- Blog記事一覧 -アロマの医学
こんにちは!セドナ整骨院 ユーカリが丘本院の今田です。
今回は、セドナ整骨院でも行っている、「アロマの医学」についてお話します。
東洋においても西洋においても、昔から人々は植物を薬として使用してきました。
植物には脳や神経、ホルモンなどを通して心身に働きかける効果があります。
そのため、アロマテラピーで使用される精油は認知症や糖尿病、うつ病などの様々な症状にも効果的で、
医療現場でも使われることがあります。
また、肩こりや更年期、不定愁訴のケアとして、マタニティや緩和ケアとして
サロンやセルフケアに使用されているのです。
アロマテラピーは、ストレスの解消やリラクゼーションだけではなく、病気の予防や治療などの
様々な目的で行われ、当院ではマッサージや芳香浴の方法で患者様に提供しています。
アロマテラピーの効果が発揮されるためには、精油に含まれる成分が体内に取り込まれ、
血流にのり目的の部位に運ばれる必要があります。
そのために、マッサージでは皮膚からの体内への吸収、
芳香浴では鼻の粘膜や肺を介して吸収されます。
<皮膚からの吸収>
皮膚は表皮と真皮からなり、身体の表面にある表皮は
何層もの細胞が積み重なった構造で、外界からの異物が簡単に侵入できないようになっています。
表皮の中で最も表面にある「角質」は、角質細胞が層状に連なり、
その隙間をセラミドという脂質を多く含むあぶらが埋めているため水も簡単に通しません。
そのため小さくてあぶらに溶けやすい物質の方が角質を通ることができます。
皮膚から身体の中に侵入し、精油の効果を発揮するためには
角質以外の表皮構造を通過し、血管が存在する真皮にたどり着く必要があります。
正直、現在の時点で精油に含まれるどの成分が体内に吸収されるのかは未知な部分が多いのですが、
アロマセラピーの現場では、症状の改善がみられているのが実際です。
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