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内臓と感情のつながり②

2018.10.16 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

前回は、感情の「五志」は内臓と相応し、

心臓が「喜」

脾臓が「思」

腎臓が「恐・驚」

肝臓が「怒」

肺が「悲・憂」

に相応するとお話しました。

 

脾臓の「思」とは、「誰かの事を恋しく思う」といった、

ひとつのことに集中するような情動です。

中国語では恋煩いを「相思病」といい、

失恋した人は脾臓の働きも弱くなり、胃が食べ物を受けつけず食欲不振に陥ってしまいます。

 

肝臓は「怒」で、自分の怒りを飲み込んだり、人目を気にして怒らなかったり

怒りを周りにあたり散らかしたり、、、

怒りによって肝臓が縮み、絞り出された大量の血液が全身をめぐることで血圧が上がり

脳梗塞や脳溢血、くも膜下出血などを発症させることがあります。

 

腎臓は「恐・驚」で人はあまりに恐怖を感じたとき、

知らないうちに失禁したり、時には髪が」一日で白くなったりします。

尿や血液という体液のめぐりは腎臓の機能、恐れの感情と大いに関わってきます。

また、腎臓の働きが低下し中枢神経に至る経路に支障がおよび

不安神経症やうつ病、化学物質過敏症、高所恐怖症などを起こしてしまいます。

 

肺は「悲・憂」の感情で「ため息をつく」という表現がぴったりです。

悲しみにくれた人や憂いを帯びた人は、肩を丸め、

胸をかばうように背中が丸まった姿勢をします。

その姿勢では、呼吸も深いものが出来なくなります。

いずれの感情もそれ自体が悪いものではありませんが。

正常な感情も自然の移り変わりと同じように自然と変化し、

出すこと自体は病気になるとは言えません。

 

 

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