- Blog記事一覧 -鍼灸治療について②
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
患者様から「鍼って痛いんですか?」との質問から
前回は鍼についてお話させていただきました。
鍼治療がどんなものなのかを簡単にお話しましたが、
今回は、鍼をうつと身体にどんなことが起きるのかをお話しますね。
人の身体には皮膚、筋肉、骨、内臓といった各組織が存在します。
これらの組織の隙間に「結合組織」と呼ばれるものがあり、
これは隙間を埋めて保護したり、強固にする役割があります。
新陳代謝が悪くなると、この結合組織が固まり、「気血水」の滞りを引き起こし、身体の不調を引き起こします。
※「気血水」とは?
「気」・・・生命エネルギーの事
「血」・・・血液と血液が運ぶ栄養素
「水」・・・汗、リンパなど血液以外のすべての体液
鍼の刺激が身体に入ると、細胞が「組織の破壊」が起きたと認識し、
壊れた細胞を修復しようと自然治癒能力が活性化します。
そして自然治癒能力が活性化することで、結合組織が緩み、新陳代謝が高まり、血流がよくなり、
「気血水」の滞りを解消させることができます。
更に滞りが解消することで、新しい組織の再生が自然と促されるのです。
鍼治療は、体の不調をとることはもちろん、健康な身体作りにも適しています。
特に最近は女性で鍼治療を受けられる方が増えています。
様々な症状と婦人科系疾患に適応している事や、
美容鍼治療などで「内面からの美」を得ることができるからです。
当院でも、治療中に患者様が何気なく「生理痛がツライ」や「手足の指先が冷たい」とおっしゃったとき、
「その症状をお持ちでしたら、鍼治療をやってみませんか?」とお勧めしています。