- Blog記事一覧 -女性の腰痛③
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
前回から「女性の腰痛」についてお話していますが、
今回は、大事な「骨盤」の歪みから説明していきたいと思います。
まずは骨盤の「仙骨」という骨について。
仙骨とは、背骨の一部で腰の下にある逆三角形の骨の事を言います。
これは頭から背骨を骨盤と共に支える土台であり重要な骨です。
また、現代医学的にも中枢神経を支え、
末梢神経や自律神経のバランスを整える機能があることが分かっています。
そして脳脊髄液と呼ばれる脳から出て神経を栄養する髄液を
ポンプ作用で全身に循環させていることも分かっています。
これほどまでに重要な仙骨が何故歪んでしまうのか、
そして歪むことで何が起こるのかを説明していきます!
まず一つは姿勢から来る歪みが考えられます。
骨盤は本来なら中心にありますが、上と下のバランスを保つために傾いていきます。
例えば、常に片足に重心をかけてバランスが片側に寄ることで骨盤はバランスを取るために傾いていきます。
骨盤が歪むことで、左右差が生じ
筋肉が固まったり、神経を圧迫したりすることで痛みやしびれを引き起こします。
二つ目は骨盤を支える筋力が少ないのもあります。
骨盤を支えるのは基本的には腰回りの筋肉なので、
これが少ないと骨盤を安定させることが難しくなります。
また、大腰筋や腸腰筋と言った筋肉は骨盤を支えるだけでなく、
猫背やお腹が出てしまう、お尻が垂れてしまうのを予防できるので是非鍛えてみて下さいね。
三つめは出産による骨盤の負担です。
出産時にはホルモンの影響で骨盤が開くために関節が緩みます。
その時に仙骨部の痛みや歪みを引き起こす可能性があるんです。
なので、出産後には仙腸関節が通常の状態から少し歪んでしまい
周囲の靭帯に大きな負担がかかります。
また、出産に関わらず仙腸関節障害を起こして腰痛を引き起こす場合も多いので
腰痛の部位をしっかり見極めていくのも大事です。
セドナでは「女性の腰痛」に対する治療をおこなっています。
困ったときはご相談くださいね。