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病気の原因 不内外因について

2017.08.26 | Category: 鍼灸

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

今回は「不内外因」についてお話します。

 

病気の原因で、内因にも外因にも当てはまらないものが不内外因です。

これには、おもに飲食失節、労逸、五労、体質、外傷などがあります。

 

飲食失節(いんしょくしっせつ)

食べすぎや、食が細すぎる状態を指す飢飽失常、不衛生の物を食べる飲食不潔、同じ味のものを食べ続ける偏食などを指します。

小食の場合、気・血・津液のもととなる栄養が失調し、体の抵抗力(正気)が低下します。

過食の場合、臓腑に負担がかかり、気・血の流れが滞り消化不良を引き起こします。

 

労逸(ろういつ)

過労をあらわす老倦(ろうけん)と安静をあらわす安逸(あんいつ)を組み合わせた言葉で、労働の節度をあらわしています。過度な仕事や遊び、勉強などで気血を消耗すると、心身ともに疲労することになる。

さらに房事(過度の性生活)や休みすぎも病気の原因になると東洋医学では考えらえています。

 

五労(ごろう)

久視(目の酷使)、久臥(寝たきり)、久坐(座り続ける)、久行(歩き続ける)、久立(立ち続ける)のことです。

同じ動作を長時間続けることは五臓にも影響をあたえ病気になるとされています。

久視は心、久臥は肺、久坐は脾、久行は肝、久立は腎に影響を与えるとされています。

 

体質は、津液の停滞によって生じる痰飲と血の停滞による瘀血。

外傷は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・切り傷などの怪我。

 

不内外因は日常生活を営む中での病因です。

生活習慣の改善で、病気を予防することが可能です。

 

もう一度、自分の生活習慣を見つめなおしてみませんか?


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