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現代人に多い悩みの一つが、胃の痛みや不快感です。食後に胃が重くなる、ストレスを感じたとたんに胃がキリキリと痛む、朝から胃がムカムカする…こうした症状は、日々の生活の質を大きく下げてしまいます。しかし、病院で検査を受けても「異常なし」と言われるケースも多く、薬を飲んでも一時しのぎに過ぎないことが少なくありません。
実は、こうした胃のトラブルの多くは自律神経の乱れと深く関係しています。そして、この自律神経のバランスを整えるアプローチとして、整体治療が効果を発揮することをご存知でしょうか?
私たちの胃は、単に食べ物を消化するだけでなく、自律神経によってその働きがコントロールされています。自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。交感神経は緊張やストレスを感じた時などに活性化し、逆に副交感神経はリラックスしている時などに働きます。
胃が正常に働くには、この2つの神経がバランスよく作用することが不可欠です。しかし、ストレス過多や生活リズムの乱れにより交感神経が優位になりすぎると、胃の血流が悪くなり、消化機能が低下します。その結果、胃痛や胃もたれ、ムカムカ感といった症状が現れるのです。
整体治療は、骨格や筋肉、関節のバランスを整えることを目的としていますが、それに伴って自律神経にも良い影響を与えることがわかっています。
例えば、背骨の周辺には自律神経の通り道である神経節が集まっています。特に胸椎や腰椎のゆがみは、交感神経の過剰な刺激につながり、胃の不調を引き起こす原因になります。整体によってこれらのゆがみを整えることで、神経の流れがスムーズになり、胃の働きが正常化していくのです。
また、首や肩の筋肉が緊張すると、脳への血流が悪化し、自律神経のコントロールセンターである視床下部にも悪影響が及びます。整体によって首や肩の緊張を緩めることで、脳と体の神経バランスが整い、自然と胃の症状が軽くなるケースが多々あります。
胃の不調に対する整体では、まず身体全体のバランスをチェックします。特に注目するのは、以下のポイントです。
胸椎:胃や消化器系とつながりの深い部分。ここの可動性を回復させることで、胃の血流が改善します。
横隔膜:呼吸と連動し、自律神経のバランスに影響を与えます。整体で横隔膜の動きをスムーズにすることで、リラックス効果が高まります。
骨盤のゆがみ:身体の土台であり、骨盤が整うことで背骨全体のバランスも良くなります。
さらに、呼吸法や簡単なストレッチを指導し、自宅でも自律神経を整える習慣づくりをサポートします。これにより、一時的な対処にとどまらず、根本的な体質改善を目指します。
胃の痛みや不快感は、単に胃だけの問題ではなく、「身体全体のバランスが乱れていますよ」というサインです。薬で抑えることも必要な時はありますが、長期的には身体そのものを整えることが重要です。
整体治療は、そうした根本改善を目指す方にとって、有力な選択肢の一つです。もしあなたが慢性的な胃の不調に悩んでいるなら、ぜひ一度、整体によるアプローチを試してみてください。身体が整うことで、心も軽くなり、胃の症状も自然と和らいでいくはずです。
こんにちは、セドナ整骨院の宮崎です!
当院にいらしている方の多くが悩んでいる「腰痛」ですが、今回は「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」という2つの観点から見てみましょう。
腰痛に悩まされている方はとても多く、日本人の約80%が一生のうちに一度は腰痛を経験すると言われています。しかし、この「腰痛」、実は「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」に分けられることをご存知でしょうか?
それぞれの腰痛の違いと、整体による改善方法について詳しくお話しします。
■ 特異的腰痛とは
「特異的腰痛」とは、原因が明確にわかる腰痛のことです。例えば、
• 椎間板ヘルニア
• 脊柱管狭窄症
• 圧迫骨折
• 感染症や腫瘍
これらが該当します。画像診断(MRIやCTなど)で異常が確認できるため、治療方針も比較的はっきりしています。
ただし、整体でのアプローチは慎重を要します。場合によっては医師の診断を優先し、理学療法士によるリハビリを行う場合もあります。
■ 非特異的腰痛とは
一方、「非特異的腰痛」とは原因がはっきり特定できない腰痛です。
実に腰痛患者の約85%がこの非特異的腰痛に分類されます。
デスクワークや立ちっぱなし、運動不足、ストレスなど、さまざまな要因が重なって発症するのが特徴です。
この「非特異的腰痛」こそ、整体治療の得意分野と言えます。筋肉や関節のバランスを整えることで、痛みの根本原因にアプローチできるからです。
整体治療は、「身体全体のバランスを整えること」にあります。腰が痛いからといって、腰だけをマッサージしても根本改善にはなりません。以下のようなステップで施術を行うのが基本です。
1.骨盤と背骨の調整
腰痛の多くは、骨盤の歪みや背骨のアンバランスが関係しています。骨盤が前傾・後傾すると、腰椎に余計な負荷がかかりやすくなるため、まずは骨盤の位置を正しい状態に戻します。
2.股関節や胸椎の動き改善
腰の動きが悪くなる背景には、股関節や胸椎の可動域制限が隠れていることが多いです。例えば、股関節が硬いと、その代償として腰が過剰に動き、痛みを生じやすくなります。整体では、これらの部位を丁寧に緩め、腰への負担を軽減します。
3.筋膜のリリース
近年注目されているのが「筋膜リリース」です。筋膜は全身を覆うネット状の組織で、この膜が硬くなると動きが制限され、腰痛の一因になります。整体で筋膜を適切にリリースすることで、驚くほど動きがスムーズになることがあります。
4.呼吸と自律神経の調整
非特異的腰痛は、実はストレスや自律神経の乱れとも深く関わっています。整体施術の中で深い呼吸を促し、リラックス状態を作ることで、身体が本来の回復力を発揮しやすくします。
整体施術に加えて、ご自身でのセルフケアも欠かせません。おすすめは以下の3つです。
• 骨盤周りのストレッチ(腸腰筋や大腿四頭筋、ハムストリングスを緩める)
• 軽いウォーキング(血流を促進)
• 深呼吸やマインドフルネス(自律神経を整え、筋肉の緊張を緩和)
~まとめ~
腰痛は、「特異的」か「非特異的」かを見極めることが、改善の第一歩です。
特に非特異的腰痛の場合、整体治療による全身のバランス調整が非常に効果的です。
「レントゲンやMRIでは異常なし」と言われたのに腰が痛い方、薬や湿布では改善しないと感じている方は、ぜひ一度整体での根本アプローチを受けてみてください。
あなたの腰が軽くなり、日々を快適に過ごせるよう、私たち治療家が全力でサポートします!
春の訪れとともに多くの人を悩ませる「花粉症」。目のかゆみ、鼻水、くしゃみ、喉の違和感……。これらの不快な症状は、日常生活の質を大きく下げてしまいます。一般的には薬やマスクなどで対処されることが多いですが、近年注目されているのが整体による花粉症の改善です。今回は、花粉症の原因と整体でのアプローチ方法、そして自宅でできるケアについてご紹介します。
花粉症は、スギやヒノキなどの花粉が体内に入った際に、免疫システムが過剰反応を起こしてしまうアレルギー性疾患です。本来、花粉は体にとって害のあるものではありませんが、免疫の過敏な反応によって、以下のような症状が引き起こされます。
~主な症状~
• くしゃみの連発
• 鼻水、鼻づまり
• 目のかゆみ、充血
• 喉の違和感
• 倦怠感、集中力の低下
• 肌荒れや頭痛
このような症状は、花粉が飛散する数ヶ月の間、続いてしまうため、多くの人が薬に頼る日々を送っています。
整体では、花粉症の根本的な原因を自律神経の乱れや体の歪みにあると考えます。人の体は、常に自律神経の働きによって内臓機能や免疫バランスが保たれています。しかし、生活習慣の乱れやストレス、姿勢の悪化により、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、免疫が過剰に働き、花粉に対しても過敏に反応してしまうのです。
また、首や背中、肩甲骨まわりの筋肉が緊張すると、リンパや血流の流れが悪くなり、老廃物やアレルゲンの排出がスムーズにいかなくなります。これも、症状を悪化させる一因です。
整体では、以下のような施術を通じて花粉症の緩和を目指します。
・自律神経の調整
背骨や首の歪みを整えることで、神経の伝達がスムーズになり、自律神経のバランスが改善されます。特に頸椎(けいつい)と胸椎(きょうつい)の調整は、自律神経に強く影響を与えるため、花粉症にお悩みの方には重要なポイントです。
・胸郭の可動域改善
胸郭(肋骨まわり)の動きが悪くなると、呼吸が浅くなり、酸素供給が不十分になります。これは自律神経を乱す要因になるため、肋骨や横隔膜周囲の筋肉を緩め、深く呼吸できる体づくりを目指します。
・リンパ・血流の促進
首や脇のリンパ節周辺の筋肉をほぐすことで、老廃物の排出やアレルゲンの解毒がスムーズになります。特に鎖骨下リンパ節や耳下腺周辺は重点的にケアしたいポイントです。
・骨盤の調整
意外に思われるかもしれませんが、骨盤の歪みは全身のバランスに大きく影響します。骨盤を正すことで、血流・リンパの流れ、自律神経の働きが安定し、体質改善につながります。
~自宅でできる花粉症対策~
整体に通う時間が取れない方のために、自宅でできるセルフケアもご紹介します。
1・首まわりの温め
蒸しタオルや温熱グッズで首を温めることで、副交感神経が優位になり、過敏な免疫反応を抑えることができます。
2・胸を開くストレッチ
毎朝、胸を大きく開くストレッチを数分行うことで、呼吸がしっかりと吸えるようになり、自律神経が整いやすくなります。
3・みぞおちを温める
みぞおちは鳩尾(きゅうび)という経穴(ツボ)があります。この経穴を温めることで、交感神経が優位だったものが副交感神経を優位にさせ、バランスを整えます。
4・深呼吸の習慣化
一日数回、意識して深呼吸を行うことで、自律神経のバランスが整い、花粉症の症状が緩和しやすくなります。
花粉症は「一生付き合うもの」と考えている方も多いかもしれません。しかし、体の内側から整えていくことで、症状が年々軽くなっていくケースは少なくありません。整体は即効性があるわけではありませんが、体質改善を目的とした、根本的なアプローチが可能です。
つらい症状にお悩みの方は、ぜひ一度、整体的なアプローチを取り入れてみてはいかがでしょうか?
はじめに
最近、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用増加により、「巻き肩」に苦しむ方が増えています。巻き肩は不良な姿勢を持続することで発生し、さまざまな不調を起こすことがあります。また身体的な不調だけでなく、心理的な問題(心の不調)も引き起こすことがあります。
本日は、巻き肩の症状とその原因、さらに整体治療を通じた改善方法について詳しく解説します。
巻き肩とは、肩が前方に偏移し、背中の筋の機能が低下した、本来の位置ではない状態を指します。
巻き肩の原因
これらが長期間続くことや、重なることにより巻き肩の症状が出やすくなってしまいます。
巻き肩の症状
前述したように、身体の不調だけでなく、心の不調も引き起こしてしまうことがあります。このような症状を放置すると、日常生活に大きな支障をきたすこともあるため、早期の改善が重要です。
1.姿勢の矯正
首や背骨を正しい位置に戻すために、矯正を行います。正しい位置に戻す為に頚椎や胸椎の歪みを調整します。
2.筋肉のバランスを整える
屈筋群が緊張し、伸筋群の機能低下が起こることが多い為、筋の緊張を緩め、機能低下が起きている筋は働くように刺激を入れていきます。
3.呼吸の改善
深い呼吸を意識した運動をすることで、交感神経と副交感神経バランスを整え、自律神経の働きを調整します。
4.セルフケアの提案
日常生活での姿勢の意識の仕方や、小まめなストレッチ、筋肉トレーニングなどを、段階を追ってセルフケアの提案をしていきます。
終わりに
巻き肩は、筋肉と姿勢の不調和から発生しますが、整体治療を活用した正しい調整とケアを続けることで改善が期待できます。自分の体に耳を傾け、日々のケアを大切にしていきましょう。
当院では、自律神経の乱れからくる様々な症状に対して、整体や鍼灸により自律神経へのアプローチにより筋肉や骨格の調整を行い、睡眠のお悩みなどの解決に導きます。
皆様のおかげで佐倉市ユーカリが丘で20周年を迎えました。
肩こり、腰痛だけではなく頭痛やめまい、耳鳴り、不眠などの様々な症状に対応。
当ページをご覧いただきありがとうございます。セドナ整骨院の宮崎です!
「頭が重い」「ズキズキと痛む」「薬を飲んでもすぐ戻る」――。
そんな慢性的な頭痛に悩まされていませんか?
実はその不調、自律神経の乱れと身体のゆがみが深く関係しているかもしれません。
自律神経とは、呼吸・血流・内臓の働きなど、私たちの身体を24時間自動でコントロールしてくれている神経です。この神経が乱れると、血管の収縮や筋肉の緊張が不安定になり、頭痛を引き起こしやすくなります。
特に以下のような方は要注意です。
☑パソコンやスマホを長時間使用する
☑姿勢が悪い、猫背がクセになっている
☑寝ても疲れがとれない
☑首や肩が常に重だるい
これらはすべて、身体のバランスが崩れ、自律神経にも悪影響を与えている状態。筋肉のこわばりや骨格のズレが神経を圧迫し、慢性的な頭痛へとつながっているのです。
市販の頭痛薬は一時的な痛みをやわらげるには有効ですが、根本的な原因である「ゆがみ」や「神経の乱れ」を解決するものではありません。繰り返す頭痛に対しては、身体の内側から整えるケアが必要です。
整体治療では、カウンセリングを通して生活習慣や姿勢のクセまで丁寧に把握し、オーダーメイドで施術を組み立てます。「ただほぐすだけ」「一時的にスッキリするだけ」のケアではなく、“頭痛を繰り返さない身体づくり” をサポートします。
頭痛は「気のせい」や「体質」ではありません。自律神経と身体のバランスを整えることで、多くの方が長年の頭痛から解放されています。
もし今、「また来るかも…」と頭痛に怯えているのなら、ぜひ一度、整体の力を体感してみてください。薬に頼らず、自然なバランスを取り戻すこと――それが、真の根本改善への第一歩です。
皆様のおかげで佐倉市ユーカリが丘で20周年を迎えました。肩こり、腰痛だけではなく頭痛やめまい、耳鳴り、不眠などの様々な症状に対応。