- Blog記事一覧 -足関節捻挫のリハビリ
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
今日、患者様の足関節捻挫の後療法を行わせていただきました。
受傷後整形外科で診察を行い、3週間のギプス固定処置を行ったそうです。
先日ギプスを外したのですが、その後は特に指導されないでどうしたらいいか悩まれていたそうです。
足関節捻挫の場合、再受傷のリスクが高いため、後療法いわゆるリハビリが必要不可欠になっています。
今回の例では、3週間の固定により足関節の可動域制限があり、特に背屈という動作が大きく制限されていました。
また、足関節周囲にはむくみが見られ、皮膚の色も悪い状態でした。
動作時の痛みや圧痛がなく、歩行時も特に問題はなく
靭帯自体は経過がよいため、
今回の状態では積極的に動かしたり、トレーニングを行いました。
足関節の背屈動作制限で見られるのが、距骨の滑り込み運動不足になります。
ですので、距骨の動きをよくするため、そして足部の関節のモビライゼーションという手技を行ない、
関節の可動域を広げていきました。
そして、足関節の不安定性が見られたため、足趾のトレーニングとして
足の指ぐーぱーや、カーフレイズ(つま先立ち)を行なったり、
片足立ちも行いました。
ただ、靭帯が治ったから終了ではなく、
足関節の機能をケガする前に近づけること、更には再受傷予防をしっかり行わないといけません。
そこまでの指導をしてくれるところが少ないのが実際です。
私がトレーナー時代に、
小学生や中学生時代に怪我をした際に十分なリハビリが行えず、
大人になってからその怪我が悩みの原因になってしまうことがあることに気づかされました。
地域医療が十分な知識を持ち、しっかりとしたリハビリを行うことで
「こどもたちの未来を守る」ということを私は行いたいと思っています。
もし、十分なリハビリが行えていない、不安をお持ちの方は
是非私達にご相談ください。
全力でサポートいたします。