- Blog記事一覧 -東洋医学④
こんにちはセドナ整骨院の今田です!
ここ数日は気温が下がり、体調を崩される方が多くみられます。
私たちセドナスタッフも体調管理には細心の注意を払っています。
最近では、サウナが流行っています。
今回は、「陰陽論」に続き、重要な「五行論」のお話をします。
「五行論」とは、自然会に存在するすべてのものを
木、火、土、金、水の5つの元素に分類します。
木の特性は曲直・条達
これは樹木が成長することで伸展、上昇の意味を表しています。
火の特性は炎上
火が燃えることで温熱、上昇などの意味を表しています。
土の特性は稼穡
播種、収穫など豊作物と関連して万物を生かします。
金の特性は従革
変革を表し清潔、粛清、収斂の意味を持ちます。
水の特性は潤下
水のように下ろしたり、潤したりといった意味を表しています。
これらの5つの特性はお互いに相生と相克関係を持っています。
相生とは?
木→火→土→金→水の順に循環し、次の相手を強めるように作用すること。
木は火を起こし、火は燃えると灰と土が生じ、土から金属を産出し、金は表面に水を生じさせ、水は木を成長させます。
このように、相手に対して促進、助長させることが相生です。
相克とは?
相生とは逆で相手に対し抑制、制約などの作用すること。
木は土に根を張り養分を吸収し、土は水を吸収しせき止め、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切り倒します。
東洋医学では五臓(肝、心、脾、肺、腎)をはじめ、様々な物質や緒臓器を木火土金水の特性に合わせて分類して診断や治療に応用しています。
そのため、東洋医学を理解する上で欠かせない理論なのです。