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2021 1月の記事一覧

自律神経のお話

2021.01.14 | Category: アロマトリートメント,セドナ整骨院,整体,未分類,自律神経失調症,鍼灸

皆さん、こんにちは。

一月に入り寒さも一段と増していますがいかがお過ごしでしょうか?寒い日が続いている冬は特に自律神経が乱れやすい時期でもあります。この記事を読んで自律神経とはどのようなものなのか少しでも知って頂けるとどのように対策していけば良いのかという所に繋がりますのでぜひ、最後までお読みください!!

今年一年は新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、振り回された一年だったのではないでしょうか?“外出できなくなり運動する機会が減った”、“テレワークの普及で首や肩がこりやすくなった”など…。さまざまなストレスを受けやすくなった今の世の中だと思います。実際にも、自律神経症状でお悩みの患者様も当院では増えました。自律神経について知っていただき、皆さまの健康のサポートとして、お役に立てれば幸いです。

それでは、まずよく聞く【自律神経】とは何か?「原因がよくわからないけどなんだか身体がだるい…」「ストレスが溜まってくると身体に不調が起こる」など想像するのではないでしょうか?ざっくりとそのようなイメージを持っている人は多いと思います。自律神経について、次に説明していきます。

◎自律神経について知る!

【自律神経とは】

私たちの身体は、外部の環境に適応するために、体温や血圧を一定に維持することで心臓を休みなく動かしながら生命活動を続けています。ですから、眠っていてもこれらの活動は維持して続けていられるのです。私たちがこういった活動が出来ていられるのは体に「ホメオスターシス」(生体の恒常性を維持する機能)という力が働いているからです。この、ホメオスターシスを維持するために、全身のコントロールを行っているのが「自律神経」です。自律神経とは、人間の意思とはかかわりなく活動するために「植物神経」ともいわれています。意思によって動かすことのできる「動物神経」といわれ区別されています。

自律神経には、交感神経副交感神経という2つの神経が存在し、これらの神経がバランスよく働いてくれることによって私たちは健康を保つことが出来るのです。

交感神経は、「活動する神経」といわれ、脳や身体を活発に動かすことや、緊張したりするときに優位に働きます。

副交感神経は、「休む神経」といわれ、脳や身体を休めたり、内臓を動かしたり、病気やお怪我を治したりするときに優位に働きます。身体をスムーズに働かせるために、この2つの神経はお互いにバランスを取り合っているということになります。一般的に私たちは朝に起きて夜に眠りますよね。主に起きているときには交感神経が優位に働き、眠っているときには副交感神経が優位に働きます。皆さん、風邪をひいたときはとにかくたくさん寝て治していませんでしたか?実はこれにも明確な理由があって、これは眠ることで副交感神経がたくさん働くからなのです。なお、副交感神経は消化器系の活動や消化液の分泌をコントロールしているので、緊張により交感神経が優位になりすぎ、副交感神経が抑えられると「食事ものどを通らない」といった状態になります。

この交感神経と副交感神経のはたらきのバランスが崩れることによって自律神経のリズムが乱れ、いわゆる「自律神経失調症」と呼ばれるものになってしまうのです。健康で元気な人というのは、この交感神経も副交感神経もよくはたらいている人なのです。

【交感神経・副交感神経のはたらき】

では続いて、交感神経と副交感神経がそれぞれ体の中でどのようにはたらいているのか見ていきましょう。

 交感神経副交感神経
精神活動促進・活発休息
瞳孔拡大する縮小する
皮膚発汗・鳥肌をたてる乾燥する
呼吸激しくなる緩やかになる
心筋・心拍数・血圧収縮・増加・上昇弛緩・現象・下降
消化器・消化液の分泌抑制する促進する
膀胱尿をためる排尿する
生殖器射精・子宮の収縮、排卵の促進勃起・子宮の弛緩
ホルモン分泌促進する安定する
血糖・血中脂質上昇する安定する

以上のように、各臓器が反対のはたらきをすることでお互いにリズムを取り合っているのです。

【感情の変化と自律神経のはたらき】

  • 交感神経が過度に興奮する場合:突然の恐怖、驚き、激しい怒り
  • 交感神経と副交感神経がバランスよくはたらく場合:平安、安心
  • 交感神経と副交感神経の両方がバラバラに興奮する場合:緊張、持続的な不安、怒り、興奮
  • 交感神経と副交感神経の両方のはたらきが抑制される場合:失望、抑うつ、悲哀、憂愁、疲弊状態

といった状態になります。すこしの表情による違いからも自律神経がどのようなバランスなのかおおよそ分かるということになります。

【自律神経と脳の関係】

[自律神経に作用する大脳の働きについて]

自律神経と脳は密接に関係しています。まずは脳の構造を見ていきましょう。内側から、視床下部・大脳辺縁系・大脳皮質という構造になっています。

自律神経の中枢は、視床下部にあたります。脳の役割について解説していきますと、人間の高度な精神活動はいちばん外側にある大脳皮質が行なっています。

その下の大脳辺縁系は、感情(喜怒哀楽)、食欲、性欲、睡眠欲、集団欲(同種の仲間と集団を作りたいと思う欲求)など、動物として欠かせない本能的な欲求を生み出すところになります。

大脳辺縁系で出された欲求は、視床下部から自律神経に伝達し、最終的には循環器や消火器、呼吸器などに到達します。

[欲求を抑えられると自律神経のリズムが狂う]

ヒトは大脳皮質のはたらきによって、物事を考えたり、感動したり、記憶を蓄積して将来に起こることに備えたりすることが可能です。これらの能力は、他の動物にはありませんが、同時に、自分の本能的な欲求まで制御することになってしまいます。そして、「眠りたい」、「食べたい」、「愛し合いたい」などの本能的な欲求や、喜怒哀楽の感情を押さえ込んでいるうちに、大脳皮質と大脳辺縁系、視床下部のあいだのコミュニケーションが乱されます。結果として、本来であれば充分にはたらくはずだった自律神経のリズムが乱されることになるのです。

[ストレスによる臓器への影響とは?]

条件反射を作りやすい臓器は、ストレスによる影響を受けやすいとされています。

「条件反射」に関する話で、ロシアのパブロフの犬の実験は聞いたことがありますか?これは、食事の時間になると、いつもベルの音を聞かされていた犬は、その音を聴いただけでご飯の時間だと認識しヨダレを垂らす、というものです。

この反射は、大脳皮質でつくられるのです。大脳皮質でも、食欲に反応する部位と、音に反応する部位はそれぞれ別のところに存在します、しかし、同時に2つの部位に刺激をあたえていると、それぞれが反応しあって、音を聴いただけで食事の中枢も刺激を受けるようになります。例えば、飛行機事故のニュースを見た人が、飛行機に乗ることを考えただけで心臓がどきどきしたり心臓神経症を起こしたりするケースが見られますが、それもこの「条件反射」の1つになります。

特に、心臓の鼓動や官官の拡張・収縮、消化器系の運動、呼吸のリズムなどは条件反射の結果形成されやすい身体の反応です。不安なことがあるときに心臓がどきどきしたり、呼吸が急に激しくなる、胃が痛くなったり便秘や下痢になったりするのは、大脳皮質が介した条件反射がはたらいているからなのです。

[慢性的なストレスを感じやすい性格]

慢性的なストレスを感じている人の性格には共通点があります。“とても几帳面”、“とても神経質”、“無理をしてしまう、“”自己犠牲心が強い”、“完全欲を持っている(完璧主義)”、などの特性があります。

反対に、ストレスをあまり感じることの少ない人には、“他人の評価があまり気にならない”、“あまり悩まない”、“自由に感情表現することができる”といった特性がみられます。

■現代社会はたくさんのストレスがあふれている!?

健康を損ねてしまう一番の原因として、昔は外傷や感染症などの外的な要因によるものが中心とされてきました。ところが、高度成長期からバブル崩壊を経て世の中が合理化・スピード化されることによって、外的な要因よりも内的な要因が重要視されるようになり、「心理的ストレス」が大きく関係しているとして、注目されるようになったのです。事実、大学病院の内科を受診する患者さんの約40パーセントはストレスがからんでいる身体の病気(心身症)とみられています。

複雑かつスピード化されている現代社会は、朝早く起きて、夜になったら寝るという、本来の生活サイクルに合わせて動くことが困難になっています。不況による倒産、対人関係のトラブルなど多くのストレスにさらされ、交感神経ばかりが絶えず緊張していなければならない状況に置かれています。このように副交感神経の出番が少なく、交感神経ばかりが優位にはたらくと身体のあらゆるところに不調が出始めてきます。

■なぜ自律神経失調症になるのか?

◎自律神経失調症とは?

自律神経失調症とは、特定の疾患名を指すものではなく、交感神経と副交感神経のバランスがさまざまな原因により崩れてしまった状態を意味するものとなります。自律神経はいろいろな要因が重なってバランスが崩れ、乱れてしまいます。その原因をいくつか上げていきます。

自律神経の乱れの原因となる「ストレス」

「ストレス」という言葉自体、もともとは機械工学の用語で使われていたものであり、「物体のゆがんだ状態」を意味します。ボールに圧をかけるとそのボールは歪みが生じます。そのように、ストレスとは外からの刺激により心や身体がゆがんだ状態のことをいいます。

ストレスが続くと人間の身体はどのように反応するのでしょうか?ボールに圧をかけると反発力が加わり、跳ね返そうとするように、人間の身体もストレスに対して抵抗をしますが、このような時期に「肩こり」「筋肉痛」「眼精疲労」「手足の冷え」「めまい・立ちくらみ」などのストレスの初期症状が起こります。

さらに圧が加わるとボールはへこみますが、空気圧によってかろうじて持ちこたえます。しかし、さらに持続的な圧力が加わるとそのボールはへこんだまま、弾力性がすべて損なわれます。こうなった時の人間の身体は、「疲れやすい」「疲れが取れない」「眠れない」「腹痛・下痢・便秘」「イライラしやすい」などといった。日常生活に支障をきたす症状があらわれてきます。

◎ストレスの分類

ストレスは皆同じように感じるのではなく、人によって感じ方が違うのです。それは、ある人にとっては悪いストレスだとしても別の人にとってはそれが良いストレスになることがあります。それにその人には50ぐらいに感じるストレスは別の人は200にも感じてしまうこともあるのです。ストレスには大きく分けて3つの時期があります。(ハンス・セリエの学説より)

  • 警告反応期(アラーム)

 ストレスに対しての防御反応としてカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)、副腎皮質ホルモンが分泌される時期

  • 抵抗期(レジスタンス)

 ストレスに対して、かろうじてバランスを保っている時期

  • 疲憊期(イグゾースト)

 適応状態を維持することが困難になり、ボロボロになった状態

◎ストレスの種類

精神的ストレス:人間関係、仕事や責任に対する負担、不安など

身体的ストレス:身体の歪み、ケガや病気、睡眠不足、不規則な生活など

科学的ストレス:薬、化学物質、辛い・甘い食べ物など

環境的ストレス:温度、湿度、気圧など

これら4つのストレスが、自律神経の乱れを引き起こし身体への不調がおこってしまうのです。

■自律神経失調が引き起こす「カラダの異常」とは?

ストレスによって自律神経のリズムに変調をきたすことで起こる「自律神経失調症」になると、身体のあらゆるところに不調が起こることは上記でお伝えしました。ではどのような症状が起こるのでしょうか?

【各臓器に起こる自律神経失調症】

全身微熱、だるさ、倦怠感、不眠
神経片頭痛、筋緊張性頭痛、めまい、立ちくらみ、乗り物酔い
眼精疲労、まぶたのけいれん、目の乾燥(ドライアイ)
耳閉、耳鳴り
のどのどの異物感
循環器高血圧、低血圧、レイノー病(手や足の冷感、蒼白)、不整脈、頻脈、胸痛
呼吸器過換気症候群(息を吸う量が多すぎて呼吸が苦しい)
皮膚多汗、円形脱毛症、かゆみ、じんましん
筋肉肩こり、腰痛、筋肉痛
手が震えて文字がうまく書けない
消化器慢性胃炎、過敏性腸症候群、おなかの張り、神経性嘔吐、食欲不振、過食
泌尿器神経性頻尿、尿失禁、残尿感
生殖器月経前の不調、月経痛、産後のうつ、更年期障害、性機能不全

頭痛がすると思うと、おなかの調子も悪い、夜になると眠れない、身体全体がだるい、など、自律神経失調になるといくつもの症状を抱えます。これは、自律神経が全身にくまなく張り巡らされているため、1部分が不調をきたすと一見関連性のないほかの臓器にも影響が出てくるのです。

当院の患者様でも、「身体がだるい」というお悩みでご来院される人も非常におおく見られます。「だるい」「すっきりしない」「やる気が出ない」などの症状が、少しの睡眠や休暇ぐらいでは改善できないぐらい日常生活に支障をきたしていることがあります。しかし人間は、今現在抱えている全てのストレスをすべての症状として受けてしまうと潰れてしまいます。心や体に溜まったストレスを知性で押さえ込んでいるうちにやがて、身体の疲れや痛みの感覚を無くしたり、ストレスをストレスと感じなくなることがあります。よって、心や体の変化に無自覚になっていることもあるのです。

■当院で行う自律神経症状に対するアプローチ

当院ではまず、緊張した心と身体を緩めてあげるため、マッサージや温熱を行います。長い時間、精神的・肉体的な緊張が続くと全身の筋肉はとても強く凝り固まってしまいます。それにより、頭痛や肩こり、腰痛として現れ、やがてめまいや立ちくらみの原因になります。低周波や赤外線を使った電気療法、温熱療法や全身のマッサージ、東洋医学の陰陽五行説オイルトリートメントなど、様々な方法でアプローチします。体を温めたり、マッサージをすることによって、筋肉の緊張や精神の緊張がほぐれていくことで、頑固な疲労や不眠、イライラ、情緒の不安定などが改善されます。そして、肉体的ストレスとなる全身の歪み等にたいしてはカイロプラクティックに自律神経機能を促進させる自律神経療法(頭蓋骨仙骨療法、内臓調整)などにより、全身の骨格をきれいに整え、神経伝達を改善させ、身体の治癒力を上げていきます。また、東洋医学の自律神経鍼灸治療は髪の毛ほどの細い鍼を用いて経穴に打っていき、自律神経の機能を回復させます。

当院のスタッフは、解剖学・生理学からみた脳と自律神経のはたらきやしくみ、うつや自律神経失調症で身体や脳で何が起こっているのかを徹底して学んでいます。セドナでは、患者様の、「症状が改善した先にある願望」に寄り添い、丁寧なカウンセリングや、つらさの本当の原因を探し、最適なプランを提案させて頂きます。

どこへ行っても良くならない、つらい症状を長年抱えている方、ぜひ当院にご相談ください!!

腰痛のお話②

2021.01.03 | Category: 整体,鍼灸

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
とうとう2021年になりました。
皆様昨年はコロナ禍で大変な中、本当にありがとうございました。
今年も私たちセドナ整骨院を宜しくお願い致します。

新年1発目のブログ、
今回はこの時期とても多い、腰痛についてお話しします。

・重いものを持ち上げた時、ピキッと腰を痛めた
・くしゃみをした時に痛みが出た
・顔を洗う時に前かがみの時に痛めた
・車から降りる時に痛めた
・ゴルフやバレー、テニスなどスポーツで痛めた
・昔ぎっくり腰をしてから、慢性的に腰を痛めた

このように様々なシーンで日常的にも腰痛は起こります。
みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

腰痛の原因を理解するためには、まずは腰の理解を深めることが必要です。

腰は腰椎、椎間板、脊椎と半月板周辺の靭帯、脊髄と神経、そして筋肉で構成されています。
腰椎は椎骨の1種で全部で5つあり、脊髄を外部から守る目的と同時に、椎骨の動き(可動)をサポートしています。腰椎は椎骨の中で最も大きく、大部分の上半身の体重を支えています。腰椎は頸椎よりは劣るものの、胸椎以上の可動を有しており、腰椎の椎間関節は大きな屈曲・伸展を行なっていますが、回旋に対してはしっかりと制限しています。
ゴルフやテニスなど回旋を行う競技では、腰椎の回旋制限があるにもかかわらず、胸椎や股関節の可動域制限により腰で体の回旋動作を無理やり行う事で腰痛を引き起こしてしまうことがあります。

次に腰にある筋肉を紹介します
屈曲動作では
腹直筋、大腰筋
伸展動作では
脊柱起立筋、多裂筋、半棘筋
側屈動作では
腸肋筋、最長筋、多裂筋、腹斜筋(内・外)
回旋動作では
回旋筋、多裂筋、最長筋、腸肋筋

このように様々な筋肉が腰にあり、腰の動作を行なっています。
これらの筋肉が疲労し小さな損傷を起こす事で、筋肉は次第に弱くなっていきます。
その結果脊椎を正しい位置に保つことが難しくなり、腰痛を引き起こしてしまうのが、筋・筋膜性腰痛症と呼ばれるものになります。
筋・筋膜性腰痛症の原因の多くは、スポーツや力仕事などでの腰への繰り返しのストレスによるもので起こります。必要以上に負荷を腰に与える事で、腰周囲の筋肉疲労、損傷を引き起こします。
また、腰痛を引き起こす疾患は沢山あります。
脊椎(背骨)に問題がある場合
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・脊椎圧迫骨折
・腰椎分離症

・可能性脊椎炎、化膿性椎間板炎
・転移性脊椎腫瘍
これらが挙げられます。

これらは後ほど説明していきます。

また、脊椎以外の疾患による腰痛では

・尿管結石
腎臓内で石ができ、何かしらの原因で石が尿管の狭いところに引っかかった時に激しい痛みを起こします。その際それが腰痛として出てくることがあります。発作的に症状をきたすことがあり、発作が治ると痛みが消失するのが特徴的です。
症状として背中や脇腹、下腹部に突然の激痛、吐き気や嘔吐、血尿、尿路に感染をきたした場合発熱、頻尿、排尿時痛などが挙げられます。
・膵炎
急性膵炎は激しい痛みがあります。そして命に関わることもあります。
症状としては上腹部や背部痛、嘔吐、発熱、症状の悪化すると意識障害やショック状態など重症化することもあり、十分気をつけなければならない疾患です。
・子宮筋腫、子宮内膜症
背中が痛い、腰が痛い、お腹が痛いと受診されることが多く、他にも貧血や月経痛、頻尿や便秘などの症状も現れます。症状の強さは子宮筋腫の大きさや部位、個数によって異なります。
・腰部大動脈解離
大動脈は血管が心臓から足の方に行くまでの途中にある大きな動脈ですが、その動脈が硬化し、硬化した血管壁が剥がれた状態です。これも急激に痛みを引き起こします。腰痛でもあまりにも痛みが強い時は頭に入れておかなければなりません。展開が早く、血圧低下、意識レベルが下がるなど注意が必要です。
・帯状疱疹
帯状疱疹は腰に限らず、神経があるところにはどこでも起こります。
顔であれば三叉神経痛と呼ばれ、坐骨神経、肋間神経にも起こることがあります。
帯状疱疹はウイルス性疾患です。自己免疫が落ちていることにかかりやすく、疲労やストレスがたまっていたり、寝不足や不眠などでも発生するリスクが高まります。

では先程挙げた脊椎に問題がある疾患のお話をします。

腰椎椎間板ヘルニア
みなさんもよく聞いたことのある疾患ではないでしょうか?
来院された患者様で整形外科でヘルニアと診断されたという方も少なくありません。
実際、ヘルニアとはどのようなことが起きているのでしょうか?
腰椎とは5つの椎骨からなり、1番下の第五腰椎は骨盤骨の仙骨と関節を作っています。
腰椎は上半身の重さなどでかかる負担が非常に大きいため、形としては最も幅広く大きな形をしています。
上下の椎骨の間には椎間板と言って、脊椎にかかる負担を和らげるクッションの役割を持つものがあります。
中心はゼリー状の髄核があり、その周囲は繊維性の繊維輪で層状に覆われています。
腰椎椎間板ヘルニアとはこの椎間板が負荷により、水分が減って変性し、髄核が飛び出て神経を圧迫し症状を引き起こしてしまうのです。イメージとしては、肉まんが椎間板だとしたら中の餡が髄核で、潰された肉まんの餡が飛び出たような感じがヘルニアです。
はみ出すことをherniationと言います。ヘルニアが起き、はみ出した髄核が左右どちらかの枝を圧迫していると左右片方だけ症状が出るということもあります。
神経が圧迫すると炎症を起こし、さらに腫れて圧迫が強くなるという悪循環になります。
椎間板ヘルニアは、はみ出した髄核が神経を圧迫し症状を引き起こしますが、実は時間が経てばはみ出した髄核がだんだんと萎んで、小さくなっていきます。これには、はみ出した髄核部にストレスが加わらないように上手く体を使うことで手術をしなくても、椎間板ヘルニアと上手く付き合っていくことが可能です。
もちろん、膀胱直腸障害や麻痺など症状が酷くどうにもならない場合手術が必要になる場合もあります。
だからこそ、そうなる前に体を整えていく必要があるのです。

脊柱管狭窄症
脊柱管とは腰椎の後ろにある靭帯に挟まれたスペースで脊髄が通ります。加齢や労働などの影響で変性した椎間板や、変形した背骨や黄色靭帯により脊柱管を狭窄し、神経を圧迫し血流の低下が起こり症状を引き起こします。

中高年に多く、体を反らすことで脊柱管が狭くなり症状の悪化が見られます。また、間欠性跛行といい一定の時間を歩いているとお尻から足の痛みや痺れが起き歩けなくなり、少し休むと歩けるようになる症状が見られます。
脊柱管狭窄症は、狭窄部の影響で血流がかなり悪く、普段腰痛がなくても立っている時間や歩いている時間が長くなると血流が追いつかなくなってきて腰や足が痛くなってきます。

脊椎圧迫骨折
圧迫骨折は腰椎だけではなく、胸椎でも起こり得ます。高齢者の腰椎圧迫骨折は胸腰椎移行椎に多く起こり、骨折直後は痛みが強く出ます。人によっては歩ける、歩けないがあったり我慢できず入院される方もいらっしゃいます。病院では多くの場合、コルセットを処方されます。尻餅をついたり、ちょっとつまずいたり、転びそうになっただけでも圧迫骨折は起こり非常に弱い衝撃でも起こり得ます。昔「いつの間にか骨折」などという表現があったように、微力な外力でも
起こるのが圧迫骨折です。軽微なものはレントゲンでもわかりずらく、見落とされてしまうこともあります。
そして知らず知らずのうちに背中が大きく曲がってきて歩くのが困難になってきてしまうのも、圧迫骨折を繰り返しているからです。
骨粗鬆症が引き起こす原因にあり、男性も女性も年齢を重ねると骨は弱くなっていきます。骨密度は男性は緩やかに低下するのに対し、女性は閉経後の女性ホルモンの低下により骨密度が男性よりも急激に下がります。
よって脊椎の圧迫骨折は女性に圧倒的に多く、いかに骨粗鬆症を防ぐのかにかかってきます。


腰椎分離症
腰椎分離症とは10歳代にほとんどが発生し、その多くは過度の運動負荷による疲労骨折とかんがえられています。腰椎の後方にある椎弓(ついきゅう)が分離し、腰をそらしたり、ジャンプの着地などの動作で負荷が加わり、その動作を繰り返すことで骨折を引き起こします。
腰をそらしたりした際に痛みを感じ、スポーツ中に腰痛を感じます。痛みがあるのに我慢してスポーツを行なっていると、症状が悪化し偽関節(ぎかんせつ)となってしまいます。
ですので、腰椎分離症に関しては、運動の停止もしくは運動量調整、適切な治療、そして再発防止のための運動指導が必要になってきます。
運動指導の時に1番重要なのが、腰椎への負担を軽減させるために背骨のしなやかさを出していくことになります。これには骨盤の動きも関係するため、専門的な知識が必要になります。
腰椎分離症では若年層の腰痛であり、悪化させれば将来やりたくてもスポーツができなくなってしまう恐れがあります。私も今まで多くの患者様を見させてただきましたが、幼少期のころ分離症と診断され適切な処置を行わなかったせいで、スポーツを諦めてしまった方や、当院に来るまで適切な処置を行わなかったために諦めてしまったという子供を目の前で見たこともあります。
そういったことを少しでも減らすことが私の治療家としての使命でもあると思っています。
もしこのブログを読んでいる方で、腰痛で困っている小中高生の患者様はぜひ一度私たちにご相談ください。

上記で説明した、脊椎に問題がある腰痛に関しては脊椎の動きが重要になります。
脊椎は横から見るとS字カーブ状になっており、上半身の重さや腰にかかる負荷を脊椎全体で分散させています。脊椎全体でしなる、曲がる、反らす動きが必要です。
また、股関節の動きも重要で股関節はいわばサスペンションです。腰の負荷を股関節が逃しています。
長時間のデスクワークにより、臀部(お尻)の筋肉が疲労し、筋肉が緊張し股関節の可動域を制限してしまいますので、腰痛持ちの方はセルフケアとして臀部のストレッチなどをお勧めしています。


では日常的に腰痛を防ぐにはどのようにしたらいいでしょうか?
腰痛で多く言われるのは次の動作時です。

・長時間のデスクワーク
座り方に注意。椅子に深く座っての作業は腰に負担がかかります。浅く座る、椅子を高くするなどの工夫を行い、長時間同じ姿勢に気をつける。合間合間に臀部のストレッチやトイレなどになった時に屈伸などをしておくと疲労で筋緊張を防ぐことが可能です。

・床のものを拾う
床のゴミなどを拾う時は膝を床について、拾って立ち上がると腰への負担を減らせます。重いものなどをそのまま取ろうとすると腰で持ち上げてしまうので、重いものを持つ際は必ず膝をつき、足の力で荷物を持ち上げるとぎっくり腰も予防できます。


・草むしりや掃除

中腰やしゃがみこみの姿勢に注意。長時間の作業は避けて、休憩をこまめに取る、腿や股関節、背中のストレッチをこまめに行うことをお勧めします。

・運動中
運動前後のストレッチ指導、運動動作の改善を行います。
どの動作で痛みが出るのかを把握する事で、問題動作を理解し、動作改善を行なっていきます。
運動に関しては各競技特性や、機能解剖や運動学などの専門的な知識を必要とし、当院ではその指導も行っております。

腰痛に対して当院での施術
温熱療法
赤外線治療器を使用し腰痛で固まってしまった腰~背中、臀部の筋肉を温めることにより、筋肉の緊張をとり、血流を改善し老廃物や痛みの発痛物質を除去していく療法です。
電気療法
腰痛により、負担がかり筋緊張が強くなってしまった筋肉へ低周波刺激により、筋緊張を和らげ血流を改善し、柔軟性の向上を目的に行います。腰痛の炎症部位炎症を抑え、痛みの軽減も行います。

マニュピレーション
マッサージ的な施術で腰を含め、全身の筋肉の状態を確認しながら筋緊張を和らげていきます。
その際、どこの筋緊張が強いのか確認することで患者様のお身体の癖を見ていきます。
整体治療
整体はカイロプラクティックという主義により、骨盤や背骨、手足など体全体の骨格の歪みやズレの矯正と筋肉の調整をします。整体によって身体のバランスを正常にすることで、本来もっている身体機能を取り戻して腰が痛む原因を根本的に治します。また、身体ののバランスを取り戻すことで、本来の動きを取り戻し、腰への負担を軽減させ、再発予防をすることが可能です。
鍼灸治療
鍼治療では、固まってしまった筋繊維に皮膚を貫いて直接アプローチすることで痛みの原因となっている筋肉を緩めたり、発痛物質の除去や神経の圧迫の改善を行います。また、鍼を刺す事で身体の自己免疫機能を高め、副交感神経が高まり、自己回復能力を高めることが可能になります。
また、お灸では皮膚の上から熱刺激を加えることで毛細血管を拡張させ、発痛物質の除去、痛みを出している神経の興奮を沈静化させて疼痛の緩和を行うことが可能です。
メディセル筋膜療法
メディセル筋膜療法では、特殊なヘッドを使用し、皮膚の上から吸引を行うことで、痛みの原因となっている筋膜の癒着を剥がすことが可能です。
筋肉には表面に筋膜という膜があり、筋肉が疲労することで筋繊維が肥大し、筋肉と筋膜の間が癒着を起こします。筋肉内の内圧が高まることで、筋肉内の血管や神経が圧迫され疼痛物質が溜まり痛みを引き起こします。
このメディセル筋膜療法ではこの筋膜を引っ張り剥がすことで筋肉の緊張を緩和させ、血流を良くし痛みを取り除きます。
オイルトリートメント
オイルマッサージで筋肉の緊張を取り除くのはもちろん、当院の「メディカルハーブ療法」では東洋医学的観点と皮膚から植物の精油を摂取することで様々な症状を改善することが可能です。
腰痛の筋緊張を取り除く場合、「木」のオイルを使用することが多いです。
木は「肝」の臓器で、筋肉の症状を引き起こします。
ラベンダーやージュニパーといった精油がブレンドされており、これらの精油は炎症を抑えたり、老廃物を排出させる、副交感神経を高めるといった効果が期待できます。
アロマテラピーも漢方薬と同じく「病気そのものにこだわらず、体質を改善することによって健康に導く」という考え方に基づいています。

運動療法
当院で治療を行ったとしても、それ以外の時に腰への負荷を与え続けていたらまた再発をしてしまいます。
ですので、ご自宅でできるセルフケアなども当院では指導を行っております。
ストレッチやトレーニングなど、患者様の生活スタイルに合わせて運動療法を処方します。
また、スポーツを行っている方に関してはスポーツ時の動作改善のお手伝いも行っております。

いかがでしたでしょうか?
腰痛はみなさんの身近な症状で、日本人が訴える症状の第1位とまさに国民病と言われる疾患です。
最近ではテレビの健康番組でも腰痛を取り上げることが多く、当院に来院される患者様もテレビで見たんですけど、、、とご相談を頂くことが多いです。
正しい知識得て、自分が何故腰痛を引き起こしているのかを理解しなければ、良くなるものも良くなりません。腰痛でも様々な原因があり、一概にヘルニアだけではないのです。
大切なお身体だからこそ、腰痛をそのままにしないで是非私たちに1度ご相談ください。
その時は全力であなたのお身体をサポートさせていただきます!

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