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鍼灸の記事一覧
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
皆さんは台風大丈夫でしたか?
ニュースで見ていると被害が大きい地域もあるみたいで、心配です。
前回、「陰陽論」のお話をしました。
この陰陽論はとても深く1回ではお伝えできません。
ですので、今回も「陰陽論」のお話を。
「陰陽論」とは、あらゆるものに「陰」「陽」があり、両者が対立しながら存在しているとしています。
たとえば、
太陽が「陽」で月が「陰」
昼が「陽」で夜が「陰」
男性が「陽」で女性が「陰」
といったように分類しています。
ですが、この陰陽は常に一定ではありません。
男性(陽)も活動的な「陽」の時も静的な「陰」の時もありますし
女性(陰)も活動的な「陽」の時も静的な「陰」の時もあります。
これらを「陽中の陰」「陰中の陽」といい、
陽の中にも陰があり、陰の中にも陽があるということです。
その陰と陽の変化を表す図が「太陰太極図」と言い、皆さんも一度は見たことがあると思います。
白が陽で、黒が陰を表しています。
白(陽)の中に黒い丸(陰)がありますよね?
これが「陽中の陰」を表しています。
逆に黒の中に白い丸は「陰中の陽」を表しています。
白と黒が綺麗に分かれていないのは、陰と陽ははっきりと真ん中で分けられる物ではなく、陰に傾いているものもあれば、陽に傾いているものもあるということを意味しています。
「陽極まれば陰となる」「陰極まれば陽となる」という言葉があり、陽は行き着くと陰になり、陰は行き着くと陽になるということです。
また、陰陽は一定のリズムで変化しているます。
1日は昼ばかりではなく、夜に変化します。
陰と陽はバランスを保ちつつ、安定した状態で、常に変化しているのです。
人間の活動的エネルギーは「陽」、骨・血液・体液・臓腑は「陰」とされています。
体内の陰陽バランスが崩れると人は病気になり、同時にバランスを立て直そうとする力が働きます。
これが自然治癒力といい、東洋医学の治療はこの自然治癒力を高めることを行うのです。
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
前回に引き続き「東洋医学」についてお話しますね。
東洋医学には大事な「陰陽五行説」があります。
今回は「陰陽論」を。
「陰陽論」とは、あらゆるものに「陰」「陽」があり、両者が対立しながら存在しているとしています。
例えば、
表と裏
昼と夜
寒と熱
動と静
男と女
などです。
自然界の陰と陽はバランスをとりながら変化しており、
1日の場合は昼になれば「陽」、夜になれば「陰」などのように、どちらかが一方が強ければもう一方は抑えられている状態です。
人間の身体も同じです。
健康な時は体内における陰と陽のバランスはうまく保たれています。
ですが、陰陽どちらかが強くなったり逆に弱くなったりすると陰陽バランスが崩れ、健康が損なわれます。
人には本来陰陽のバランスを自然に回復する機能を持っています。
夏の暑い時は身体内部の陽が強くならないよう汗をかいて冷ましたり、
冬の寒い時には陽が弱くならないように汗腺を閉じて熱を体内に溜めたり、調節を行なっています。
これらの調節がうまく行かない場合、間に合わない時には東洋医学での治療を必要とします。
もし、陰陽のどちらかが失われると死にいたることもあると言われています。
実は自律神経の交感神経と副交感神経はまさに陰と陽の関係です。交感神経が優位に働いていると、副交感神経は抑制されています。1日のうちにバランスをとって交互の神経が働きます。
自律神経失調症では交感神経が優位に働きすぎて、副交感神経が働かない状態です。
まさに陰陽のバランスが崩れている状態で、症状が出ている際は治療が必要になってきます。
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
今回は、「東洋医学」についてです。
セドナ整骨院では、「自律神経の働きと東洋医学に着目した独自の治療メソッド」を掲げています。
先日からお話している「鍼治療」は東洋医学の治療法の1つです。
では、実際「東洋医学」って何?という疑問にお答えします。
東洋医学とは広い意味ではアジア諸国に発生・発展してきた医学の総称です。
日本の東洋医学は、いまから2000年以上も前に中国で基礎となる理論が考え出されたもので、長い年月にわたって医療の現場で実際に用いられた経験に裏付けされた医学が5〜6世紀頃に日本に伝えられ、独自に発達したものです。日本の東洋医学は「鍼灸」「漢方」「食養(やくぜん)」を含めたものを「東洋医学」と定義付けています。
東洋医学では、人体を一つの統一されたものと考え、患部(悪いところ)を部分的に診るのではなく、全身のバランスの崩れを見つけ出します。局所的な治療はもちろん、全体の不調を整える治療を行います。鍼灸と漢方を用いて、身体に本来備わっている自然治癒力を高めることによって病気を治します。
西洋医学は、人体の様々な臓器や器官などに細分化し、腫瘍などの異常のある部位や原因となるウィルスなどを特定し、手術や薬を用いて病気の原因を絶つ治療、細菌やウイルスを殺したり症状を抑えることを行っています。
東洋医学、西洋医学のどちらも利点があり、東洋医学と西洋医学の融合が理想的な医学と言われています。
当院では「鍼灸治療」などで東洋医学的アプローチ、「カイロプラクティック」などで西洋医学的アプローチを行い、様々な症状に対応することができるのです。
こんにちは、セドナ整骨院の今田です!
今回は、「ツボ」のお話です。
「ツボを押さえる」「ツボにはまる」「合格のツボ」など、様々な言葉に入っているツボ。
ツボは大切なところという意味合いで使われるそうですが、
人間の身体にとっても大切な役割があります。
ツボを刺激すると、内臓や神経、血液の循環に作用します。
鍼灸治療では、鍼治療やお灸でツボに刺激を加え、身体に様々な良い効果をもたらすことができるんです。
ではツボっていったい何?と思われると思います。
ツボは、「経絡」の上に存在します。
東洋医学では、人体には気が流れる「経絡」というものが身体の中に14本あると言われています。
経絡は目には見えませんが、前回お話した「気血水」が流れています。
そのうえに存在する「ツボ」は身体に300以上あります。
ただ、人によってツボの位置は同じではなく、同じ人でも体調によって微妙に位置がずれます。
ですので、治療の際は毎回身体の状態をしっかり診てから鍼灸治療を行います。
また、その微妙なずれを察知するのも、熟練した鍼灸師だからこそできるのです。
セドナ整骨院では、治療経験豊富な熟練した鍼灸師が鍼灸治療にあたります。
皆様が安心して施術が受けられるよう、日々の修練も欠かせません。
体の不調を抱えている方は是非、一度鍼灸治療受けていただきたいと思っています。
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
患者様から「鍼って痛いんですか?」との質問から
前回は鍼についてお話させていただきました。
鍼治療がどんなものなのかを簡単にお話しましたが、
今回は、鍼をうつと身体にどんなことが起きるのかをお話しますね。
人の身体には皮膚、筋肉、骨、内臓といった各組織が存在します。
これらの組織の隙間に「結合組織」と呼ばれるものがあり、
これは隙間を埋めて保護したり、強固にする役割があります。
新陳代謝が悪くなると、この結合組織が固まり、「気血水」の滞りを引き起こし、身体の不調を引き起こします。
※「気血水」とは?
「気」・・・生命エネルギーの事
「血」・・・血液と血液が運ぶ栄養素
「水」・・・汗、リンパなど血液以外のすべての体液
鍼の刺激が身体に入ると、細胞が「組織の破壊」が起きたと認識し、
壊れた細胞を修復しようと自然治癒能力が活性化します。
そして自然治癒能力が活性化することで、結合組織が緩み、新陳代謝が高まり、血流がよくなり、
「気血水」の滞りを解消させることができます。
更に滞りが解消することで、新しい組織の再生が自然と促されるのです。
鍼治療は、体の不調をとることはもちろん、健康な身体作りにも適しています。
特に最近は女性で鍼治療を受けられる方が増えています。
様々な症状と婦人科系疾患に適応している事や、
美容鍼治療などで「内面からの美」を得ることができるからです。
当院でも、治療中に患者様が何気なく「生理痛がツライ」や「手足の指先が冷たい」とおっしゃったとき、
「その症状をお持ちでしたら、鍼治療をやってみませんか?」とお勧めしています。