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2025 8月の記事一覧
こんにちは、セドナ整骨院です!
「寝ているときに足がつって激痛で目が覚めた……」
「最近こむら返りが増えてきた」
こういったお声を、患者様からよくいただきます。
特に夏場は、こむら返りのご相談が増える時期です。ふくらはぎが突然つって動けなくなるあの強烈な痛み、不安ですよね。
今回はこの「こむら返り」について、東洋医学の視点から原因とケア方法をご紹介いたします。
こむら返りとは、ふくらはぎ(腓腹筋)が突然痙攣(けいれん)し、激しい痛みを伴う状態のことを指します。特に就寝中や明け方、あるいは運動中に起こりやすいのが特徴です。
整形外科的には筋疲労やミネラル不足、血行不良などが原因とされますが、東洋医学ではまた異なる視点から、その背景を捉えています。
東洋医学では、こむら返りは「肝(かん)」・「腎(じん)」・「血(けつ)」・「気(き)」などの不足や巡りの乱れが関係すると考えられています。
●肝と筋の関係
五臓の「肝」は、筋や腱と深く関係します。肝の働きが弱まると、筋肉に柔軟性がなくなり、けいれんを起こしやすくなります。肝はまた「血を蔵する」とされ、血の不足(血虚)も筋肉の養分不足につながります。
●腎と足の関係
「腎」は生命力や水分代謝、下半身の冷えに関係しています。腎が弱ると、足腰の力が不足し、こむら返りが起きやすくなります。特に高齢の方は腎の働きが自然に弱くなるため、夜間のこむら返りが頻発しやすいのです。
●血虚(けっきょ)・津液不足
東洋医学では、筋肉が正常に働くには「血」と「津液(水分)」の十分な供給が必要とされます。これらが不足すると、筋がうまく潤わず、つりやすくなります。
夏場は汗をかきやすく、体内の「気(き)」「血(けつ)」「津液(しんえき)」が消耗されやすい季節です。
特に以下のような生活習慣はこむら返りのリスクを高めます。
このような状態では、血流が悪くなり、筋肉に必要な栄養が届かず、つりやすくなるのです。
当院では、東洋医学の理論をもとに、それぞれの患者様の体質や状態に合わせて施術を行っています。
① 鍼灸施術
・承山(しょうざん)・承筋(しょうきん)・委中(いちゅう):ふくらはぎのけいれん緩和、血流促進
・足三里(あしさんり)・三陰交(さんいんこう)・太渓(たいけい):胃腸・腎の強化、血と津液の補充
・肝兪(かんゆ)・腎兪(じんゆ):肝腎を補い、筋肉の栄養を改善
鍼灸は、気血の巡りを整え、筋の柔軟性を高めます。
② 手技療法・ストレッチ
また、日常的に取り入れやすいストレッチ方法もご指導しています。ふくらはぎの筋肉は、日中に疲労を蓄積しているため、寝る前の軽いストレッチは効果的です。
●こまめな水分・電解質の補給
水だけでなく、適度な塩分やミネラルの補給が重要です。麦茶や経口補水液などもおすすめです。
●体を冷やしすぎない
特に下半身の冷えは大敵です。冷房は直接足に当てないようにし、寝るときはレッグウォーマーや布団を工夫してみてください。
●お風呂に浸かる
シャワーだけでなく、湯船にしっかり浸かることで血行が改善され、筋肉の柔軟性も高まります。
●栄養バランスの良い食事
特に東洋医学で「血」を養うとされる、黒ごま、ほうれん草、レバー、プルーン、なつめなどを意識的に取り入れると良いでしょう。
こむら返りは単なる筋肉のトラブルではなく、体内のバランスが乱れているサインでもあります。特に夏場は気や血、津液が不足しやすく、それが筋肉のトラブルとして現れることが多くあります。
「最近足がよくつるな……」と感じたら、ぜひ早めのケアをおすすめいたします。慢性的な症状になる前に、東洋医学の力で整えていきましょう。
セドナ整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた施術で、健康な毎日をサポートしております。ご相談だけでもお気軽にどうぞ!