僧帽筋や棘上筋部に筋・筋膜の緊張や硬結があり、こわばりや部分的な痛みの総称をさします。正式には「頚肩腕(けいけんわん)症候群」といいます。
【肩こりの主な症状とは?】
・筋肉の緊張
首や肩、背中上部の筋肉が過剰に緊張し、硬くなることが主な特徴です。
・痛みや不快感
過剰に緊張した筋肉が血管や神経を圧迫し、血行不良が起こることで痛みや重さ、不快感を感じることがあります。これが「凝り」として認識されます。
・その他の関連症状
肩こりに伴い、頭痛や吐き気、眼精疲労、腕の痺れなどを引き起こすこともあります。慢性的な肩こりになると全身的な不調を起こすことがあります。
【肩こりの主な原因とは?】
一般的にはデスクワークによる長時間同じ姿勢が続くことで姿勢が崩れ、特定の筋肉に負担がかかり発症しやすくなります。 特に、長時間座っている状態でパソコン作業などを行うとこのような姿勢になりませんか?またはこのような姿の人を見たことがあるかと思います。
正しい姿勢は医学的に以下のように定義されています。
横から見た時に、 耳、肩(肩峰)、大転子、膝外側、外果前方(くるぶし)が一直線上に揃っており、背骨の生理的湾曲(カーブ)が整っている状態を指します。
これが崩れた状態にあると不良姿勢といわれますが、例えば背中が丸まり、頭が前に倒れた姿勢で作業すると、僧帽筋などの筋肉が引っ張られ筋肉の緊張が持続されると肩こりになります。
姿勢不良により骨格が歪む
↓
肩周りが凝る、痛む
↓
神経・血管を締め付けると血行不良、酸欠状態になり更に痛む
↓
痛みが神経を通じて脳に伝わる ↓
「痛み」として脳が認識すると「ストレス」を感じさせる
↓
自律神経系の「交感神経」が活性化する
↓
交感神経優位になると心拍数、血圧上昇により筋肉が過緊張を起こす
といったように、自律神経への負担にも繋がります。その負担が大きくなると自律神経の乱れにより、様々な不調を引き起こしやすくなります。
このようなことから、単なる肩こりで片付けるのではなく早めの対処が重要です!
当院では整体治療、鍼灸治療を通して、自律神経へのアプローチを得意としています。 全身状態を確認し、東洋医学的観点と西洋医学的観点の両面からアプローチを行います。
姿勢や猫背の問題は頭部から足先まですべてが関係し、足関節や膝関節、股関節や腰部、肋骨、頚部なども見ていき必要があるため、患部だけでなく、全身を細かく診て評価を行ってから施術を行います。
なかなか良くならない肩こり、それに伴う自律神経の不調でお悩みの方は是非一度ご相談くださいね。皆様のお役に立てれば幸いです。
セドナ整骨院
こんにちは。セドナ整骨院ユーカリが丘本院の今田です。
本日5月10日がセドナ整骨院ユーカリが丘本院20周年の記念日でした。
明後日5月12日にイベントを通して患者様に直接感謝をお伝えさせていただきますが、私から改めて、感謝をお伝えさせていただきます。
2004年5月12日に、ユーカリが丘の奥まったところにあるRビルという今よりも目立たないビルでスタートしました。
見たことある方もいるかもしれませんが、ユーカリ院のスタッフルームには真継社長が開院当時作成した手書きのチラシがあります。
私は毎日このチラシを見て、セドナ整骨院の当初に想いを馳せ、今私たちが患者様に貢献できている場があることがどれほど恵まれているか考えます。
私はセドナに入社する前、最初の接骨院を辞めた後、友人が開業するとのことで開業準備から立ち上げを経験しております。毎日朝7時から働き、帰りは深夜の2時ごろ。
できることはやってみたのですが患者様が来ない日が続く毎日を過ごし、お互いに責め合うようになり、当時の未熟な私たちが行き当たりばったりで開業した結果、軌道に乗らず友人と仲たがいしました。
両親に泣きつきお金を工面していただき、非常に低い自己概念で地元に帰ってきました。
次の治療院でダメだったら、治療家を諦めるつもりでセドナ治療院に入社しました。
私はセドナに入社して、人生が変わった人間の一人です。
だからこそ、私はここで成長し、恩返しがしたいと強く思っております。
ユーカリが丘本院の院長としてその姿を皆様にお見せし続けること、そしてこれからの未来を作り続けることを覚悟をもって進んでまいります。
20年続く会社が0.39%しかない現代で、患者様に貢献させていただける場を作ってくださり、またセドナを作り上げてきた先生方、それに共感して共に働いてくださる先生方、本当に感謝を申し上げます。
現在ユーカリが丘本院では約8500名分のカルテがあり、開院当時からの患者様もいまだにご来院してくださっております。
この20周年を一緒に歩んできてくださった患者様も多く、これからも一緒に歩んでいけたらと思っております。
これからもどうかセドナ整骨院ユーカリが丘本院をよろしくお願いいたします。
2024.5.10
セドナ整骨院ユーカリが丘本院
院長今田ひか里