- Blog記事一覧 -赤ちゃんの頭
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
私事ですが、先日甥っ子が産まれました。
今田家待望の、初男児です。
姪っ子の時は、初めて接した赤ちゃんで、怖くてなかなか触れることができなかったのですが今回は生まれて数日の赤ちゃんを触ることができました。
せっかくなので頭を触ってきました。
皆さんも触ったことがある方がいらっしゃると思いますが、生まれたばかりの赤ちゃんは頭がベコベコして隙間があいています。
この形状は分娩時に必要なだけでなく、出生後さらに大きくなる脳に対応するためになっています。
脳が成長する期間は、骨が硬くなりつつも隙間を残している状態なのです。
大きな隙間である大泉門が縮小し始めるのは生後10ヶ月~1歳2・3ヶ月で、完全に分からなくなるのは2歳ごろです。
それまでの期間でどんどん脳や頭蓋骨も変化していきますから、赤ちゃんの頭の形が気になる場合、大泉門が閉じる時期を考え、頭の形を改善するのは生まれてから約1年間が勝負といえます。
赤ちゃんの頭が歪む原因として次のものが挙げられます。
①妊娠中・分娩中の外部からの圧力
多胎児妊娠だと子宮内の一人当たりのスペースが少なくなるため、どうしても体をお互い押し付けあう環境になり、その圧力で頭がゆがんでしまうケースや、分娩時にも産道を通る際に圧力で歪んでしまいます。
②頭を動かさない姿勢
生まれてから首が座るまでの期間は寝ている時間が多く、寝方によっては赤ちゃんの頭がゆがむ可能性が出てきます。また、首が据わった後でも赤ちゃんの姿勢によっては首が座る前と同様に歪むことがあります。
③生活の中の姿勢
長時間同じ姿勢でいることで頭に圧力がかかり歪む可能性が出てきます。
④遺伝など
特に絶壁頭といわれる短頭症は、遺伝によるものと遺伝以外の影響によるものの2種類に分かれます。お父さん・お母さんどちらかが絶壁だと、そうでない両親の赤ちゃんよりも絶壁頭になりやすいと言われています。