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五行色体表

2018.08.06 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の清田です。

 

今回は五行色体表についてお話しします。

 

人体や症状、臓腑など、万物に五行を当てはめて、

それをまとめたものが五行色体表です。

 

 

東洋医学において、人体の生理や病気、食べ物、環境などに関する

五行の相対関係を、診断や治療などの理論的な根拠として

用いられており、重要な役割を担っています。

 

五行の色体表は、治療方針として非常に有益ですが、

これが絶対というものではありません。

これを運用し、診断・治療へのヒントを得ることが重要といえます。

 

五行色体表を見ると、人間の身体は

五臓や六腑、五華、五主、五液などに細かく分類されています。

 

さらに、身体の五臓に変調を招くもの、

変調した際の症状も記載されています。

 

 

例えば、「木」を見ると、

対応する五臓は肝であり、六腑では胆となります。

 

さらに、病気があらわれるのが目、

変調時の体臭は臊(あぶらくさい)、

さらに爪に変調があらわれます。

 

このように木の要素はすべて関連しており、

木・火・土・金・水のそれぞれの属するグループは、

何らかの関連性があると考えられています。

 

上記の関連性を利用し、東洋医学では、

診断や治療方法の手段として応用されています。

 

例えば、患者さんの症状に髪の異変があった場合、

髪は水のグループに属しているので、

原因は膀胱や腎の機能低下が疑われます。

 

また同じグループの耳や骨にも

症状を併発している可能性があります。

 

このように五行色体表は

効果的な治療法を推察するための有益な手段といえます。

 

 

次回は五行色体表のそれぞれの解説をします。


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