





Blog記事一覧
当ブログをお読みいただきありがとうございます。セドナ整骨院ユーカリが丘本院です。
「睡眠時無呼吸症候群」というのはご存知でしょうか?
近年、「睡眠」に対しての悩みは現代において非常に多くあります。先進国に暮らす大人の3分の2が健康に良いとされている8時間睡眠を確保できておらず、世界保健機関(WHO)によれば、「睡眠不足は先進国の流行病だ」と宣言を出したほどです。当院でも不眠でのお悩みでお問い合わせいただくことが増えています。
読者の皆さんは、以下のようなお悩みはありませんか?
☑「寝ても疲れが取れない」
☑「家族からいびきがうるさいと言われたことがある」
☑「朝起きると首が痛い」
☑「日中にずっと眠い」
☑「寝ている間に呼吸が止まっていると言われた」
このような症状に当てはまる場合「ただの疲れなのか」「いつもより早く寝られるようにすれば大丈夫なのか」
「でも病院で診てもらったほうがいいのか?」と迷ってしまう方も少なくありません。
寝ている時は自分の状態や、実際に何が起きているのかが分かりにくいため、自分が睡眠時無呼吸症候群なのかを判断しようにも、難しいことだと思います。今回は、睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状や受診の目安、そして私達で相談出来ることはあるのか?様々な疑問に対してお力になれればと思います。ぜひ最後までお読みください。
睡眠時無呼吸症候群sleep apnea syndrome(SAS)とは、睡眠時にみられる呼吸障害sleep disordered breathing(SDB)の中で、睡眠中の10秒以上の呼吸停止と定義されています。1)
つまり、
「睡眠中に呼吸が繰り返し止まったり、浅くなることで、身体に酸素が十分に取り込まれなくなったり、睡眠の質が低下したりする病気」なのです。
有病率は全人口の5%程度、日中の眠気などのQOL(生活の質)の低下を招くほか、循環器疾患のリスクが高まり生命予後とも関連することが知られています。3)
とくに多いのが、「閉そく性睡眠時無呼吸(OSA)」です。もう一つは、呼吸中枢性の中枢性睡眠時無呼吸であり、この二つに分類されています。1)
OSAは、睡眠中に舌や喉の筋肉が緩み、空気の通り道である気道が狭くなったり塞がったりすることで呼吸が妨げられます。肺から酸素の取り込みが妨げられることにより、血液中の酸素不足が起こり、その酸素不足を解消しようと頻回に覚醒反応が生じる結果として、睡眠時間を十分に確保していても睡眠不足となるのです。
睡眠時無呼吸が続くと、高血圧などの心血管系疾患だけでなく、2型糖尿病などの生活習慣病、なにより、日中の集中力低下にともなうミスが生じやすくなります。2)
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている本人が気づきにくいという点があります。そのため、家族からの指摘がきっかけとなることもあります。
☑毎晩のように大きないびきをかく
☑寝ている間に呼吸が止まっていると言われる
☑朝起きた時に口や喉が渇いている
☑起床時に頭痛がある
☑日中に強い眠気を感じる
☑疲労感が続いている
☑高血圧を指摘される
これらの症状があります。
とくに、「大きないびき」「睡眠中の呼吸停止」「日中の強い眠気」がある場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるため、医療機関への相談がすすめられます。
いびきは誰にでも起こることがありますが、毎晩のように大きないびきが続いたり、呼吸が止まった後に、大きないびきが出たりする場合には注意が必要です。
睡眠時無呼吸が続くと、睡眠時に何度も覚醒が起き、十分な睡眠時間を確保していても睡眠不足な状態になることがあります。その結果、日中の集中力低下にともなうミスが生じやすくなります。また、高血圧などの心血管系疾(PSG)などがあります。
検査結果や症状に応じてCPAP(持続陽圧呼吸療法)や口腔内装置などの治療が検討されます。1)4)
ここまでで、もし当てはまりそうだなと少しでも感じたら、自己判断ではなく医療機関に相談することが選択肢となります。
上記の症状の中で「日中に強い眠気」を生じることは、不眠の方が悩むものの一つでもあります。
これを「ナルコレプシー」と呼びます。
ナルコレプシーは脳を覚醒させる機能が低下するため眠気が出る病気の代表が、過眠症です。夜に十分な睡眠をとっていても昼間に眠気に襲われ、居眠りしてしまいます。ナルコレプシーは、目を覚まし続ける役割を持っているオレキシンと呼ばれる神経伝達物質を作り出すことができなくなることによって起こります。5)
オレキシンは、主に脳の視床下部で作られる神経伝達物質であり、私達が覚醒状態を維持するための働きがあります。さらに、覚醒状態とREM睡眠の切り替えを安定させる働きもあります。ナルコレプシーでは、オレキシンを作る神経細胞が選択的に失われることで知られており、結果として、強い日中の眠気や突然眠るような睡眠発作などが起こると考えられています。
ナルコレプシーの特徴的な症状のひとつである「情動脱力発作」もオレキシンの機能低下と関係しています。
笑う、驚くなどの強い感情が生じたときに、突然、顔や首、腕などの力が抜けることがあります。これは、通常はREM睡眠中に起こる筋緊張の低下が覚醒中にも現れる現象と考えられています。7)
国立精神・神経医療調研究センターでは、ナルコレプシーは中枢性過眠症のひとつとされ、短時間の居眠りの後に比較的すっきり目覚めることも特徴です。不眠とは、単に眠れないという症状だけではないということが分かります。
睡眠時無呼吸症候群そのものの診断や治療は、医療機関で行われます。
そのため、
「寝ている間に呼吸が止まっている」「毎晩大きないびきをかく」「日中の眠気が強く、仕事や運転に支障が出る」
などの症状がある場合には、まず医療機関への相談をお勧めします。
一方で、不眠に関連する悩みとして
「朝起きたら首や肩がつらい」
「身体の緊張が気になる」
「寝起きに身体が痛い」
「姿勢や枕の高さが合わないきがする」
など、身体の不調について気になる方も多くいらっしゃるかもしれません。
当院では、まず現在のお身体の状態や、どのような不調がいつから出ているかなどをお伺いします。
先ほど申し上げた通り、睡眠時無呼吸症候群自体の診断や治療は医療機関が選択肢となりますが、そのうえで、当院で対応可能なことはしっかりとお伝えして上で不眠にお身体のメンテナンスやケアは提供させていただきます。
「整骨院で睡眠時無呼吸症候群が治療できる」という事ではありませんので、その認識におきましては注意してください。必要に応じて、医療機関の受診をご案内することも含めて、その方の状態や求めていることに合わせた対応を考える事を大切にしています。
「いびきはよくするから大丈夫」「最近疲れているだけだから」と自己判断せず、気になる症状やいつもより注意力が落ちているな。などがある場合は医療機関への相談を検討してみてください。
そのうえで、不眠に伴う首や肩の不調、身体の緊張、姿勢などについて気になることやケアをしていきたいということがあれば、整骨院でご相談いただけます。
当院では、睡眠の質の向上、自律神経の乱れなどに着目した整体施術、鍼灸、頭の緊張を取り除きリラックス交換も期待できるドライヘッドセラピーなど、その方に合わせた施術内容がございます。
不眠に関して、どこに相談したらいいかわからない、迷っている段階でも、まずはお気軽にご相談ください。
〈引用・参考文献〉
・1)Medical Practice 2017年2月号(文光堂)
・2)国立精神、神経医療研究センター精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部「睡眠関連呼吸障害」
・3)厚生労働省「睡眠時無呼吸症候群/SAS」
・4)日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」
・5)過眠症(ナルコレプシー、特発性過眠症)
・6)国立精神・神経医療研究センター「中枢性過眠症」
・7)西野精治「ナルコレプシーの病態と自己免疫性疾患-精神疾患研究における意義-」精神神経学雑誌 121:637-653,2019.

こんにちは。セドナ整骨院ユーカリが丘本院の河田です。
このような状態が続いていませんか。
「疲れているのに眠れない」というのは、実は矛盾しているようで、身体の中ではきちんとした理由があります。今回は、このようなテーマでお話させていただきます。
本来、疲労が溜まれば自然と眠くなり、眠ることで回復します。
しかし、
・仕事の緊張
・責任によるプレッシャー
・身体のこわばり
・長時間の同一姿勢
これらが続くと、身体は「緊張モード」から抜けにくくなります。
身体が緊張モードのままでは、脳も休むことができません。
その結果、
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・何度も目が覚める
といった状態になります。
身体にはストレスに対応する仕組みがあります。
視床下部・下垂体・副腎からなる
【HPA軸】というシステムです。
ストレスがかかると、
という反応が起こります。
本来、夜になるとこの働きは落ち着き、身体は回復モードに入ります。
しかし、
・慢性的なストレス
・呼吸の浅さ
・首や後頭部の緊張
これらが続くと、HPA軸が過剰に働き続け、身体が「戦う状態」のままになってしまいます。つまりこれが「疲れているのに眠れない」という状態の理由です。
仕事で身体を使う方や、責任のある立場の方に多く見られます。日中は全力で動き、夜になるとどっと疲れることはありませんか。
しかし横になっても、身体の力が抜けない。
・首がこわばっている
・呼吸が浅い
・無意識に歯を食いしばっている
こうした状態では、身体は休む準備ができていない状態なのです。
当院の施術では、カイロプラクティックや鍼治療を用いることでこれらの悩みにアプローチを行っていくことが可能です。
これらを行うことで、
「久しぶりにぐっすり眠れた」
「朝が楽だった」
と変化を感じられる方は少なくありません。
当院では、眠れない原因を心×身体の緊張状態として考えています。精神的な疲労と身体的な疲労は密接に関係するからです。
身体が
・力を抜ける状態
・呼吸が深く入る状態
・自律神経が落ち着く状態
に戻ると、睡眠は自然と整い始めます。
眠れないこと自体が問題なのではなく、回復できない身体の状態が続いていることが問題なのです。
・疲れているのに眠れない
・夜中に何度も目が覚める
・朝からだるい
・首や肩の緊張が強い
・常に気が張っている感じがする
それは、身体からのサインかもしれません。
眠れないのは、単なる意志の問題ではなく身体が緊張モードから抜けられていないだけなのです。
疲れているのに眠れない状態が続いている方は、一度、身体の状態を整えるという選択肢を考えてみてください。身体が回復できる状態に戻ると、睡眠は自然に変わります。
お悩みの方は、いつでもご相談ください。
セドナ整骨院ユーカリが丘本院 河田
この度はこのブログをお読みいただきありがとうございます。
佐倉市ユーカリが丘のセドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティックの河田です。
前回のブログでは、「痛みとは何か?」というテーマで、私たちが痛みを感じる仕組みについてお伝えしました。
痛みは、単純に「身体が傷ついているから起こる」というものではありません。
身体から入ってきた情報を脳や神経系が処理し、そこに感情や過去の経験、ストレス、睡眠など、さまざまな要素が関係することで、私たちは「痛い」という体験をしています。
では、日常生活の中で感じる「ストレス」や「緊張」は、痛みとどのように関係しているのでしょうか?
今回はその中でも、私たちが普段意識することなく働いている「自律神経」と痛みの関係についてお伝えしていきます。
少し難しい内容もありますが、ご自身の身体を理解する一つのきっかけとして、最後までお読みいただければ幸いです。
「自律神経」という言葉を、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
自律神経は、私たちが意識的に指示を出さなくても、身体の状態を調節してくれている神経系です。
例えば、心臓の拍動や血圧、発汗、消化など、生命を維持するために必要なさまざまな機能の調節に関わっています。
自律神経は大きく「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、それぞれが状況に応じて働きながら身体の状態を調節しています。
例えば、運動をしているときには心拍数が上がります。
ところが、身体を動かしていなくても、大勢の人の前で話す直前や大切な試験の前などに、心臓がドキドキした経験はないでしょうか。
暑いときに汗をかく一方で、強く緊張したときにも手のひらに汗をかくことがあります。
このように私たちの身体は、身体的な刺激だけではなく、そのときの状況や心理的な緊張などにも反応しています。
では、この自律神経の働きは「痛み」とどのように関係しているのでしょうか?
仕事に集中しているときや、人前で緊張しているとき、気がついたら肩に力が入っていた。
そんな経験はありませんか?
ストレスや緊張を感じる状況では、交感神経を含む身体のストレス反応が高まり、心拍や発汗だけではなく、筋肉の活動にも変化が起こることがあります。
例えば、パソコン作業で締め切りに追われているとき。
同じ姿勢が続くことに加えて、無意識のうちに肩をすくめたり、歯を食いしばったりしている方もいらっしゃいます。
こうした筋肉の緊張が長く続けば、首や肩の張りや不快感につながることがあります。
つまり、
ストレス・緊張
↓
身体のストレス反応
↓
筋肉の緊張や身体の変化
↓
痛みや不快感に影響することがある
という関係が考えられます。
ここで注意していただきたいのは、
「ストレスがあるから痛い」
「自律神経が乱れているから痛い」
と、一つの原因だけで説明できるわけではないということです。
前回お伝えしたように、痛みはさまざまな要因が関係して生まれる「体験」です。
自律神経やストレスも、その痛みに影響する可能性がある要素の一つとして考えることが大切です。
ここまで読むと、
「それなら、できるだけリラックスして副交感神経を働かせればいいのでは?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人間の身体はそれほど単純ではありません。
分かりやすい例の一つが片頭痛です。
片頭痛のある方の中には、仕事や試験など緊張が続いている最中ではなく、それが終わってホッとした休日などに頭痛が起こる方がいます。
いわゆる「週末頭痛」と呼ばれることもあります。
つまり、単純に
「交感神経=悪い」
「副交感神経=良い」
と考えることはできません。
交感神経も副交感神経も、私たちが生活していくために必要な働きを持っています。
重要なのはどちらか一方を悪者にすることではなく、私たちの身体が周囲の状況に合わせて絶えず変化しているということです。
そしてもう一つ、自律神経と痛みについて考えるうえで大切なのが、その人を取り巻いている「環境」です。
例えば、
仕事が忙しくなった。
人間関係で悩んでいる。
家族の生活環境が変わった。
睡眠時間が短くなった。
引っ越しをした。
季節や気候が変わった。
私たちは毎日、さまざまな環境の中で生活しています。
しかも困ったことに、自分の努力だけでは簡単に変えられない環境もあります。
そして私たちの身体は、こうした変化に対して毎回ゼロから反応しているわけではありません。
これまで経験してきたことなどをもとに、脳や身体はその状況に適応しようとします。
それまで何とか対応できていた生活でも、仕事、家庭、人間関係、睡眠などの変化がいくつも重なることで、今までと同じようには対応できなくなることがあります。
その結果として、身体の不調や痛みが現れることも考えられます。
だからこそ、
「どこが痛いのか?」
だけでは、その方が抱えている痛みの全体像を理解できないことがあります。
腰が痛ければ腰。
肩が痛ければ肩。
もちろん、痛みが出ている場所の状態を確認することはとても大切です。
しかし今回お伝えしたように、痛みには身体の状態だけでなく、神経系の働きや心理的なストレス、睡眠、日々の活動、生活環境など、さまざまな要素が関係することがあります。
だからこそ私たちは、施術を行う際に「痛い場所」だけを見るのではなく、
「いつから痛くなったのか」
「どのようなときに痛みが強くなるのか」
「逆に、どのようなときには楽なのか」
「痛みが出始めた頃、生活に何か変化はなかったか」
「睡眠は取れているか」
「その痛みによって何に困っているのか」
など、その方の生活背景についてもお話を伺うことを大切にしています。
身体は、その人がこれまで過ごしてきた生活と切り離して考えることはできません。
だからといって、痛みを「気持ちの問題」と考えるわけでもありません。
「身体、神経、心理、生活環境。」
それぞれを別々に見るのではなく、その方の痛みに何が関係している可能性があるのかを一緒に整理していくことが、痛みと向き合う第一歩になると私たちは考えています。
ここまで読んでいただいた方に、ぜひ一度考えていただきたいことがあります。
「自分の痛みは、どんなときに強くなり、どんなときに楽になるだろう?」
ということです。
仕事が忙しい日に強くなるのか。
睡眠不足の翌日に強くなるのか。
長時間同じ姿勢を取ったときなのか。
反対に、身体を動かした日は楽なのか。
休日になると楽になるのか。
こうした変化を振り返ってみることで、これまで「原因が分からない」と感じていた痛みについて、新しい気づきが得られるかもしれません。
もちろん、それだけで痛みの原因を特定できるわけではありません。
しかし、自分の身体がどのような状況で変化するのかを知ることは、ご自身の身体と向き合うための大切な情報になります。
私たちも、患者様とのコミュニケーションを通して身体の状態だけではなく、その背景まで理解することを大切にしながら施術を行っています。
今抱えているお身体のお悩みについて、どんなことでも構いませんのでぜひお聞かせください。
ご相談だけでも受け付けております!
次回も「痛み」をテーマに、さらにもう少し深掘りしてお伝えしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック
ユーカリが丘本院 河田洸輔(柔道整復師)
【参考文献】
・牛田享宏『「痛み」とは何か』
・国際疼痛学会(IASP)『痛みの定義(2020年改訂)』
この度はこのブログをお読みいただきありがとうございます。佐倉市ユーカリが丘のセドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック 柔道整復師の河田です。
これを見てくださっている皆さんは、もしかしたらどこかしら「痛み」を感じたり、お身体の不調でお悩みではないでしょうか?なぜ、人は痛みを感じるのでしょうか。またそれが続くことによるメンタルへの影響も必ずと言っていいほど感じたこともあるのではないでしょうか。「痛み」について理解することで自分の身体に何が起きているのか。これを知ることで今まで悩んでいたご自身のお身体についてより一層向き合えると思います。ぜひ、自分のお身体を守るためにも、少し難しい話にはなるかと思いますが最後までお読みいただけると幸いです。
国際疼痛学会(IASP)では、以下のように痛みを定義しています。
「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た感覚かつ情動の不快な体験(2020年に改訂)」としています。
少し難しい表現ですが、ここで知っておいていただきたいことは「痛み=身体が傷ついている」わけではないという事です。
例えば、転んで膝をぶつけたり、足首を捻ったりした直後に感じる痛みは、身体に起きた異常を知らせ、それ以上の負担から身を守るための大切な役割を持っています。一方で痛みが長く続いている場合には、必ずしも組織の損傷だけで痛みの強さを表しているわけではありません。
痛みは身体から入ってくる情報だけで決まるものではなく、脳や神経系での情報処理、過去の経験、ストレス、不安、睡眠など、さまざまな要因の影響を受ける「体験」なのです。
では、私たちの身体はどのような仕組みで「痛い」と感じるのでしょうか。次に身体で受けた刺激がどのように脳へ伝わり「痛み」と認識するのかを見ていきます。
例えば、料理中に誤って熱い鍋に触れてしまった場面を想像しましょう。皮膚には、身体にとって危険となる可能性のある刺激を感知する『侵害受容器』という仕組みがあります。熱い鍋や圧力などの刺激が加わると、その情報は末梢神経を通って脊髄へ伝えられ、さらに脳へと送られていきます。ここで大事なことは、身体から脳へ「痛み」そのものが運ばれているわけではないということです。
もう少し詳しく、身体から入った情報が脳内でどのように処理されるのかを見てみましょう。
身体に強い刺激が加わると、侵害受容器がその刺激を感知し、末梢神経を通って脊髄へ情報が伝えられます。その情報は脊髄の「後角」と呼ばれる場所を経由して脳へ向かい、まず視床などへ伝えられます。そして、そこから脳のさまざまな領域へ情報が送られます。例えば、一次体性感覚野では「身体のどのあたりで、どのような刺激が起きているのか」といった情報の処理に関わります。一方、前帯状皮質や扁桃体などは、痛みに伴う不快感や感情との関係があり、さらに前頭前皮質は、痛みに対する注意や評価などにも関与しています。このように、身体から入った情報は脳の一か所だけで処理されているわけではありません。複数の脳領域が関わり合うことで、私たちは最終的に「痛い」という体験をしています。
侵害刺激 → 侵害受容器 → 末梢神経 → 脊髄後角 → 視床など → 複数の脳領域 →「痛い」という体験
つまり、「痛み」とは単に「身体のどこかが傷ついている」という物理的な問題だけでなく、身体から送られてきた情報を脳が処理し、感覚や感情、過去の経験などの様々な要素が組み合わさって生じる複雑な体験なのです。
痛みとは、「感覚」と「情動」の両方が関係する、一人ひとり異なる体験です。だからこそ私たちは、施術において「痛みが出ている場所(患部)」だけを見るのではなく、その痛みを抱えている「人」を診ることを大切にしています。「なぜ痛みが出たのか」「その痛みによって、今どんなことに困っているのか」
身体の状態だけでなく、生活やお悩み、言葉にも耳を傾けながら、患者様との共通の理解を深めるためのコミュニケーションを大切にしながら施術を行わせていただきます。
今のあなたのお悩みをどんなことでも構いませんので是非、お聞かせくださいね。ご相談だけでも受け付けております!
次回も「痛み」をテーマにもう少し深掘ってお伝えしていきたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。
セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック ユーカリが丘本院 河田
【参考文献】
・国際疼痛学会(IASP)『痛みの定義(2020年改訂)』
・「東洋医学はなぜ効くのか」著:山本高穂、大野智
・「『痛み』とは何か」著:牛田享宏
こんにちは。セドナ整骨院・鍼灸院ユーカリが丘本院です。
だいぶ暑くなり、冷房を使う機会が増えていると思います。そんな時期に首の痛みを訴える方が増えてきています。今回は首が痛いとお悩みの方に向けて解説ていきたいと思います。参考になれれば幸いです。
朝起きたときに、
– 首が動かしづらい
– 振り向くと痛い
– 首から肩にかけて張っている
– 時間が経つと少し楽になる

「枕が合っていないのかな」「寝違えただけかも」と思われる方も多いですが、実は睡眠中の姿勢だけが原因とは限りません。
今回は、朝起きたときに首が痛くなる理由と、セドナ整骨院が大切にしている考え方についてご紹介します。
首の痛みが朝だけ強い場合、「枕が合わない」と考えられることは少なくありません。
もちろん寝具が影響するケースもありますが、それだけで説明できない方も多くいらっしゃいます。
例えば、
・長時間のデスクワーク
・スマートフォンを見る時間が長い
・首や肩の慢性的なこり
・無意識の食いしばり
・日頃のストレス
こうした要因によって首まわりの筋肉や関節へ負担が蓄積していると、睡眠中も十分に身体を休められず、朝の痛みにつながることがあります。
本来、睡眠は身体を回復させる大切な時間です。
しかし、首や肩が強く緊張した状態では、眠っていても十分に休息できないことがあります。
朝起きたときに痛みが強く、身体を動かしているうちに少し楽になるという方は、首まわりの筋肉や関節が硬くなっている可能性があります。
セドナ整骨院では、「首が痛い」という症状だけではなく、なぜ首へ負担が集中しているのかを確認します。
整体施術では、首だけを施術するのではなく、
・首の関節の動き
・背骨のバランス
・頭蓋骨周囲の状態
・頭頚部全体の緊張
などを総合的に評価します。
気づかないうちに身体のバランスが崩れていると、睡眠中も首へ負担がかかり続けることがあります。
そのため私たちは、身体全体を確認しながら、首が本来スムーズに動き、休息しやすい状態を目指して整体施術を行っています。
朝起きると首が痛い方の中には、睡眠中に歯を食いしばっているケースもみられます。
食いしばりが続くと、側頭筋や首まわりの筋肉が緊張し、朝の首の痛みや頭の重さにつながることがあります。
「朝だけ首がつらい」「頭まで重く感じる」という方は、このような要因も考えられます。
首への負担を減らすためには、
・長時間同じ姿勢を避ける
・ 就寝前に首や肩を軽く動かす
・ スマートフォンを見る時間を減らす
・湯船に浸かって身体を温める
・ 食いしばりを自覚している方は、あご回りの筋肉をほぐしてあげる
といった習慣が役立つ場合があります。
朝起きたときの首の痛みは、枕や寝姿勢だけでなく、日中の生活習慣や首・頭頚部への負担が積み重なって起こることがあります。
「朝になると首が痛い」「何度も同じ症状を繰り返している」という方は、一度ご自身の身体の状態を見直してみませんか。
佐倉市・ユーカリが丘で首の痛みや肩こりにお悩みの方は、セドナ整骨院・鍼灸院へお気軽にご相談ください。
身体全体のバランスや関節の動きを確認しながら、お一人おひとりに合わせた施術をご提案いたします。

こんにちは。セドナ整骨院・鍼灸院ユーカリが丘本院です。
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」
「夜中に何度も目が覚めてしまう」
「朝起きても頭が重く、スッキリしない」
30〜50代の男性は、仕事や家庭で責任が増える年代です。日々のストレスや長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用などによって、知らないうちに頭や首、肩へ負担が蓄積し、睡眠の質が低下している方も少なくありません。
そこでセドナ治療院グループでは、新メニューとして「ドライヘッドセラピー」を導入しました。
「7時間寝ているのに疲れが取れない」
そのような方は、睡眠時間ではなく睡眠の質が低下している可能性があります。
睡眠中、私たちの身体では脳や身体の疲労回復、自律神経の調整などが行われています。しかし、頭や首まわりの緊張が続いていると、身体が十分に休息モードへ切り替わりにくくなり、眠っていても疲労感が残ることがあります。
一般的なドライヘッドスパは、「頭をほぐしてリラックスすること」を目的としているものが多くあります。
一方、セドナ治療院グループのドライヘッドセラピーは、頭蓋骨調整の考え方を取り入れながら、三叉神経領域を中心とした頭頚部へアプローチすることを特徴としています。
三叉神経は顔面の感覚を司るだけでなく、自律神経系とも深く関わる神経の一つです。
そのため私たちは、睡眠の質の低下だけでなく、頭痛やめまい、首・肩の緊張など、自律神経の影響が関係すると考えられる頭頚部の状態も丁寧に評価しながら施術を行います。
睡眠でお悩みの方の中には、無意識の食いしばりや噛みしめによって、頭部や側頭筋が強く緊張しているケースが少なくありません。
このような緊張が続くと、頭が重く感じたり、首や肩への負担が増えたりすることがあります。
ドライヘッドセラピーでは、頭部や側頭部、首まわりの緊張を丁寧に確認しながら施術を行います。
・ 夜中に何度も目が覚める
・朝起きても疲れが抜けない
・睡眠の質を改善したい
・頭が重く、スッキリしない
・ 頭痛や首・肩のコリに悩んでいる
・パソコンやスマートフォンを使う時間が長い
・ 日頃からストレスを感じることが多い
新メニュー導入を記念して、期間限定キャンペーンを実施しています。
通常価格 6,600円(税込)
→ キャンペーン価格 4,400円(税込)
初めての方にも受けていただきやすい特別価格となっています。
睡眠の質の低下は、単に「寝不足」だけが原因とは限りません。
頭部や首の緊張、身体全体のバランス、自律神経の働きなど、さまざまな要因が関係していることがあります。
セドナ治療院グループでは、症状だけを見るのではなく、頭蓋骨や頭頚部、身体全体の状態を確認しながら、身体が本来持つ休息しやすい状態を目指して施術を行っています。
「最近ぐっすり眠れていない」
「朝から疲れが残る日が増えた」
そんな方は、ご自身の身体を見直すきっかけとして、ぜひ一度セドナ治療院グループのドライヘッドセラピーをご体感ください。