- Blog記事一覧 -鍼と自律神経②
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
自律神経の事について勉強されている方に自律神経の最高中枢は?と質問すると
「視床下部」と答えられると思います。
(現在でも試験などでは正解です。)
しかし、最近の研究では
最高中枢=視床下部だけではないという事がわかってきています。
自律神経は、脳の中の広い範囲で繋がって調節していることが分かってきました。
それを中枢自律神経線維網
(中枢自律神経ネットワーク=CAN)といいます。
この、CANが自律神経の最高中枢。
そして「視床下部」はCANの一部分とみなされるようになってきています。
自律神経の乱れ=脳の広い範囲での乱れ。となっているのです。
つまり自律神経が整えば、脳の乱れも整い、現代医学で解明できていない「原因不明」を取り除く可能性が高いという事です。
親和性の高い「鍼灸」と「自律神経」の組み合わせは、多くの自律神経の不快症状を取り除いていけるのです。
ではこのCANはどのように自律神経に関係してきているのか。
このCANは「大脳辺縁系」という情動をつかさどる部分と密接に関係してきているのです。
ここでいう情動とは「不快」「悲しみ」「怒り」「恐怖」などがあげられます。
大脳辺縁系は「ストレス」とも大きく関係します。
自律神経が乱れると「不快」「悲しみ」「怒り」「恐怖」という情動と共に
自律神経が支配している各内臓にも「不快感」や「痛み」などを誘発する原因になってくるのです。
つまり、人間の感情と、内臓の反応は密接に関係しているという事なんです。
これを「不快ネットワーク」と呼びます。
つまり、内臓の反応点への鍼灸治療は「不快な情動へ」のへ有益な効果、ストレスの軽減も期待できるという事になります。
自律神経の働きと東洋医学に着目した独自の治療メソッド
自律神経の乱れからくる様々な症状に対応
京成本線「ユーカリが丘駅」徒歩5分
セドナ整骨院・鍼灸院 ユーカリが丘本院
043-488-2301
千葉県佐倉市ユーカリが丘4-3
ユーカリが丘・ジョイナード1F