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柔道整復師の記事一覧

【首肩の緊張と頭痛】長年の肩こり、頭痛の悩み

2025.11.17 | Category: 健康,整体,柔道整復師,肩こり,肩の痛み,自律神経失調症,頭痛 整体

こんにちは。セドナ整骨院ユーカリが丘本院の河田です。

夕方に頭が重くなったり、肩の緊張が抜けずつらさを感じたりすることはありませんか?デスクワークや家事育児、ストレスなどが重なると、首〜肩の筋肉は知らず知らずのうちに緊張し、自律神経の働きにも影響が出てしまうことがあります。今回は、首肩の過緊張と頭重感・頭痛 でお悩みだった方の症例をご紹介します。

◆ご来院の背景

40・主婦の方。

主訴は 肩こり、右肩の強い緊張、夕方に出やすい頭重感と頭痛、頸部の伸展(上を向く動き)がつらい というものでした。

元々長くにわたり肩こりで悩まれていましたが、お買い物で重い荷物を持ち、負担が強く掛かった事で肩周りに痛みを感じたことがきっかけ。ここ数日特に、夕方になると肩の張りから頭痛までつながってしまう日が続いていたとのことでご来院されました。

◆施術の目的とアプローチ

今回の症状の大きなポイントは、後頭下筋群の過緊張が、首肩の負担・頭痛・自律神経の乱れにつながっていたことです。特に胸椎の可動性の低下により、頸椎にも負担が及んでいたことで、脊柱起立筋群全体も緊張が強く、交感神経の過剰反応が起き今回の症状があらわれたと考えます。

後頭下筋群は、頭と首の境目にある “深部の筋肉” で、ここが硬くなると

・首の動きが悪くなる

・肩の緊張が取れない

・目の疲れが抜けにくい

・頭重感や頭痛につながる

・自律神経のバランスが崩れやすい

といった症状を引き起こすことがあります。

これらを踏まえ、頭と首の境目(後頭下筋)の緊張の改善に着目し、脊柱全体の動きを取り戻すための整体施術を行いました。

◆施術内容

・カイロプラクティック(整体)により、骨盤~脊柱全体の歪みの改善を図る。

・後頭下筋群の過緊張を触診で丁寧に確認。後頭下筋群を手技により緩める。

背骨全体の歪みや可動性の改善、後頭下筋群の過緊張の改善を図ることで、脳脊髄液の流れを妨げない状態へ促し、自律神経の機能を取り戻すような施術を行いました。

◆施術後の変化・経過

●施術直後

・頭痛の軽減

・肩こりの寛解

・視界がクリアになる

とはっきりとした変化を実感されました。

●3日後

「翌日から今日まで頭痛が出ていない」

「身体が軽い状態が続いている」

と継続効果を確認できました。

●1週間後の再来院

肩の張りは少し戻り始めていましたが、以前のような強い痛みや頭痛にはつながらず、負担が軽減された状態でした。

引き続き、整体治療を続けることにより、症状の改善を目指しながら、再発防止・メンテナンスとしてご来院いただいています。

◆同じような症状でお悩みの方へ

首肩の緊張や頭痛は、単に「こり」ではなく、深部の筋肉の過緊張や自律神経の乱れ が背景にあることが多いです。

特に後頭下筋群の緊張を取り除くことはとても大切です。自分では気づきにくい場合もあります。それが蓄積すると頭痛・めまい・眼精疲労にもつながることがあります。

首肩の症状が続いている方は、ご相談いつでもお待ちしております。

皆様のお悩みの解決に導くことができれば幸いです。ご覧いただきありがとうございます。

セドナ整骨院ユーカリが丘本院 河田

“痛み”とストレスの関係    〜心と身体を整え、本来の自分を取り戻すために〜

2025.10.25 | Category: ぎっくり腰,セドナ整骨院,はり師・きゅう師,五十肩,健康,整体,未分類,東洋医学,柔道整復師,肩こり,自律神経失調症

本ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。佐倉市ユーカリが丘セドナ整骨院の河田です。このページをお読みいただいているということは、お体の痛みや不調でお困りのことかと思います。今回は、「痛みとストレス」をテーマにお話させていただきます。ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。

◆はじめに:「慢性痛」とは

「病院では異常がないと言われたのに、痛みが続いている」「ストレスが強くなると、肩や腰の痛みが悪化する」
このようなお悩みを抱える方が、近年とても増えています。
ここでお伝えする“痛み”とは、骨折や内臓疾患など明らかな器質的異常がないにもかかわらず続く慢性的な痛みのことを指します。いわゆる「慢性痛」と呼ばれる状態です。
この痛みは、筋肉や神経の緊張だけでなく、自律神経のバランスや心理的ストレスなど、複数の要因が関係しています。整体や手技療法で対応できる領域であり、正しいケアによって改善が期待できます。
セドナ整骨院では、こうした“ストレスによって悪化する痛み”に対して、身体だけでなく自律神経や心の状態にも目を向け、根本的な改善を目指しています。

◆ストレスと痛みの深い関係

人は強いストレスを受けると、脳が危険を察知して身体を守ろうとします。その際に働くのが「交感神経」です。
交感神経が過剰に働くと、
☑筋肉が硬く緊張する
☑血流が悪くなる
☑呼吸が浅くなる

こうした状態が続くことで、筋肉内に酸素が届きにくくなり、“痛み物質”が蓄積されます。さらに、ストレスが長期間続くと脳が「痛みを記憶」し、回復している組織にも“痛い”という信号を出し続けてしまうことがあります。
つまり、ストレスが痛みを強め、痛みがまたストレスを生む。このループこそが、慢性痛を長引かせる大きな原因の一つです。

私の話になりますが、学生時代、野球一筋の毎日を送っていました。しかし、投手として肩や肘の故障を繰り返し、最後の大会を目前に出場できなくなった経験があります。
“痛み”が自分の目標や居場所を奪ってしまったあの時の悔しさと無力感を経験しました。その体験が、今の私の治療の原点になりました。

「同じように痛みで苦しむ人を救いたい」「身体を治すことで、心も前向きになれる手助けがしたい」そんな想いで、今もこの仕事に向き合っています。

◆痛みを取るだけが目的ではありません

セドナ整骨院では、痛みを取ることだけを目的にはしていません。痛みの先にある、“その人の本当にやりたいことを取り戻す”という部分を大切にしています。
>「また好きなことができるようになった」「家族との時間を楽しめるようになった」「気持ちが前向きになった」

そうした言葉をいただけるよう、身体の状態だけでなく、日常の過ごし方や心の変化にも寄り添いながら施術を行っています。
ストレスによって乱れた自律神経を整え、呼吸や姿勢のバランスを改善することで、人は本来の回復力を取り戻すことができます。

◆痛みでお悩みの方へ

ストレスや不安の中で続く痛みは、決して「気のせい」ではありません。それは、身体が発しているサインです。
大切なのは、そのサインを我慢せず、早い段階で気づいてあげること。痛みを正しく理解し、整えていくことで、日常生活の質は確実に変わります。
私たちは、あなたが安心して生活できるよう、症状の根本に向き合いながらサポートいたします。そして、痛みをきっかけに「自分の身体と向き合う時間」を取り戻していただけるよう、お手伝いしていきます。

◆さいごに

慢性的な痛みは、身体の問題だけでなく、心の状態とも深く関係しています。ストレスを整え、心身のバランスを取り戻すことで、痛みは確実に変化していきます。
痛みを感じている今こそ、身体が何かを伝えようとしているタイミングです。その声にしっかり耳を傾け、健康を取り戻す一歩を踏み出していきましょう。そのために私たちがあなたのお身体を最大限サポートさせていただきます。

ぜひ、気軽にご相談くださいね!

佐倉市ユーカリが丘本院 河田 

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは?

2025.10.06 | Category: おすすめ,はり師・きゅう師,健康,整体,柔道整復師,鍼灸

こんにちは!セドナ整骨院の宮崎です。季節の変わり目ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?涼しくなってきて外でも運動がしやすい気温になってきましたね。今回は当院にも多くご相談いただく「テニス肘」についてご紹介したいと思います!

「テニス肘」と聞くと、テニスをしている人だけがなるものと思われがちですが、実際には日常生活の中でも多く見られる症状です。正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と呼ばれ、肘の外側にある骨の出っ張り部分に炎症が起こることで痛みが出る疾患です。

この部分には手首や指を動かすための筋肉がついており、繰り返しの動作や過度な負担によって筋肉や腱が引っ張られ、骨との付着部に炎症が生じます。

テニスのバックハンド動作で痛めることが多いことから「テニス肘」と呼ばれていますが、実際にはテニスをしていない方にも多く見られます。家事やパソコン作業、重い荷物を持つ動作など、日常生活の中の“手を使う動き”が原因になることも珍しくありません。

テニス肘の主な症状

テニス肘の特徴的な症状は、肘の外側の痛みです。初期では違和感程度ですが、進行すると以下のような動作で強い痛みを感じるようになります。

• タオルを絞る
• ドアノブを回す
• フライパンを持ち上げる
• ペットボトルのキャップを開ける
• パソコンのマウスを操作する

これらはすべて「手首を反らす」「ひねる」といった動作で、肘の外側にある筋肉群が働くため、痛みが出やすくなります。
痛みが強くなると、何もしていない時でもズキズキとした痛みを感じたり、腕に力が入りにくくなったりすることもあります。

テニス肘の原因

テニス肘の原因は、手首や指を伸ばす筋肉への使いすぎによる負担です。
特に前腕の筋肉(伸筋群)が硬くなると、肘の外側にある腱の付着部が引っ張られ続け、炎症を起こします。

また、加齢による筋肉や腱の柔軟性の低下も一因です。
30代後半〜50代の方に多く見られ、スポーツだけでなく、家事・育児・デスクワークなどでも発症します。

とくに女性では、掃除や洗濯などの繰り返し動作、料理中に鍋を持つ動作など、無意識に腕を使いすぎてしまうことがあります。
その結果、筋肉の緊張が続き、痛みを引き起こすケースが多く見られます。

テニス肘の理学検査と判断

いくつかの理学検査でテニス肘の可能性を判断します。
代表的なものとして、トムソンテスト中指伸展テストがあります。

• トムソンテスト:肘を伸ばした状態で手首を反らすように力を入れると、肘の外側に痛みが出ます。
• 中指伸展テスト:中指を上に押し上げるように抵抗をかけると痛みが出る場合、テニス肘の可能性があります。

これらの検査で症状の再現があれば、肘の外側にある伸筋群に過剰な負担がかかっていて症状がでているかもしれません。

セドナ整骨院での施術内容

当院では、まず炎症や筋肉の状態を確認したうえで、負担を取り除くことを目的とした施術を行います。

① 炎症の緩和

痛みの強い時期には、まず患部の安静を確保し、炎症を落ち着かせることが大切です。
無理にストレッチを行うと悪化することがあるため、施術者の判断のもとで適切な刺激量に調整します。

② 筋緊張の緩和

前腕の筋肉が硬くなると、肘の外側に常に引っ張りストレスがかかります。
当院では、前腕の筋肉を手技療法で緩め、筋肉と腱の柔軟性を取り戻します。
また、メディセルなどの機器を使用して筋膜を整えることで、血流を促進し、自然治癒力を高めます。

③ 肘・肩・手首のバランス調整

肘の痛みは、手首や肩の動きの悪さから影響を受けることがあります。
肘だけでなく、腕全体の動きを整えることで再発を防ぎ、スムーズな使い方ができるようにします。

④ テーピング・サポーターの使用

痛みが強い場合や仕事で手を使わなければならない場合には、テーピングや専用サポーターで肘を保護します。
これにより、日常生活の中での負担を減らし、回復を早めることができます。

日常生活での注意点

テニス肘の改善には、日常生活での使い方を見直すことも重要です。

• 重いものを持つときは、手のひらを上にして持つ(手の甲を上にすると痛みが出やすい)
• 作業の合間に前腕のストレッチを取り入れる
• 痛みがあるときは無理をせず安静を保つ
• 冷やしすぎず、血流を保つよう意識する

これらを続けることで、肘への負担を軽減し、再発を防ぐことができます。

回復の目安と再発予防

症状の程度によって個人差はありますが、軽度であれば数週間、慢性的な場合は数ヶ月かけて改善していきます。
痛みがなくなっても、再発を防ぐためには筋肉の柔軟性と正しい使い方の維持が欠かせません。

整骨院での施術と併せて、自宅でのストレッチや軽い運動を続けることで、再発のリスクを減らすことができます。

まとめ

テニス肘は、スポーツだけでなく日常生活でも多く見られる症状です。
手首や肘を使う動作の積み重ねで起こるため、誰にでも起こり得る身近な疾患といえます。

痛みを我慢して使い続けると、回復までに時間がかかってしまうことがあります。
肘や腕に違和感を感じた際は、早めに整骨院でご相談ください。

当院では、症状の状態を丁寧に確認し、一人ひとりの生活スタイルに合わせた施術を行っています。
肘の痛みを改善し、快適に日常生活を送れるよう全力でサポートいたします。

成長期に多いかかとの痛み「シーバー病」について 〜原因と対策法〜

2025.10.06 | Category: おすすめ,セドナ整骨院,健康,整体,柔道整復師,鍼灸

こんにちは!セドナ整骨院の宮崎です。成長期の疾患2回目は「シーバー病」についてです!

お子さんがスポーツをしていて、「かかとが痛い」と言い出したことはありませんか?
特にサッカーやバスケットボールをしている小学生・中学生で多く見られるのがシーバー病(踵骨骨端症・踵骨骨端炎)です。

この病気は成長期特有のものであり、本人はもちろん、保護者の方にとっても「どれくらい運動を続けていいのか」「治るのにどれくらいかかるのか」と不安になりやすいものです。今回は、シーバー病の原因と対策法について、わかりやすく解説していきます。

シーバー病とは?

シーバー病は、成長期のかかとの後ろ側(骨端軟骨部)に炎症が起きることで痛みを感じる疾患です。成長期の骨はまだ完全に固まっておらず、柔らかい部分が存在します。この部分は外からの負担に弱く、繰り返しのジャンプやランニングによって炎症が起こりやすいのです。

特に8〜14歳前後の子どもに多く、サッカーや陸上、バスケットボール、バレーボールなど、走ったり跳んだりするスポーツをする子どもに発症しやすいとされています。両足に痛みが出る場合もあり、「成長期だから仕方ない」と放置すると長引いてしまうこともあります。

主な症状

シーバー病の症状はシンプルですが、生活や練習に大きく影響を与えます。

  • かかとの後方を押すと強い痛みがある
  • 走ったりジャンプしたりするとかかとが痛くなる
  • 長時間の歩行や立ちっぱなしでも痛みが増すことがある
  • 痛みをかばってつま先立ちの歩き方になる場合がある
  • 運動を休むと症状が軽くなるが、再開するとまた痛みが出る

「運動中に痛みが出て、休むと治る」のを繰り返すケースが多く見られます。

なぜ起こるのか(原因)

シーバー病が起こる理由は大きく以下の4つがあげられます。

・骨端軟骨への負担
成長期の踵骨には柔らかい骨端軟骨があります。ここにアキレス腱が強く引っ張る力が加わると炎症が生じます。

・アキレス腱とふくらはぎの筋肉の影響
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)は、アキレス腱を介して踵の骨に付着しています。この筋肉が硬くなると骨端軟骨部への牽引力が強まり、炎症を起こしやすくなります。

・運動の繰り返し
サッカーのシュート動作やバスケットボールのジャンプなど、繰り返しの動作によって骨端軟骨部にストレスがかかります。

・靴や練習環境
クッション性の少ない靴や、硬い地面での練習はかかとへの衝撃を強めます。

放っておいていいの?

「成長が終われば自然に治る」と言われることもありますが、痛みを我慢しながら運動を続けると長期間症状が残ることがあります。また、痛みをかばった歩き方を続けると、膝や腰など他の部位にも負担がかかってしまうため、早めのケアが重要です。

自宅でできる対策

  1. 運動量の調整
    まず大切なのは痛みのコントロールです。症状が強いときは無理に運動を続けず、練習メニューを調整しましょう。完全に休む必要はありませんが、痛みが出ない範囲での運動を心がけることが大切です。
  2. アイシング
    運動後や痛みが強いときには、かかとを10〜15分冷やします。これで炎症が和らぎ、症状が落ち着きやすくなります。
  3. ストレッチ
    ふくらはぎのストレッチは非常に効果的です。特にお風呂上がりなど体が温まっているときに、壁に手をついて足を後ろに伸ばすストレッチを継続しましょう。
  4. インソールやヒールパッド
    靴の中にかかとを支えるインソールやヒールパッドを入れることで、着地時の衝撃を和らげられます。普段の運動靴の選び方も大切で、クッション性と安定性のあるものがおすすめです。

整骨院でのケア

整骨院では、シーバー病に対して以下のような施術を行います。

・手技療法:ふくらはぎの筋肉の緊張を和らげ、アキレス腱の引っ張りを軽減します。

・ストレッチ指導:自宅で安全にできるストレッチ方法をお伝えします。

・テーピング:運動時にかかとへの負担を軽減するサポートが可能です。

・姿勢や動作の改善:走り方やジャンプの仕方を見直すことで再発予防につなげます。

・生活指導:靴の選び方や練習後のケア方法などを一緒に考えていきます。

まとめ

シーバー病は、成長期にスポーツを頑張る子どもにとって身近なかかとのトラブルです。

・発症しやすいのは8〜14歳の成長期
・主な原因は骨端軟骨への繰り返しの負担
・対策は運動量の調整・アイシング・ストレッチ・靴の工夫
・整骨院では施術・セルフケア指導・生活アドバイスを行える

成長が終われば自然に軽快することも多いですが、だからといって放置せず、痛みがある時期にはしっかりとしたケアを行うことが大切です。
当院でも、一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた対応をしています。お子さまの「かかとの痛み」でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

【夜中に足がつる?】こむら返りの原因と東洋医学からのケア方法

2025.08.04 | Category: おすすめ,セドナ整骨院,健康,整体,東洋医学,柔道整復師,鍼灸

こんにちは、セドナ整骨院です!

「寝ているときに足がつって激痛で目が覚めた……」
「最近こむら返りが増えてきた」
こういったお声を、患者様からよくいただきます。
特に夏場は、こむら返りのご相談が増える時期です。ふくらはぎが突然つって動けなくなるあの強烈な痛み、不安ですよね。
今回はこの「こむら返り」について、東洋医学の視点から原因とケア方法をご紹介いたします。

■こむら返りとは?

こむら返りとは、ふくらはぎ(腓腹筋)が突然痙攣(けいれん)し、激しい痛みを伴う状態のことを指します。特に就寝中や明け方、あるいは運動中に起こりやすいのが特徴です。

整形外科的には筋疲労ミネラル不足血行不良などが原因とされますが、東洋医学ではまた異なる視点から、その背景を捉えています。

■東洋医学でみる「こむら返り」の原因

東洋医学では、こむら返りは「肝(かん)」「腎(じん)」「血(けつ)」「気(き)」などの不足や巡りの乱れが関係すると考えられています。

●肝と筋の関係

五臓の「肝」は、筋や腱と深く関係します。肝の働きが弱まると、筋肉に柔軟性がなくなり、けいれんを起こしやすくなります。肝はまた「血を蔵する」とされ、血の不足(血虚)も筋肉の養分不足につながります。

●腎と足の関係

「腎」は生命力や水分代謝、下半身の冷えに関係しています。腎が弱ると、足腰の力が不足し、こむら返りが起きやすくなります。特に高齢の方は腎の働きが自然に弱くなるため、夜間のこむら返りが頻発しやすいのです。

●血虚(けっきょ)・津液不足

東洋医学では、筋肉が正常に働くには「血」と「津液(水分)」の十分な供給が必要とされます。これらが不足すると、筋がうまく潤わず、つりやすくなります。

■夏にこむら返りが起きやすい理由

夏場は汗をかきやすく、体内の「気(き)」「血(けつ)」「津液(しんえき)」が消耗されやすい季節です。

特に以下のような生活習慣はこむら返りのリスクを高めます。

  • 水分や塩分の不足
  • 冷房による下半身の冷え
  • 夜間の脱水状態
  • 長時間の立ち仕事や運動による筋疲労

このような状態では、血流が悪くなり、筋肉に必要な栄養が届かず、つりやすくなるのです。

■こむら返りに効果的な東洋医学的アプローチ

当院では、東洋医学の理論をもとに、それぞれの患者様の体質や状態に合わせて施術を行っています。

① 鍼灸施術

・承山(しょうざん)・承筋(しょうきん)・委中(いちゅう):ふくらはぎのけいれん緩和、血流促進
・足三里(あしさんり)・三陰交(さんいんこう)・太渓(たいけい):胃腸・腎の強化、血と津液の補充
・肝兪(かんゆ)・腎兪(じんゆ):肝腎を補い、筋肉の栄養を改善

鍼灸は、気血の巡りを整え、筋の柔軟性を高めます。

② 手技療法・ストレッチ

  • 筋肉の緊張を和らげる施術
  • 血行を促進するマッサージ
  • 下半身の冷えを改善する温熱療法

また、日常的に取り入れやすいストレッチ方法もご指導しています。ふくらはぎの筋肉は、日中に疲労を蓄積しているため、寝る前の軽いストレッチは効果的です。

■こむら返りを予防する日常生活のポイント

●こまめな水分・電解質の補給

水だけでなく、適度な塩分やミネラルの補給が重要です。麦茶や経口補水液などもおすすめです。

●体を冷やしすぎない

特に下半身の冷えは大敵です。冷房は直接足に当てないようにし、寝るときはレッグウォーマーや布団を工夫してみてください。

●お風呂に浸かる

シャワーだけでなく、湯船にしっかり浸かることで血行が改善され、筋肉の柔軟性も高まります。

●栄養バランスの良い食事

特に東洋医学で「血」を養うとされる、黒ごま、ほうれん草、レバー、プルーン、なつめなどを意識的に取り入れると良いでしょう。

■まとめ:こむら返りは体からのサインです

こむら返りは単なる筋肉のトラブルではなく、体内のバランスが乱れているサインでもあります。特に夏場は気や血、津液が不足しやすく、それが筋肉のトラブルとして現れることが多くあります。

「最近足がよくつるな……」と感じたら、ぜひ早めのケアをおすすめいたします。慢性的な症状になる前に、東洋医学の力で整えていきましょう。

セドナ整骨院では、一人ひとりの状態に合わせた施術で、健康な毎日をサポートしております。ご相談だけでもお気軽にどうぞ!

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