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鍼灸の記事一覧
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
まだまだ暑さが続き、眠れない夜を過ごされている方も少なくないでしょうか?
今回は「不眠症」について。
セドナ整骨院にも、不眠症でお困りの患者様が多くいらっしゃいます。
「眠りにつこうと布団に入っても、なかなか眠れず、気づけば朝になってました・・・」
なんてご相談もしばしばあります。
原因は自律神経の乱れにより、夜寝る際に本来ならば「副交感神経」が優位に働き、リラックスして睡眠をとることができるのですが、
自律神経の乱れにより、「交感神経」が優位に働き、緊張状態が続き、眠ることができなくなります。
眠れなくなると、体のだるさや、集中力の低下、やる気の消失など日常生活に大きなダメージを与えることになります。
また、睡眠がとれていないと身体の疲労が回復しないため、痛みを引き起こしやすくなってしまいます。
セドナ整骨院では、西洋医学的アプローチでカイロプラクティックや頭蓋骨矯正、
東洋医学的アプローチでは鍼灸・陰陽五行オイルで施術を行います。
「不眠症」は東洋医学的には、「心(火)」が原因であると考えられています。
心陰虚(しんいんきょ)といい、心火(焦燥感、不眠、動悸などを伴うイライラ)が亢進した状態で、まさに交感神経が優位に働いている状態を表します。
「心の少陰心経」の経絡に沿って、鍼灸や陰陽五行オイルで刺激を与えることで、眠れないときに心身をリラックスさせる効果があります。
症状がひどくなる前に、しっかり治療を行い、快適な生活を送りませんか?
不眠で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、私たちにご相談ください。
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
今回は食欲不振についてお話します。
「夏場になると、食欲がわかない。食べなきゃいけないと思うんですけど、どうしても食べれない・・・」とご相談がありました。
この時期、いわゆる夏バテで食欲不振になる方は少なくありません。
実際に当院でもよく相談されることの多い悩みの一つです。
夏場のエアコンにより自律神経の乱れが起こり、食欲不振などの症状を引き起こしてしまいます。
比較的に女性が多く、食欲不振で食事がとれず、体力・免疫力が落ちてしまいます。
そうなると体調を崩し、さらに集中力低下やめまい、体のだるさやイライラなど様々な症状も引き起こしてしまいます。
そうならないためにも、早期にしっかり治療しなくてはいけません。
東洋医学的に食欲不振は「脾・胃(土)」が原因であることが多いとされています。
胃腸の消化吸収に異常をきたしているので、「脾・胃」に刺激を加えるため
鍼治療や、陰陽五行オイルトリートメントを行います。
重要なのが「足の太陰脾系」と「足の陽明胃経」という経絡です。
太陰脾系の三陰交(さんいんこう)
陽明胃経の足三里(あしさんり)
これらの経穴(ツボ)が重要になってきます。
経絡上にある経穴(ツボ)に鍼の刺激や、経絡の流れに沿ってオイルトリートメントを行い、
脾や腎に対してアプローチをして症状の改善を行います。
まだまだこれから暑くなり、さらに体調がすぐれなくなることもあると思います。
早めにケアをして、元気にこの夏を乗り切りましょう!
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
今回は足のむくみがあり、常に足が重だるいという事で患者様が来院されましたので
「むくみ」についてお話ししたいと思います。
「むくみ」は身体に余分な水分が溜まった状態で、女性に多くみられます。
たっちぱなしの仕事や座りっぱなしによる運動不足や、
疲労、ハイヒールによる足への負担、身体の冷え、水分・塩分の取り過ぎ、飲酒、寝不足など
原因は日常生活の中に沢山あります。
女性は男性に比べ筋肉量が少なく、身体の水分を心臓にポンプのように押し戻す力が弱くむくみやすい傾向にあります。
また、ホルモンバランスが急激に変化する生理前や妊娠中、更年期の女性にも多く起こります。
このような時は、東洋医学的に「脾(土)」もしくは「腎(水)」の不調がみられるとし、脾、腎に対して施術を行います。
滞っている水分を循環させ、身体の外に出さなくてはなりません。
当院では足のむくみに対して鍼治療や、陰陽五行オイルトリートメントを行います。
その際に、重要なのが「足の太陰脾経」「足の少陰腎経」という経絡です。
太陰脾経では「三陰交(さんいんこう)」
少陰腎経では「大渓(たいけい)」という経穴(つぼ)が重要です。
経絡上にある経穴(ツボ)に鍼の刺激や、経絡の流れに沿ってオイルトリートメントを行い、
脾や腎に対してアプローチをして症状の改善を行います。
この時期は特に冷房などで体が冷えやすく、むくみやすい時期でもあります。
だるくて動けない、なんてなる前に当院でしっかりケアをして、この暑い夏を乗り切りませんか?
こんにちは!セドナ整骨院の今田です!
今回も引き続き「五行論」のお話をします。
木火土金水を医学的に応用する為、五行と人間の五臓をそれぞれの特性に合わせて割り当てています。
肝・・・木
木の「曲直、条達」の特質を持つ。
気を伸びやかに巡らす機能を持ち、抑鬱を嫌います。
肝に不調が起こると、気、血、津液の流れを促す疏泄作用が低下し、イライラと怒りっぽくなります。
また、造血作用が低下すると、血が体内に不足する「肝血虚」になります。
心・・・火
火の「炎上」の特質を持つ。
体を温める温煦作用などを持ちます。
心に不調が起こると血行不良や心悸、情緒不安定や記憶力の低下などがあります。
脾・・・土
土の「稼穡」の特性を持つ
万物を生化させる性質から、水穀を運んで五臓六腑に栄養を与え、気・血の源になります。
脾に不調を起こすと消化や吸収に異常が生じ、食欲不振や腹痛、食欲低下状態などになります。
肺・・・金
金の「従革」の特質を持つ。
肝の陽気が上がろうとするのを抑制や、水を下げて腎を助けたりします。
肺に不調を起こすと呼吸機能の低下や免疫機能の低下など、全身に影響が現れます。
腎・・・水
水の「潤下」の特質を持つ。
心火の亢進による熱を抑制します。また、精を蔵しその精で肝を養う働きを持ちます。
腎の不調を起こすと精気不足や水分代謝の異常(むくみなど)が起こり、また津液不足によりめまいや耳鳴りの症状を引き起こします。
このように東洋医学では臓器を5つの元素に五臓を当てはめ、診断し施術を行なっていました。
当院でも施術の際に症状を聞き、どこに不調が起きているか診断し、東洋医学的アプローチで施術を行なっています。
こんにちはセドナ整骨院の今田です!
ここ数日は気温が下がり、体調を崩される方が多くみられます。
私たちセドナスタッフも体調管理には細心の注意を払っています。
最近では、サウナが流行っています。
今回は、「陰陽論」に続き、重要な「五行論」のお話をします。
「五行論」とは、自然会に存在するすべてのものを
木、火、土、金、水の5つの元素に分類します。
木の特性は曲直・条達
これは樹木が成長することで伸展、上昇の意味を表しています。
火の特性は炎上
火が燃えることで温熱、上昇などの意味を表しています。
土の特性は稼穡
播種、収穫など豊作物と関連して万物を生かします。
金の特性は従革
変革を表し清潔、粛清、収斂の意味を持ちます。
水の特性は潤下
水のように下ろしたり、潤したりといった意味を表しています。
これらの5つの特性はお互いに相生と相克関係を持っています。
相生とは?
木→火→土→金→水の順に循環し、次の相手を強めるように作用すること。
木は火を起こし、火は燃えると灰と土が生じ、土から金属を産出し、金は表面に水を生じさせ、水は木を成長させます。
このように、相手に対して促進、助長させることが相生です。
相克とは?
相生とは逆で相手に対し抑制、制約などの作用すること。
木は土に根を張り養分を吸収し、土は水を吸収しせき止め、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切り倒します。
東洋医学では五臓(肝、心、脾、肺、腎)をはじめ、様々な物質や緒臓器を木火土金水の特性に合わせて分類して診断や治療に応用しています。
そのため、東洋医学を理解する上で欠かせない理論なのです。