- Blog記事一覧 -3月
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
3月に入り、日差しが少しづつ暖かくなりましたね。
今日の春一番は台風かと思うくらい凄い風でした。
みなさんは大丈夫でしたか?
患者様の施術に入っていると、話題によく上がってくるのがお子さんの「卒業式」について。
こどもより親の方が感慨深いそうで、みなさん卒業式に向け準備しているみたいです。
自分の時はどうだったかなー、なんて遠い昔を思い出しています。(笑)
いきなり話が変わりますが、今回は先日買って読んだ本の話をします。
「砂漠」 作者:伊坂幸太郎
あらすじ
入学した大学で出会った5人の男女。
ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決……。
共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。
自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。
二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。
何事にもどことなく冷めた性格で、友人の鳥井から周囲を見下しがちの「鳥瞰(ちょうかん)型」の学生と揶揄
される北村という青年が語り手で、彼の主観で物語が続いていきます。
これから社会という「砂漠」に旅立っていく大学生の成長が書かれています。
和気あいあいと、キラキラした大学生活では決して無く、
それでもタイトルの『砂漠』という枯れ果てた水もない絶望的な話しという訳でもなく、
魅力的な登場人物が、様々な事件に巻き込まれ、
成長、あるいは成長のようなものを感じさせる物語になっています。
学生生活のお話ですが、社会人になってから読んでみると感慨深いものを感じました。
ちなみに最近カバーが変わったので、新刊かなと思い購入したのですが、
読んでみたら一度読んだことのある作品でした。
再度読んでみたら、やはりいい作品でした。
(ちなみに私は伊坂幸太郎作品が大好きです。)
気になる方はぜひ、読んでみてください。