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こんにちは!セドナ整骨院の清田です。
皆さんの中には、「特に身体の不調を感じていなければ、鍼灸治療を受ける必要はないのか?」という疑問を持つ方がいるかもしれません。
東洋医学には「未病治(みびょうち)」という考え方があります。
これは病気になってしまってから治療をするのではなく「未病(病気にはまだなっていないけれどなんとなく不調、という体の状態)」、すなわちまだ病気の症状が現れる前に身体の変化を察知し、治療しようという考え方です。
東洋医学では古来よりこの「未病」の状態で治療し、病を発症させないのが一番の名医であるとされてきました。
自分ではどこも悪くないと思っていても、実は身体に何らかの好ましくない変化が起こりつつある、ということもあります。
そのまま放置していれば体のバランスは崩れ、病気になっていってしまうかもしれません。
そのような状態のときに、鍼や灸をやってみると、血流改善などの鍼灸の効果により、体のバランスを整えることができます。
鍼灸治療はその変化を、脈を診る・お腹の状態を診るなどのさまざまな方法で察知し、治療をしていきます。
そのような鍼灸治療の特徴から、体調維持・管理のために定期的に鍼灸治療を受けている方も沢山います。
実際に、「特に体に症状がなくても定期的に鍼灸治療院に来院する」という患者さんも多くいらっしゃいます。
健康管理、あるいは病気の予防を目的としている患者さんも多くいらっしゃいます。
自分では気が付かないようなちょっとした身体の変化を、いつも身体を診ている鍼灸師が気づくこともあります。
また、例えば肩が凝って非常に硬くなっていても、その状態に慣れてしまっているために自分自身は凝りを感じていないといった患者さんもいらっしゃいます。
そのような患者さんは、鍼灸治療によって凝りがとれて初めて、自分の肩が凝っていたことに気付いたりするのです。
自分では特に身体の不調がないと思っていても、ぜひ鍼灸治療を受けてみられることをお勧めします!
こんにちは!セドナ整骨院の清田です。
暖かい日が増えてきましたが、まだまだ寒い日もあります。体調管理が難しい時期ですが、皆さんは体調を崩されていませんか?
東洋医学では、春は『肝』に不調が起こりやすい季節なので、『肝』を補養することが大切といわれています。
東洋医学でいう『肝』の働きは、西洋医学でいう肝臓の働きと全く同じというわけではなく、肝臓の本来の働きである血液の調整(貯蔵、分配、解毒など)のほかに、目や筋肉、情緒のコントロール機能などまで広範囲にわたっています。
また、肝は精神や感情の機能調整などの働きがあります。その為、春は精神と深い関わりがある『肝』がダメージを受けやすいため、ほかの季節に比べてストレスが溜まりやすく、不安を感じたり、イライラしたり、ちょっとのことで腹が立つ、やる気が出ない、落ち込むなど情緒不安定になりがちです。
東洋医学では、『肝は疏泄(そせつ)を司る』といわれ、胃腸を始めとした五臓全体の体調維持や感情調節、血液の調整などの大切な働きを担っています。そのため、肝の不調が生じると多くの症状が起こります。
例えば、精神的なストレスが続くと、体調維持や感情調節の機能などが弱くなってしまいます。このストレス状態を『肝気鬱結(かんきうっけつ)』と呼び、肝の疏泄機能が滞った状態を表します。
また、『肝』の経絡は目にも関わるため、目に影響が出て、目の充血、眼精疲労などの症状も現れやすくなります。
東洋医学では、昔から『肝』の異常がある時は、酸味のある食べ物を摂るといいと言われています。酸味は『肝』に入り、『肝』の働きを整える役割をします。
また、辛いものは肝を傷める作用があるので、食べ過ぎないようにし、酸味のものも一緒に摂ると良いです。ちなみにアルコールも『辛味』に含まれるので、飲酒のときは酢の物を摂ると良いということになります。
治療と自宅でのセルフケアを行い、体調を崩さないようにしましょう。
こんにちは!ユーカリが丘本院院長の鈴木敬也です。
このブログに記事を書くのは初めてですので軽く自己紹介をさせて頂きます。
出身は最近何かと話題の埼玉県(^_^;)
学生時代はずっと水泳に打ち込んでおりました。
これから鈴木から皆さんにお伝えしたい事や、
皆さんの健康に役立つ情報など
どんどん発信して行きたいと思いますので宜しくお願い致しますね。
それでは今回のお話は春の体調不良についてです。
ご存知でしたか?
実は冬から春は「81.8%」の人が何かしらの体調不良を感じているそうです。
春は寒暖差が大きく、気圧変動が大きい季節です。
その変化に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、
エネルギー消費が増え、
疲れやだるさを感じやすくなります。
また気圧が下がったり上がったりすると、
耳の奥にある内耳が敏感に感知します。
内耳とは、中耳のさらに奥に位置し、
三半規管や前庭など体のバランスを保つ気管が集まっている部分です。
内耳が感じ取ったこれら情報は、内耳の前庭神経を通って脳に伝達され、
それによって自律神経はストレス反応を引き起こし、
交感神経が興奮状態になります。
その結果抑うつやめまいの悪化、
心拍数の増加、血圧の上昇、
慢性痛の悪化などの症状が現れます。
またこの時期の体調不良を放置すると
その先の五月病や夏バテなど他の季節病に繋がっていきます。
「つまりこの季節に身体を整える事は超重要です」
整体治療で身体を整える事で、
疲労の改善だけでなく自律神経の乱れも整います。
この時期の不調は放置せず、
早めにメンテナンスにいらして下さいね!
こんにちは!セドナ整骨院の清田です。
3月に入り、昼間は暖かい日も増えてきました。
私は寒いのが苦手なので暖かくなるのはうれしいです。
しかし、この時期は毎年花粉に目や鼻をやられてしまうのでうれしさが半減してしまいます。
花粉症の原因で最も多いのがスギ花粉だということは知っている人も多いと思います。
では、なぜスギ花粉が多いのでしょうか。
日本でスギ花粉症が急増したのは1960年頃からです。
花粉症の原因としては、農林水産省が推奨してきた大規模スギ植林が主に挙げられています。
戦後復興や都市開発などで日本では第二次世界大戦以後木材の需要が急速に高まりましたが、一方で国内木材の供給量は不足気味で、林業の拡大と造林は当時の日本において急務でした。
このため農林水産省は戦後に拡大造林政策を行い、その一環として各地にスギやヒノキなどの成長率が高く建材としての価値が高い樹木の植林や代替植樹を大規模に行いましたが、その一方でスギ花粉の飛散量も爆発的に増加することになり、大量のスギ花粉を曝露した日本人がスギの花粉症を発症することにもつながりました。
都市化により土地が土や草原からアスファルトやコンクリートなどの花粉が吸着・分解されにくい地盤となり、一度地面に落ちた花粉が風に乗り何度も舞い上がって再飛散するという状態が発生するようになったことも花粉症が増えた原因のひとつです。
これらの原因により、今日では離島などを除く日本各地でスギ花粉症が発生するようになったのです。
花粉は身体以外にも車などに付着して汚れたりもするので、人体以外にも影響があります。
花粉症の対策としてマスクやメガネをかけるのが効果的です。
また、晴れの日や風の強い日は洗濯物や布団の外干しを避けるのが良いです。
花粉が多い日は外出を控えるようにするのも対策のひとつです。