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整体の記事一覧
皆様、こんにちは。セドナ整骨院の河田です。
今年は特に7月から暑い日が続きますね。こんな時期とくに気をつけたいのが「熱中症」ですよね。夏になると特に自律神経が乱れやすくなるのはこの熱中症と深く繋がりがあるからです。
【熱中症とは?】
「暑熱環境下で、身体適応障害により発生する状態の総称」とされています。つまり、高温多湿環境での活動や滞在により体温調節機能が破綻し、体内の水分・塩分のバランスが崩れる事で起きるものです。
熱中症は、主に以下のような状況で発生します。
高温多湿の環境では、発汗による体温調節がうまくいかなくなり、体内に熱がこもります。
激しい運動を行うと、体温が急激に上昇し、自律神経が対応しきれなくなることがあります。
発汗によって水分と塩分が失われると、血液量が減少し、血流が悪くなるため、体温調節が困難になります。
自律神経が乱れている時、つまり正常に機能しない状態では体温調節がうまくいかず、熱中症のリスクが高くなってしまします。例えば、ストレスが重なったり睡眠不足などで自律神経が乱れると、以下のような問題が発生します。
交感神経が適切に働かないため、発汗が不十分になり、体温が上昇します。
血流がうまく調整されず、体内の熱の放散が妨げられます。
以上をふまえて、熱中症の起こる可能性のある夏の季節を乗り越えるには自律神経の働きを日頃から整えてあげることが何よりの予防になります。
(自律神経治療に関して詳しくは、施術案内の〈自律神経失調症〉ページをご覧ください。)
熱中症は、気温や湿度の急激な変化に対応しきれないことで発症しますが、自律神経のバランスを整えることでそのリスクを大幅に減少させることができます。当院では、自律神経治療を行うことによりお身体が環境の変化に適応しやすくなるようサポートさせていただきます。
自律神経を整える事で、体温調節機能が正常に働き、熱中症になりにくい身体を作ることができます。また、日頃からのケアが重要です。こまめな水分補給や適度な休憩、冷房の適切な利用など、熱中症対策を日常生活に取り入れてください。
また、熱中症の予防や症状の改善に向けた具体的なアドバイスもしっかり行わせていただきます。体調がすぐれない時こそ早めにご相談ください!私たちがあなたの健康をサポートいたします。この夏を快適で安全に過ごしていきましょう!
当院では、鍼灸や整体を軸とした治療で筋肉や骨格の調整を行い、自律神経機能の改善を図ります。今までなかなか良くならなかった肩こり、腰痛、お身体の不調は是非ご相談ください。皆様の健康を全力でサポートさせていただきます!
皆様のおかげで佐倉市ユーカリが丘で20周年を迎えました。
肩こり、腰痛だけではなく頭痛やめまい、耳鳴り、不眠などの様々な症状に対応。
セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック
皆様こんにちは。セドナ整骨院の河田です。
梅雨による気温の高低差や気圧差が大きくなる時期、体調を崩しやすくなりますよね。
大きな原因のない身体の不調は「自律神経の乱れ」が関係していることが多くみられます。
今回は自律神経と姿勢のお話をさせていただきます。
皆さん、自律神経と姿勢ってなぜ関係があるの?そう思った方もいらっしゃるかもしれません。
現代社会はパソコンやスマートフォンなどの活用が増えてきていると思います。気がついたら長時間画面を見ていたということはよくあると思います。
本来人間の背骨は正しいカーブ(背骨の生理的湾曲)により構成されているのですが構造的に破綻していることを不良姿勢といいます。デスクワーク、スマートフォンなどの使用により、画面をのぞき込むような姿勢になり頭がより前に倒れる状態を「頭部前方偏位(FHP:Forward head posture)」といいます。
頭部前方偏位とは、頭部が通常の位置よりも前方に偏った状態のことをいいます。ストレートネックとも呼ばれています。全身の繋がりにより、頭だけでなく、以下のように背骨の歪みが生じます。
□頭部前方偏位
□骨盤前傾
□胸椎後弯増強
□腰椎前弯増強
□肩甲骨外転
上記のような特徴的な姿勢があります。
通常、頭部は頚椎(首の骨)の真上にあり、耳の穴が肩のラインと一直線上になることが理想的な状態です。
上のように、背骨の歪み(生理的弯曲)が起こることで自律神経にも負担をかけることになり、長期にわたりその状態が続くと、なかなか良くならない肩こりや腰痛、不調が起こると言われています。
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り、心拍数や消化、呼吸などの体内の機能を調整しています。頭部前方偏位によって、首や肩周りの筋肉が過度に緊張すると、首には自律神経が多く通っているため、そのバランスが崩れることがあります。
例えば、首の緊張が交感神経を刺激すると、心拍数の増加や血圧の上昇、ストレスホルモンの分泌が促進されます。これにより、リラックスした状態を保つ副交感神経の働きが抑制され、慢性的な疲労感や不眠症、消化不良などの症状が現れることがあります。逆に副交感神経が過剰に働くと、身体がリラックスしすぎてしまい、集中力の低下や血圧の低下などが生じる可能性があります。
このように、頭部前方変位は自律神経のバランスを崩し、身体全体の健康に影響を与えるため、姿勢の改善が大切になります。
当院では、鍼灸や整体を軸とした治療で筋肉や骨格の調整を行い、自律神経機能の改善を図ります。今までなかなか良くならなかった肩こり、腰痛、お身体の不調は是非ご相談ください。皆様の健康を全力でサポートさせていただきます!
皆様のおかげで佐倉市ユーカリが丘で20周年を迎えました。
肩こり、腰痛だけではなく頭痛やめまい、耳鳴り、不眠などの様々な症状に対応。
セドナ整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック
当ページをご覧いただきありがとうございます。 セドナ整骨院の河田です。
多くの人が悩まれ、国民病ともいわれている「肩こり」についてお話させていただきます。 現代、デスクワークやスマートフォンの使用が増えています。そのような中で肩凝りは誰にとっても身近な問題となっています。肩こりを知るうえで、まずは肩関節の解剖が非常に大切ですので解説します。
肩関節は大きく分けると4つに分類されます
・肩甲上腕関節
・胸鎖関節
・肩鎖関節
・肩甲胸郭関節
が挙げられます。肩関節といって一番想像する関節といえば「肩甲上腕関節」ですが、これだけたくさんの関節が複合的に支えられ動かすことができるのが肩関節の大きな特徴です。
では、【肩こり】とはどのようなものか? 皆さんが一度は聞いたことがあり、多くの人が経験している状態であります。
肩こりというのは病名ではなく、症状のことを表しています。 分かりやすく言うと、「頚(首)から肩にかけて、時には背部に“張る”ような重苦しさや嫌な感じがあり、筋が凝って痛み、つかむか揉むと気持ちがよくなる病態」を言います。
臨床上では、主に僧帽筋や棘上筋部に筋・筋膜の緊張や硬結があり、こわばりや部分的な痛みの総称をさします。正式には「頚肩腕(けいけんわん)症候群」といいます。
【肩こりの主な症状とは?】
・筋肉の緊張
首や肩、背中上部の筋肉が過剰に緊張し、硬くなることが主な特徴です。
・痛みや不快感
過剰に緊張した筋肉が血管や神経を圧迫し、血行不良が起こることで痛みや重さ、不快感を感じることがあります。これが「凝り」として認識されます。
・その他の関連症状
肩こりに伴い、頭痛や吐き気、眼精疲労、腕の痺れなどを引き起こすこともあります。慢性的な肩こりになると全身的な不調を起こすことがあります。
【肩こりの主な原因とは?】
一般的にはデスクワークによる長時間同じ姿勢が続くことで姿勢が崩れ、特定の筋肉に負担がかかり発症しやすくなります。 特に、長時間座っている状態でパソコン作業などを行うとこのような姿勢になりませんか?またはこのような姿の人を見たことがあるかと思います。
正しい姿勢は医学的に以下のように定義されています。
横から見た時に、 耳、肩(肩峰)、大転子、膝外側、外果前方(くるぶし)が一直線上に揃っており、背骨の生理的湾曲(カーブ)が整っている状態を指します。
これが崩れた状態にあると不良姿勢といわれますが、例えば背中が丸まり、頭が前に倒れた姿勢で作業すると、僧帽筋などの筋肉が引っ張られ筋肉の緊張が持続されると肩こりになります。
姿勢不良により骨格が歪む
↓
肩周りが凝る、痛む
↓
神経・血管を締め付けると血行不良、酸欠状態になり更に痛む
↓
痛みが神経を通じて脳に伝わる ↓
「痛み」として脳が認識すると「ストレス」を感じさせる
↓
自律神経系の「交感神経」が活性化する
↓
交感神経優位になると心拍数、血圧上昇により筋肉が過緊張を起こす
といったように、自律神経への負担にも繋がります。その負担が大きくなると自律神経の乱れにより、様々な不調を引き起こしやすくなります。
このようなことから、単なる肩こりで片付けるのではなく早めの対処が重要です!
当院では整体治療、鍼灸治療を通して、自律神経へのアプローチを得意としています。 全身状態を確認し、東洋医学的観点と西洋医学的観点の両面からアプローチを行います。
姿勢や猫背の問題は頭部から足先まですべてが関係し、足関節や膝関節、股関節や腰部、肋骨、頚部なども見ていき必要があるため、患部だけでなく、全身を細かく診て評価を行ってから施術を行います。
なかなか良くならない肩こり、それに伴う自律神経の不調でお悩みの方は是非一度ご相談くださいね。皆様のお役に立てれば幸いです。
セドナ整骨院
こんにちは!
セドナ整骨院ユーカリが丘本院の今田です。
今回は天候が不安定な時に表れる「片頭痛」についてお話させていただきます。
片頭痛(偏頭痛)は神経系の過度な興奮に関連する、慢性的で痛みを伴う一型の頭痛症状です。
【痛みの部位】
片頭痛は通常、頭の片側に痛みが集中します。片側の目の周りや額、あるいは側頭部に発生することがあります。
【先駆症症状】
発作の前に、先駆症症状と呼ばれる兆候が現れることがあります。これには視覚異常(閃光や点滅)、吃音、感覚過敏などが含まれます。
【持続時間と頻度】
片頭痛の発作は通常4〜72時間続く事もあります。これが一過性のものである場合もありますが、慢性的になることもあります。頻度は個人により異なり、月に一度から数回あるいはそれ以上の頻度で発作が起こることがあります。
【原因】
①神経系の異常興奮:**
片頭痛は神経系の異常な興奮が一因と言われています。この異常な興奮が血管の拡張や炎症、神経伝達物質の変動を引き起こし、頭痛発作が生じます。
②セロトニンの役割
セロトニンは脳内で重要な神経伝達物質であり、片頭痛との関連が深いです。発作時にセロトニンの急激な低下が起こり、これが血管の収縮・拡張といった生理学的変化に結びついています。
③免疫系の関与
最近の研究では、免疫系の関与も片頭痛に関連している可能性が指摘されています。特に炎症性サイトカインの変動が片頭痛の発作と関わっていると考えられています。
④ホルモンの影響
特に女性において、ホルモンの変動が片頭痛に影響を与えることがあります。生理周期や妊娠、更年期などでホルモンの変動が起こると、片頭痛の発作が誘発されることがあるといわれています。
⑤脳の血流と代謝の変化
片頭痛の発作時、脳の血流が変化し、特に拡張した血管が神経組織に対して圧迫をかけ、痛みを引き起こすと考えられています。
⑥視覚・感覚症状の具体的な変化
先駆症期に現れる視覚異常は、脳の視覚野での活動異常によるものと考えられています。これが、閃光や点滅といった特徴的な先駆症症状をもたらすと言われています。
⑦生活習慣の影響
片頭痛は生活習慣にも強く影響されます。不規則な食事、不十分な睡眠、過度なストレスがトリガーとなり、発作を引き起こすことがあります。これにはストレス、特定の食品や飲み物、変動する気象条件、不規則な睡眠、ホルモンの変化などが含まれます。
片頭痛は個人差が大きく、原因も多岐にわたります。カイロプラクティックや鍼灸なども非常に効果的ではありますが、患者様の症状や生活スタイルに合わせ、施術やアドバイスが必要です。
お困りの方がいらっしゃいましたら、是非ご相談くださいね。
こんにちは、セドナ整骨院の今田です。
今回は女性の健康に関する「更年期障害と自律神経の関係」についてお話しします。
更年期障害は、女性が中年期から後期にかけて経験する一連の体験や症状の総称です。これは、ホルモンの変化が主な原因であり、その中でも自律神経との密接な関係があるとされています。
更年期障害とは?
更年期障害は、女性の卵巣機能が低下し、卵巣からのエストロゲンとプロゲステロンの分泌が不安定になることで引き起こされます。この生理的な変化により、様々な症状が現れる可能性があります。ホットフラッシュ、イライラ、不眠症、そして自律神経の乱れなどがその一例です。
ホットフラッシュと自律神経の乱れ: ホットフラッシュ(潮紅)は 突然の顔や体のほてり、発汗などがあります。交感神経の亢進に関連しており、これが自律神経系の不調によって引き起こされることがあります。
不眠症と副交感神経の低下: 更年期の女性は、副交感神経の活動が減少することで、入眠障害や深い眠りの維持が難しくなることがあります。
イライラや不安と自律神経のバランス: 更年期障害によるホルモンの不安定さが、交感神経の活性化を引き起こし、イライラや不安の感情が増幅されることがあります。
不規則な月経: 月経周期が不規則になり、最終的には閉経(月経が停止)が起こります。ホルモンの変動がこれに影響します。
性欲の低下: ホルモンの変動が性欲に影響を与え、性的な関心が減少することがあります。
骨粗しょう症のリスク増加: エストロゲンの減少に伴い、骨密度が低下し、骨折のリスクが増加する可能性があります。
更年期障害の原因
更年期障害の主な原因は、卵巣の機能が低下し、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が不安定になることです。これは自然な加齢に伴う生理学的な変化であり、卵巣の卵胞が減少し、最終的に閉経へと至ります。
更年期障害の原因は、女性の卵巣機能の低下に起因するホルモンの変動です。以下に、更年期障害の原因に関連する詳細な要因をいくつか挙げてみましょう。
卵巣機能の低下: 更年期障害は主に卵巣の機能が低下することによって引き起こされます。卵巣の卵胞の数が減少し、卵巣からのエストロゲン(女性ホルモン)とプロゲステロンの分泌が不安定になります。これに伴い、月経周期が不規則になり、最終的には閉経(月経停止)が訪れます。
ホルモンの変動: 更年期障害は、特にエストロゲンの急激な低下が中心となります。エストロゲンの減少によって、さまざまな生理学的な変化が起こり、体内のホルモンバランスが崩れます。これが症状の多くを引き起こす原因の一つです。
卵巣の手術や放射線療法: 卵巣が外科的に取り除かれる手術や放射線治療は、更年期の早期到来を促す可能性があります。これは卵巣機能の急激な低下を招くためです。先天的な要因: 個々の女性において、更年期の到来は遺伝的な要因によって異なります。家族歴や遺伝子の影響が更年期の時期に影響を与えることがあります。
ストレスとライフスタイルの要因: 長期間にわたる激しいストレス、不規則な生活習慣、不健康な食事、喫煙、過度なアルコール摂取などは、更年期障害の症状を悪化させる可能性があります。
これらの要因が組み合わさることで、更年期障害が発症する可能性が高まります。ただし、これらの要因がすべての女性に同じように当てはまるわけではなく、個々の体験や症状は大きく異なります。更年期障害に関する正確な診断や治療は、医療専門家による詳細な検査や相談が必要になります。
自律神経の乱れは、更年期症状を悪化させる恐れもあります。
当院では、自律神経の働きと東洋医学的観点から、カイロプラクティックや鍼灸治療など患者様のお身体に合わせて最適な施術をご提案させて頂きます。