- Blog記事一覧 -背骨と骨盤のお話
こんにちは!セドナ整骨院ユーカリが丘本院の今田です。
前回、ヘルニアの記事で背骨と骨盤のお話をしましたが、
今回はもう少し深くお話します。
いわゆる”背骨”と呼ばれる部分は、椎骨という骨からなっています。
全部で26個ある椎骨は、首からお尻まで連なっています。
首の椎骨は頸椎と言い、7個あります。
胸の椎骨は胸椎と言い12個、腰の椎骨は腰椎と言い5個、
おしりの骨が仙骨、尾骨と言い各1個からなっています。
そして前回もお話しましたが、椎骨と椎骨の間に、椎間板という軟骨でできたクッションがあります。
26個の椎骨の間に、クッション材の椎間板があるのが背骨ということになります。
骨盤は、両側に一枚ずつある「寛骨(かんこつ)」と、真ん中にひとつある「仙骨」、その仙骨に続く「尾骨」でできています。
さらに寛骨と呼ばれる骨は、「腸骨」「恥骨」「坐骨」の三つに呼び名が分かれます。
(骨盤前面図)
骨盤の歪みは仙腸関節や恥骨結合の緩みや捻じれによって起こります。
諸説あり、不動関節とも言われますが、ほんの数ミリの可動性を持っているとも言われています。
この数ミリの可動性がなくなってしまった場合も歪みが生じてきます。
骨盤と背骨は体の軸となる大切な部位であり、身体の基礎ともいえます。
背骨が体を支える骨組み、骨盤は背骨を支える土台です。
骨盤と背骨は連結しており、土台の骨盤が歪むと背骨の歪みも引き起こします。
背骨だけ歪みを矯正しても、骨盤に歪みがあれば、また背骨が歪んでしまいます。
どちらか一方だけではなく、両方を矯正し整える必要があるのです。
そして、骨盤と背骨が歪んでいると、
慢性的な肩こり・腰痛や、自律神経の乱れを引き起こしたり、様々な症状を引き起こしてしまいます。
歪んでいたらどうしたらいいのか。
次回、矯正のお話をしますね!