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3月

2018.03.01 | Category: おすすめ

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

3月に入り、日差しが少しづつ暖かくなりましたね。

今日の春一番は台風かと思うくらい凄い風でした。

みなさんは大丈夫でしたか?

 

患者様の施術に入っていると、話題によく上がってくるのがお子さんの「卒業式」について。

 

こどもより親の方が感慨深いそうで、みなさん卒業式に向け準備しているみたいです。

自分の時はどうだったかなー、なんて遠い昔を思い出しています。(笑)

 

いきなり話が変わりますが、今回は先日買って読んだ本の話をします。

 

「砂漠」 作者:伊坂幸太郎

あらすじ

入学した大学で出会った5人の男女。

ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決……。

共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。

自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。

二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

 

 

 

何事にもどことなく冷めた性格で、友人の鳥井から周囲を見下しがちの「鳥瞰(ちょうかん)型」の学生と揶揄

される北村という青年が語り手で、彼の主観で物語が続いていきます。

これから社会という「砂漠」に旅立っていく大学生の成長が書かれています。

和気あいあいと、キラキラした大学生活では決して無く、

それでもタイトルの『砂漠』という枯れ果てた水もない絶望的な話しという訳でもなく、

魅力的な登場人物が、様々な事件に巻き込まれ、

成長、あるいは成長のようなものを感じさせる物語になっています。

 

学生生活のお話ですが、社会人になってから読んでみると感慨深いものを感じました。

 

ちなみに最近カバーが変わったので、新刊かなと思い購入したのですが、

読んでみたら一度読んだことのある作品でした。

再度読んでみたら、やはりいい作品でした。

(ちなみに私は伊坂幸太郎作品が大好きです。)

 

気になる方はぜひ、読んでみてください。


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