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ぎっくり腰の記事一覧

腰の痛みを根本改善「特異的腰痛」「非特異的腰痛」から考える整体のアプローチ

2025.05.04 | Category: ぎっくり腰,セドナ整骨院,健康,整体,未分類,東洋医学,腰痛,自律神経失調症

こんにちは、セドナ整骨院の宮崎です!
当院にいらしている方の多くが悩んでいる「腰痛」ですが、今回は「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」という2つの観点から見てみましょう。

腰痛に悩まされている方はとても多く、日本人の約80%が一生のうちに一度は腰痛を経験すると言われています。しかし、この「腰痛」、実は「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」に分けられることをご存知でしょうか?
それぞれの腰痛の違いと、整体による改善方法について詳しくお話しします。

~まずは知っておきたい!腰痛の2つの分類~

■ 特異的腰痛とは

「特異的腰痛」とは、原因が明確にわかる腰痛のことです。例えば、
• 椎間板ヘルニア
• 脊柱管狭窄症
• 圧迫骨折
• 感染症や腫瘍

これらが該当します。画像診断(MRIやCTなど)で異常が確認できるため、治療方針も比較的はっきりしています。
ただし、整体でのアプローチは慎重を要します。場合によっては医師の診断を優先し、理学療法士によるリハビリを行う場合もあります。

■ 非特異的腰痛とは

一方、「非特異的腰痛」とは原因がはっきり特定できない腰痛です。
実に腰痛患者の約85%がこの非特異的腰痛に分類されます。
デスクワークや立ちっぱなし、運動不足、ストレスなど、さまざまな要因が重なって発症するのが特徴です。

この「非特異的腰痛」こそ、整体治療の得意分野と言えます。筋肉や関節のバランスを整えることで、痛みの根本原因にアプローチできるからです。

~整体での改善アプローチ~

整体治療は、「身体全体のバランスを整えること」にあります。腰が痛いからといって、腰だけをマッサージしても根本改善にはなりません。以下のようなステップで施術を行うのが基本です。

1.骨盤と背骨の調整

腰痛の多くは、骨盤の歪みや背骨のアンバランスが関係しています。骨盤が前傾・後傾すると、腰椎に余計な負荷がかかりやすくなるため、まずは骨盤の位置を正しい状態に戻します。

2.股関節や胸椎の動き改善

腰の動きが悪くなる背景には、股関節や胸椎の可動域制限が隠れていることが多いです。例えば、股関節が硬いと、その代償として腰が過剰に動き、痛みを生じやすくなります。整体では、これらの部位を丁寧に緩め、腰への負担を軽減します。

3.筋膜のリリース

近年注目されているのが「筋膜リリース」です。筋膜は全身を覆うネット状の組織で、この膜が硬くなると動きが制限され、腰痛の一因になります。整体で筋膜を適切にリリースすることで、驚くほど動きがスムーズになることがあります。

4.呼吸と自律神経の調整

非特異的腰痛は、実はストレスや自律神経の乱れとも深く関わっています。整体施術の中で深い呼吸を促し、リラックス状態を作ることで、身体が本来の回復力を発揮しやすくします。

~自宅でできるケアも大切~

整体施術に加えて、ご自身でのセルフケアも欠かせません。おすすめは以下の3つです。

• 骨盤周りのストレッチ(腸腰筋や大腿四頭筋、ハムストリングスを緩める)
• 軽いウォーキング(血流を促進)
• 深呼吸やマインドフルネス(自律神経を整え、筋肉の緊張を緩和)

~まとめ~

腰痛は、「特異的」か「非特異的」かを見極めることが、改善の第一歩です。
特に非特異的腰痛の場合、整体治療による全身のバランス調整が非常に効果的です。
「レントゲンやMRIでは異常なし」と言われたのに腰が痛い方、薬や湿布では改善しないと感じている方は、ぜひ一度整体での根本アプローチを受けてみてください。

あなたの腰が軽くなり、日々を快適に過ごせるよう、私たち治療家が全力でサポートします!

自律神経とめまい・耳鳴り:天候変化が体に与える影響

2024.08.26 | Category: Dr.エバーハルト,アロマトリートメント,ぎっくり腰,セドナ整骨院,健康,女性ホルモン,整体,東洋医学,柔道整復師,肩こり,自律神経失調症,鍼灸

こんにちは!佐倉市ユーカリが丘・セドナ整骨院の河田です。最近の台風やゲリラ豪雨など、急激な天候の変化によりめまいや耳鳴りといった自律神経の乱れに関する症状が増加しています。こうした症状は、ただの気のせいと思われがちですが、自律神経のバランスが崩れることで引き起こされる場合が多く、お身体の適切な対処がとても大切になってきます。

今回は、自律神経の不調の一つである、めまい・耳鳴りについて解説させていただきます。

自律神経とは?

自律神経は、私たちの体の様々な機能を無意識にコントロールしている神経系の一部です。具体的には、心拍数、血圧、体温、消化活動、呼吸などを調整しています。自律神経は「交感神経」「副交感神経」に分かれ、これらがバランスよく働くことで、私たちの体は正常に機能しています。しかし、このバランスが崩れると、めまいや耳鳴りなどの症状が現れることがあります。

天候の変化と自律神経の関係

天候の急激な変化は、自律神経に大きな影響を与えます。特に台風や急激な気温の変化は、気圧の変動を引き起こし、それに伴って自律神経が過剰に反応することがあります。例えば、気圧が急激に低下すると、血圧が不安定になり、体内の酸素供給が乱れてしまいます。その結果、めまいや耳鳴りといった症状が引き起こされることがあります。

 さらに、天候の変化に伴うストレスも、自律神経に影響を及ぼします。多くの人が気づかないうちに、天候の変化によって無意識にストレスを感じていることがあります。天候の急激な変化は「環境的ストレス」となります。このストレスが蓄積されると、自律神経のバランスが崩れ、不調を引き起こす可能性が高まります。

 めまいや耳鳴りが起こる原因は様々で、自律神経の乱れ、血流の問題、ストレスなどが挙げられます。自律神経が乱れると、内耳の機能が正常に働かなくなり、感覚機能が崩れることでめまいが発生します。また、耳鳴りは血流の異常や内耳の神経が過敏になる事で起こると考えられます。

さいごに

猛暑が続く夏だからこそ、自律神経を整えることは非常に重要です。当院では自律神経の乱れからくる不調に対し、整体や鍼灸により自律神経のバランスを整え、夏バテや熱中症を予防し、夏に負けない身体作りをサポートさせていただきます。

替えのきかないあなたの大切なお身体を守るためにも、しっかりとお身体を整えましょう。

当院では、自律神経の不調によるめまい・耳鳴りに対して、整体や鍼灸を軸とした治療で筋肉や骨格の調整を行い、自律神経機能の改善を図ります。今までなかなか良くならなかったお身体の不調は是非ご相談ください。皆様の健康を全力でサポートさせていただきます!

皆様のおかげで佐倉市ユーカリが丘で20周年を迎えました。
肩こり、腰痛だけではなく頭痛やめまい、耳鳴り、不眠などの様々な症状に対応。

夏の冷えの原因とは?原因とその対策について

2024.08.17 | Category: ぎっくり腰,セドナ整骨院,健康,女性ホルモン,整体,東洋医学,柔道整復師,肩こり,腰痛,自律神経失調症,鍼灸

皆さん、こんにちは!セドナ整骨院の河田です。

夏といえば、日差しが強く気温が高い季節ですが、意外にも「冷え」に悩む方が増える時期でもあります。冷え性は冬だけのものと思われがちですが、実は夏にも特有の冷えが存在します。今回は、夏の冷えの原因と自律神経との関係性について詳しくお話しし、その対策法もご紹介します。

夏の冷えの原因

自律神経は、私たちの体温調節をはじめとする体のさまざまな機能をコントロールしています。体温の調節中枢は、間脳の「視床下部」に存在し、司令塔のような働きがあります。そして自律神経には、活動時に働く交感神経と、リラックス時に働く副交感神経があります。これらがバランスよく働くことで、体温が適切に調節されるのですが、夏の冷えが生じると、自律神経のバランスが崩れ、さらに冷えが悪化するという悪循環に陥ります。

冷房や冷たい飲み物による身体の冷えが続くと、交感神経が過剰に働き、血管が収縮して血流が悪くなります。その結果、手足が冷たく感じたり、疲れやすくなったりと、冷え性特有の症状が現れます。また、冷えが続くことで、内臓の機能も低下し、代謝が悪くなってしまうため、冷えとともに夏バテの症状も出やすくなります。また、冷え症は男性よりも女性に多いのが特徴で、四肢末梢部の強い冷感のほか、肩こりや不眠、便秘などの症状もみられます。

夏の冷え対策

では、夏の冷えを防ぐためにいくつかの対策をご紹介します。

1. 適度な冷房設定:冷房は涼しすぎない程度に設定しましょう。外気温との差が大きすぎないよう、設定温度を調整することが大切です。目安としては、外気温との差を5度以内に抑えてみましょう。
2. 温かい飲み物の摂取:冷たい飲み物は避け、温かいお茶や常温の水を摂取することで、内臓を冷やさないようにしましょう。
3. 軽い運動の習慣:軽いストレッチやウォーキングなどで血行の促進をはかり、冷えを防ぐことができます。例えば、運動後にはサウナや温浴で身体を温めることも効果的です。
4. 衣服の工夫:冷房の効いた室内では、薄手の上着やひざ掛けを活用することで、身体を冷やさないように心がけましょう。外出時は着替えの準備も忘れずに!
5. 自律神経のケア:生活リズムを整え、質の良い睡眠を取ることで、自律神経のバランスを整えましょう。リラックスする時間を設けることも、自律神経の乱れを防ぐために有効です。

夏の冷えは放っておくと体調不良の原因となり、生活の質を大きく損なうことがあります。生活の質を少しでも高めるために、自身のお身体をしっかりとケアしておくことで未然に防ぐことは可能です。自律神経のバランスを整えることでお身体は不調から守られます。

当院の施術である整体や鍼治療は、外からの刺激を加える事により身体へ反応を起こすことで血行の促進により冷えを改善することにつながります。

冷えについて解説をさせていただきましたが、体温調整と自律神経の関係は切っても切り離せないくらい重要になります。自律神経治療を専門としている当院へ是非お任せください!

熱中症に注意!自律神経との関係性

2024.07.25 | Category: ぎっくり腰,セドナ整骨院,健康,整体,未分類,東洋医学,柔道整復師,肩こり,腰痛,自律神経失調症,鍼灸

皆様、こんにちは。セドナ整骨院の河田です。

今年は特に7月から暑い日が続きますね。こんな時期とくに気をつけたいのが「熱中症」ですよね。夏になると特に自律神経が乱れやすくなるのはこの熱中症と深く繋がりがあるからです。

【熱中症とは?】

「暑熱環境下で、身体適応障害により発生する状態の総称」とされています。つまり、高温多湿環境での活動や滞在により体温調節機能が破綻し、体内の水分・塩分のバランスが崩れる事で起きるものです。

熱中症の発生

熱中症は、主に以下のような状況で発生します。

【高温環境】

高温多湿の環境では、発汗による体温調節がうまくいかなくなり、体内に熱がこもります。

【運動】

激しい運動を行うと、体温が急激に上昇し、自律神経が対応しきれなくなることがあります。

【水分・塩分不足】

発汗によって水分と塩分が失われると、血液量が減少し、血流が悪くなるため、体温調節が困難になります。

熱中症と自律神経の乱れの関連

自律神経が乱れている時、つまり正常に機能しない状態では体温調節がうまくいかず、熱中症のリスクが高くなってしまします。例えば、ストレスが重なったり睡眠不足などで自律神経が乱れると、以下のような問題が発生します。

【発汗機能の低下】

交感神経が適切に働かないため、発汗が不十分になり、体温が上昇します。

【血管の収縮・拡張の不調】

血流がうまく調整されず、体内の熱の放散が妨げられます。





以上をふまえて、熱中症の起こる可能性のある夏の季節を乗り越えるには自律神経の働きを日頃から整えてあげることが何よりの予防になります。

(自律神経治療に関して詳しくは、施術案内の〈自律神経失調症〉ページをご覧ください。)

さいごに

熱中症は、気温や湿度の急激な変化に対応しきれないことで発症しますが、自律神経のバランスを整えることでそのリスクを大幅に減少させることができます。当院では、自律神経治療を行うことによりお身体が環境の変化に適応しやすくなるようサポートさせていただきます。

自律神経を整える事で、体温調節機能が正常に働き、熱中症になりにくい身体を作ることができます。また、日頃からのケアが重要です。こまめな水分補給や適度な休憩、冷房の適切な利用など、熱中症対策を日常生活に取り入れてください。

また、熱中症の予防や症状の改善に向けた具体的なアドバイスもしっかり行わせていただきます。体調がすぐれない時こそ早めにご相談ください!私たちがあなたの健康をサポートいたします。この夏を快適で安全に過ごしていきましょう!

当院では、鍼灸や整体を軸とした治療で筋肉や骨格の調整を行い、自律神経機能の改善を図ります。今までなかなか良くならなかった肩こり、腰痛、お身体の不調は是非ご相談ください。皆様の健康を全力でサポートさせていただきます!

皆様のおかげで佐倉市ユーカリが丘で20周年を迎えました。
肩こり、腰痛だけではなく頭痛やめまい、耳鳴り、不眠などの様々な症状に対応。

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自律神経と姿勢について

2024.07.08 | Category: ぎっくり腰,セドナ整骨院,交通事故治療,健康,女性ホルモン,整体,東洋医学,柔道整復師,肩こり,腰痛,自律神経失調症,鍼灸

皆様こんにちは。セドナ整骨院の河田です。

梅雨による気温の高低差や気圧差が大きくなる時期、体調を崩しやすくなりますよね。

大きな原因のない身体の不調は「自律神経の乱れ」が関係していることが多くみられます。

今回は自律神経と姿勢のお話をさせていただきます。

皆さん、自律神経と姿勢ってなぜ関係があるの?そう思った方もいらっしゃるかもしれません。

現代社会はパソコンやスマートフォンなどの活用が増えてきていると思います。気がついたら長時間画面を見ていたということはよくあると思います。

本来人間の背骨は正しいカーブ(背骨の生理的湾曲)により構成されているのですが構造的に破綻していることを不良姿勢といいます。デスクワーク、スマートフォンなどの使用により、画面をのぞき込むような姿勢になり頭がより前に倒れる状態を「頭部前方偏位(FHP:Forward head posture)」といいます。

【頭部前方偏位(FHP:Forward Head Posture)】とは?

頭部前方偏位とは、頭部が通常の位置よりも前方に偏った状態のことをいいます。ストレートネックとも呼ばれています。全身の繋がりにより、頭だけでなく、以下のように背骨の歪みが生じます。

□頭部前方偏位

□骨盤前傾

□胸椎後弯増強

□腰椎前弯増強

□肩甲骨外転

上記のような特徴的な姿勢があります。

通常、頭部は頚椎(首の骨)の真上にあり、耳の穴が肩のラインと一直線上になることが理想的な状態です。

上のように、背骨の歪み(生理的弯曲)が起こることで自律神経にも負担をかけることになり、長期にわたりその状態が続くと、なかなか良くならない肩こりや腰痛、不調が起こると言われています。

自律神経は、交感神経と副交感神経から成り、心拍数や消化、呼吸などの体内の機能を調整しています。頭部前方偏位によって、首や肩周りの筋肉が過度に緊張すると、首には自律神経が多く通っているため、そのバランスが崩れることがあります。

例えば、首の緊張が交感神経を刺激すると、心拍数の増加や血圧の上昇、ストレスホルモンの分泌が促進されます。これにより、リラックスした状態を保つ副交感神経の働きが抑制され、慢性的な疲労感や不眠症、消化不良などの症状が現れることがあります。逆に副交感神経が過剰に働くと、身体がリラックスしすぎてしまい、集中力の低下や血圧の低下などが生じる可能性があります。

このように、頭部前方変位は自律神経のバランスを崩し、身体全体の健康に影響を与えるため、姿勢の改善が大切になります。

当院では、鍼灸や整体を軸とした治療で筋肉や骨格の調整を行い、自律神経機能の改善を図ります。今までなかなか良くならなかった肩こり、腰痛、お身体の不調は是非ご相談ください。皆様の健康を全力でサポートさせていただきます!

皆様のおかげで佐倉市ユーカリが丘で20周年を迎えました。
肩こり、腰痛だけではなく頭痛やめまい、耳鳴り、不眠などの様々な症状に対応。

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