- Blog記事一覧 -原因不明の不調~自律神経~
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
最近テレビでは、コロナウイルスの影響で様々な体の不調に対して特集を行っていますね。
その中でも新しい言葉の「コロナ鬱」なんかもよく聞くようになりました。
当院に来院される患者様の中にも、頭痛や眼精疲労、冷えや不眠、イライラなどの症状を訴える方が増えてきました。
この症状に対して、今まで検査をしても特に異常がないと言われ、悩んでいる方も少なくないと思います。
これらの症状は、もしかしたら自律神経の乱れが原因かもしれません。
実は自律神経が乱れると、身体と心に不調をきたすことになります。
現代の日本は、本当に便利になりましたがその一方でストレスにさらされる機会が以前に比べ多くなっています。
例えば夜遅くまでスマホやパソコンを見てることで明るい光にさらされ、仕事の間も自宅にいても気が休まらない状態が続いていることありませんか?
そんな環境が、自律神経の「交感神経」を優位に働かせ、自律神経のバランスを崩してしまいます。その結果様々な症状を引き起こします。
「交感神経」とはいわば活動の神経。心身ともに興奮・緊張をさせる神経で朝から日中にかけて高まります。血管を収縮させ、血圧を上げることで緊急時にすぐ対処が出来るように身体を活動的にする神経です。この交感神経が夜でも優位になると眠りずらくなります。
そしてもう一つが「副交感神経」。活動に備えるための休む神経で、夜に優位になります。心拍数をゆったりとし、身体をリラックスモードにさせます。また、胃腸の働きを高める作用があります。
これらの2つの神経がシーソーのようにバランスをとっており、日中は交感神経、夜は副交感神経のどちらか一方が優位に働き、身体を調整しています。
自律神経の乱れは交感神経と副交感神経のバランスを崩し、頭痛や眼精疲労、冷えや不眠、イライラ、便秘などの症状を引き起こしてしまいます。
なんとなく「調子が出ない」という日や、「今日は何をやっても調子がいい」という日があったり。このような好調・不調の波に自律神経が深く関係しています。自律神経が整えば、体の調子も良くなり心もスッキリします。
今あなたが抱えている体の不調は、もしかしたら自律神経が原因かもしれません。
次回、自律神経の乱れからくる症状についてお話しますね。