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夏の「暑邪」①

2018.07.03 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

先日異様な速さで梅雨が明けましたね。

毎日、気温が高く暑さに参ってしまいそうになります。

この時期は「暑邪」が原因で体調を崩すことがあります。

 

以前梅雨の時は「湿邪」が原因で体調を崩すことを説明しましたが、

「暑邪」も「湿邪」と同じく自然界から入ってくる邪気「六邪」の一つ。

「暑邪」は高温多湿の夏だけに身体がおかされます。

 

暑邪には「炎熱」という性質を持っており、

これが身体に入ると熱で身体がぼーっとしたり、

赤みが悪化したり、汗のかきすぎなどといった症状が引き起こされます。

 

引き起こされる症状の中でも気を付けなければならないのが、汗のかき過ぎ。

 

東洋医学では、汗は身体をみずみずしく保つ津液(水)の一つと考えています。

汗をかき過ぎると、津液とともに「気」も消耗してしまうため、

倦怠感や息切れといった体調不良につながってしまう恐れがあります。

いわゆる「熱中症」ですね。

 

 

また、身体の水分が失われると血液が濃縮し、「心」にも大きな負担がかかります。

汗のかきすぎによる動悸やめまいは、心へのダメージです。

 

症状が重くなると心不全など重大な病気を引き起こすこともあるので、十分注意してください。

 

 

夏の疲れや体調不良を秋に残さず、乗り切るために

身体のメンテナンスをしっかり行っていきましょう。

 

 


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