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鍼灸の記事一覧
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
とうとう2021年になりました。
皆様昨年はコロナ禍で大変な中、本当にありがとうございました。
今年も私たちセドナ整骨院を宜しくお願い致します。
新年1発目のブログ、
今回はこの時期とても多い、腰痛についてお話しします。
・重いものを持ち上げた時、ピキッと腰を痛めた
・くしゃみをした時に痛みが出た
・顔を洗う時に前かがみの時に痛めた
・車から降りる時に痛めた
・ゴルフやバレー、テニスなどスポーツで痛めた
・昔ぎっくり腰をしてから、慢性的に腰を痛めた
このように様々なシーンで日常的にも腰痛は起こります。
みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
腰痛の原因を理解するためには、まずは腰の理解を深めることが必要です。
腰は腰椎、椎間板、脊椎と半月板周辺の靭帯、脊髄と神経、そして筋肉で構成されています。
腰椎は椎骨の1種で全部で5つあり、脊髄を外部から守る目的と同時に、椎骨の動き(可動)をサポートしています。腰椎は椎骨の中で最も大きく、大部分の上半身の体重を支えています。腰椎は頸椎よりは劣るものの、胸椎以上の可動を有しており、腰椎の椎間関節は大きな屈曲・伸展を行なっていますが、回旋に対してはしっかりと制限しています。
ゴルフやテニスなど回旋を行う競技では、腰椎の回旋制限があるにもかかわらず、胸椎や股関節の可動域制限により腰で体の回旋動作を無理やり行う事で腰痛を引き起こしてしまうことがあります。
次に腰にある筋肉を紹介します
屈曲動作では
腹直筋、大腰筋
伸展動作では
脊柱起立筋、多裂筋、半棘筋
側屈動作では
腸肋筋、最長筋、多裂筋、腹斜筋(内・外)
回旋動作では
回旋筋、多裂筋、最長筋、腸肋筋
このように様々な筋肉が腰にあり、腰の動作を行なっています。
これらの筋肉が疲労し小さな損傷を起こす事で、筋肉は次第に弱くなっていきます。
その結果脊椎を正しい位置に保つことが難しくなり、腰痛を引き起こしてしまうのが、筋・筋膜性腰痛症と呼ばれるものになります。
筋・筋膜性腰痛症の原因の多くは、スポーツや力仕事などでの腰への繰り返しのストレスによるもので起こります。必要以上に負荷を腰に与える事で、腰周囲の筋肉疲労、損傷を引き起こします。
また、腰痛を引き起こす疾患は沢山あります。
脊椎(背骨)に問題がある場合
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・脊椎圧迫骨折
・腰椎分離症
・可能性脊椎炎、化膿性椎間板炎
・転移性脊椎腫瘍
これらが挙げられます。
これらは後ほど説明していきます。
また、脊椎以外の疾患による腰痛では
・尿管結石
腎臓内で石ができ、何かしらの原因で石が尿管の狭いところに引っかかった時に激しい痛みを起こします。その際それが腰痛として出てくることがあります。発作的に症状をきたすことがあり、発作が治ると痛みが消失するのが特徴的です。
症状として背中や脇腹、下腹部に突然の激痛、吐き気や嘔吐、血尿、尿路に感染をきたした場合発熱、頻尿、排尿時痛などが挙げられます。
・膵炎
急性膵炎は激しい痛みがあります。そして命に関わることもあります。
症状としては上腹部や背部痛、嘔吐、発熱、症状の悪化すると意識障害やショック状態など重症化することもあり、十分気をつけなければならない疾患です。
・子宮筋腫、子宮内膜症
背中が痛い、腰が痛い、お腹が痛いと受診されることが多く、他にも貧血や月経痛、頻尿や便秘などの症状も現れます。症状の強さは子宮筋腫の大きさや部位、個数によって異なります。
・腰部大動脈解離
大動脈は血管が心臓から足の方に行くまでの途中にある大きな動脈ですが、その動脈が硬化し、硬化した血管壁が剥がれた状態です。これも急激に痛みを引き起こします。腰痛でもあまりにも痛みが強い時は頭に入れておかなければなりません。展開が早く、血圧低下、意識レベルが下がるなど注意が必要です。
・帯状疱疹
帯状疱疹は腰に限らず、神経があるところにはどこでも起こります。
顔であれば三叉神経痛と呼ばれ、坐骨神経、肋間神経にも起こることがあります。
帯状疱疹はウイルス性疾患です。自己免疫が落ちていることにかかりやすく、疲労やストレスがたまっていたり、寝不足や不眠などでも発生するリスクが高まります。
では先程挙げた脊椎に問題がある疾患のお話をします。
腰椎椎間板ヘルニア
みなさんもよく聞いたことのある疾患ではないでしょうか?
来院された患者様で整形外科でヘルニアと診断されたという方も少なくありません。
実際、ヘルニアとはどのようなことが起きているのでしょうか?
腰椎とは5つの椎骨からなり、1番下の第五腰椎は骨盤骨の仙骨と関節を作っています。
腰椎は上半身の重さなどでかかる負担が非常に大きいため、形としては最も幅広く大きな形をしています。
上下の椎骨の間には椎間板と言って、脊椎にかかる負担を和らげるクッションの役割を持つものがあります。
中心はゼリー状の髄核があり、その周囲は繊維性の繊維輪で層状に覆われています。
腰椎椎間板ヘルニアとはこの椎間板が負荷により、水分が減って変性し、髄核が飛び出て神経を圧迫し症状を引き起こしてしまうのです。イメージとしては、肉まんが椎間板だとしたら中の餡が髄核で、潰された肉まんの餡が飛び出たような感じがヘルニアです。
はみ出すことをherniationと言います。ヘルニアが起き、はみ出した髄核が左右どちらかの枝を圧迫していると左右片方だけ症状が出るということもあります。
神経が圧迫すると炎症を起こし、さらに腫れて圧迫が強くなるという悪循環になります。
椎間板ヘルニアは、はみ出した髄核が神経を圧迫し症状を引き起こしますが、実は時間が経てばはみ出した髄核がだんだんと萎んで、小さくなっていきます。これには、はみ出した髄核部にストレスが加わらないように上手く体を使うことで手術をしなくても、椎間板ヘルニアと上手く付き合っていくことが可能です。
もちろん、膀胱直腸障害や麻痺など症状が酷くどうにもならない場合手術が必要になる場合もあります。
だからこそ、そうなる前に体を整えていく必要があるのです。
脊柱管狭窄症
脊柱管とは腰椎の後ろにある靭帯に挟まれたスペースで脊髄が通ります。加齢や労働などの影響で変性した椎間板や、変形した背骨や黄色靭帯により脊柱管を狭窄し、神経を圧迫し血流の低下が起こり症状を引き起こします。
中高年に多く、体を反らすことで脊柱管が狭くなり症状の悪化が見られます。また、間欠性跛行といい一定の時間を歩いているとお尻から足の痛みや痺れが起き歩けなくなり、少し休むと歩けるようになる症状が見られます。
脊柱管狭窄症は、狭窄部の影響で血流がかなり悪く、普段腰痛がなくても立っている時間や歩いている時間が長くなると血流が追いつかなくなってきて腰や足が痛くなってきます。
脊椎圧迫骨折
圧迫骨折は腰椎だけではなく、胸椎でも起こり得ます。高齢者の腰椎圧迫骨折は胸腰椎移行椎に多く起こり、骨折直後は痛みが強く出ます。人によっては歩ける、歩けないがあったり我慢できず入院される方もいらっしゃいます。病院では多くの場合、コルセットを処方されます。尻餅をついたり、ちょっとつまずいたり、転びそうになっただけでも圧迫骨折は起こり非常に弱い衝撃でも起こり得ます。昔「いつの間にか骨折」などという表現があったように、微力な外力でも
起こるのが圧迫骨折です。軽微なものはレントゲンでもわかりずらく、見落とされてしまうこともあります。
そして知らず知らずのうちに背中が大きく曲がってきて歩くのが困難になってきてしまうのも、圧迫骨折を繰り返しているからです。
骨粗鬆症が引き起こす原因にあり、男性も女性も年齢を重ねると骨は弱くなっていきます。骨密度は男性は緩やかに低下するのに対し、女性は閉経後の女性ホルモンの低下により骨密度が男性よりも急激に下がります。
よって脊椎の圧迫骨折は女性に圧倒的に多く、いかに骨粗鬆症を防ぐのかにかかってきます。
腰椎分離症
腰椎分離症とは10歳代にほとんどが発生し、その多くは過度の運動負荷による疲労骨折とかんがえられています。腰椎の後方にある椎弓(ついきゅう)が分離し、腰をそらしたり、ジャンプの着地などの動作で負荷が加わり、その動作を繰り返すことで骨折を引き起こします。
腰をそらしたりした際に痛みを感じ、スポーツ中に腰痛を感じます。痛みがあるのに我慢してスポーツを行なっていると、症状が悪化し偽関節(ぎかんせつ)となってしまいます。
ですので、腰椎分離症に関しては、運動の停止もしくは運動量調整、適切な治療、そして再発防止のための運動指導が必要になってきます。
運動指導の時に1番重要なのが、腰椎への負担を軽減させるために背骨のしなやかさを出していくことになります。これには骨盤の動きも関係するため、専門的な知識が必要になります。
腰椎分離症では若年層の腰痛であり、悪化させれば将来やりたくてもスポーツができなくなってしまう恐れがあります。私も今まで多くの患者様を見させてただきましたが、幼少期のころ分離症と診断され適切な処置を行わなかったせいで、スポーツを諦めてしまった方や、当院に来るまで適切な処置を行わなかったために諦めてしまったという子供を目の前で見たこともあります。
そういったことを少しでも減らすことが私の治療家としての使命でもあると思っています。
もしこのブログを読んでいる方で、腰痛で困っている小中高生の患者様はぜひ一度私たちにご相談ください。
上記で説明した、脊椎に問題がある腰痛に関しては脊椎の動きが重要になります。
脊椎は横から見るとS字カーブ状になっており、上半身の重さや腰にかかる負荷を脊椎全体で分散させています。脊椎全体でしなる、曲がる、反らす動きが必要です。
また、股関節の動きも重要で股関節はいわばサスペンションです。腰の負荷を股関節が逃しています。
長時間のデスクワークにより、臀部(お尻)の筋肉が疲労し、筋肉が緊張し股関節の可動域を制限してしまいますので、腰痛持ちの方はセルフケアとして臀部のストレッチなどをお勧めしています。
では日常的に腰痛を防ぐにはどのようにしたらいいでしょうか?
腰痛で多く言われるのは次の動作時です。
・長時間のデスクワーク
座り方に注意。椅子に深く座っての作業は腰に負担がかかります。浅く座る、椅子を高くするなどの工夫を行い、長時間同じ姿勢に気をつける。合間合間に臀部のストレッチやトイレなどになった時に屈伸などをしておくと疲労で筋緊張を防ぐことが可能です。
・床のものを拾う
床のゴミなどを拾う時は膝を床について、拾って立ち上がると腰への負担を減らせます。重いものなどをそのまま取ろうとすると腰で持ち上げてしまうので、重いものを持つ際は必ず膝をつき、足の力で荷物を持ち上げるとぎっくり腰も予防できます。
・草むしりや掃除
中腰やしゃがみこみの姿勢に注意。長時間の作業は避けて、休憩をこまめに取る、腿や股関節、背中のストレッチをこまめに行うことをお勧めします。
・運動中
運動前後のストレッチ指導、運動動作の改善を行います。
どの動作で痛みが出るのかを把握する事で、問題動作を理解し、動作改善を行なっていきます。
運動に関しては各競技特性や、機能解剖や運動学などの専門的な知識を必要とし、当院ではその指導も行っております。
腰痛に対して当院での施術
温熱療法
赤外線治療器を使用し腰痛で固まってしまった腰~背中、臀部の筋肉を温めることにより、筋肉の緊張をとり、血流を改善し老廃物や痛みの発痛物質を除去していく療法です。
電気療法
腰痛により、負担がかり筋緊張が強くなってしまった筋肉へ低周波刺激により、筋緊張を和らげ血流を改善し、柔軟性の向上を目的に行います。腰痛の炎症部位炎症を抑え、痛みの軽減も行います。
マニュピレーション
マッサージ的な施術で腰を含め、全身の筋肉の状態を確認しながら筋緊張を和らげていきます。
その際、どこの筋緊張が強いのか確認することで患者様のお身体の癖を見ていきます。
整体治療
整体はカイロプラクティックという主義により、骨盤や背骨、手足など体全体の骨格の歪みやズレの矯正と筋肉の調整をします。整体によって身体のバランスを正常にすることで、本来もっている身体機能を取り戻して腰が痛む原因を根本的に治します。また、身体ののバランスを取り戻すことで、本来の動きを取り戻し、腰への負担を軽減させ、再発予防をすることが可能です。
鍼灸治療
鍼治療では、固まってしまった筋繊維に皮膚を貫いて直接アプローチすることで痛みの原因となっている筋肉を緩めたり、発痛物質の除去や神経の圧迫の改善を行います。また、鍼を刺す事で身体の自己免疫機能を高め、副交感神経が高まり、自己回復能力を高めることが可能になります。
また、お灸では皮膚の上から熱刺激を加えることで毛細血管を拡張させ、発痛物質の除去、痛みを出している神経の興奮を沈静化させて疼痛の緩和を行うことが可能です。
メディセル筋膜療法
メディセル筋膜療法では、特殊なヘッドを使用し、皮膚の上から吸引を行うことで、痛みの原因となっている筋膜の癒着を剥がすことが可能です。
筋肉には表面に筋膜という膜があり、筋肉が疲労することで筋繊維が肥大し、筋肉と筋膜の間が癒着を起こします。筋肉内の内圧が高まることで、筋肉内の血管や神経が圧迫され疼痛物質が溜まり痛みを引き起こします。
このメディセル筋膜療法ではこの筋膜を引っ張り剥がすことで筋肉の緊張を緩和させ、血流を良くし痛みを取り除きます。
オイルトリートメント
オイルマッサージで筋肉の緊張を取り除くのはもちろん、当院の「メディカルハーブ療法」では東洋医学的観点と皮膚から植物の精油を摂取することで様々な症状を改善することが可能です。
腰痛の筋緊張を取り除く場合、「木」のオイルを使用することが多いです。
木は「肝」の臓器で、筋肉の症状を引き起こします。
ラベンダーやージュニパーといった精油がブレンドされており、これらの精油は炎症を抑えたり、老廃物を排出させる、副交感神経を高めるといった効果が期待できます。
アロマテラピーも漢方薬と同じく「病気そのものにこだわらず、体質を改善することによって健康に導く」という考え方に基づいています。
運動療法
当院で治療を行ったとしても、それ以外の時に腰への負荷を与え続けていたらまた再発をしてしまいます。
ですので、ご自宅でできるセルフケアなども当院では指導を行っております。
ストレッチやトレーニングなど、患者様の生活スタイルに合わせて運動療法を処方します。
また、スポーツを行っている方に関してはスポーツ時の動作改善のお手伝いも行っております。
いかがでしたでしょうか?
腰痛はみなさんの身近な症状で、日本人が訴える症状の第1位とまさに国民病と言われる疾患です。
最近ではテレビの健康番組でも腰痛を取り上げることが多く、当院に来院される患者様もテレビで見たんですけど、、、とご相談を頂くことが多いです。
正しい知識得て、自分が何故腰痛を引き起こしているのかを理解しなければ、良くなるものも良くなりません。腰痛でも様々な原因があり、一概にヘルニアだけではないのです。
大切なお身体だからこそ、腰痛をそのままにしないで是非私たちに1度ご相談ください。
その時は全力であなたのお身体をサポートさせていただきます!
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
今日は8月9日、8(はり)と9(きゅう)のごろ合わせで
はりきゅうマッサージの日だそうです。
全日本鍼灸マッサージ師会が2003年に制定され、
全国各地で様々なイベントが開催されているそうです。
ちなみに皆さん、「鍼灸師」のことについてご存知ですか?
「鍼灸師」とは、「はり師」と「きゅう師」の医療国家資格を持った施術家で、
鍼と灸を用いて、東洋医学に基づき身体の不調を改善する治療を行います。
鍼治療では、身体のツボ(経穴)に鍼を刺し、刺激を加える事で身体の痛みや不調の症状を改善させる事が出来ます。
灸治療では、もぐさと呼ばれるヨモギの葉からできた薬草を熱し、身体のツボ(経穴)に当てその温熱効果で体の不調を改善させます。
肩こりや膝の痛み、腰痛、自律神経の不調による頭痛、めまい、倦怠感、
むくみや不眠、冷えや生理不順など様々な症状に対応しています。
もちろん、捻挫や打撲、骨折の治療でも行う事が可能です。
鍼灸の大きな特徴として、薬や手術などで症状を直接取り除く西洋医学とは異なり、
病気から体を守る為の免疫や回復能力を高める事「自己治癒力」を高める事が出来ます。
根治しにくい慢性的な不調の回復を高める事が出来、様々な症状にアプローチを行う事が出来ます。
当院では、その東洋医学のスペシャリストである「鍼灸師」が各院に在籍しています。
問診で患者様の症状を詳しく聞き、
幅広い症状に合わせた治療を提供しています。
なかなか良くならない、身体の不調をお持ちの方は
是非私達にご相談くださいね。
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
今日は8月3日、「ハサミの日」だそうです!
八(は)三(さ・み)で「はさみ」の語呂合せ。
東京芝の増上寺で、日頃使用している鋏に感謝し、
鋏を供養する法要「はさみ供養」が行われている。
学校法人「山野学苑」が事務局となって催されているが、
美容関係者のみならず、多くの人たちが参加して盛大なイベントになり、
世の務めを果たし終えたハサミを塚に納め、供養法要が厳かに行われる。
1981年8月3日、当時の国際美容協会会長山野愛子氏より提唱されたそうです。
針供養なら聞いたことがあったのですが、
ハサミ供養というものも世の中にはあるものですね、、、
そして、「鍼」の供養もあるのかな?
と単純に思ったので調べてみたら、ありました!
「鍼灸祭」
毎年、東京都文京区にある湯島天神の湯島聖堂講堂にて行われているそうです。
「鍼灸祭」は、昭和40年から59年まで20年間にわたって
四世鍼師神戸源蔵氏の発案と世話人尽力により浅草の伝法院で行われていた
“はり灸まつり”の意思を継承し、復活させたものです。
20年間開催された“はり灸まつり”は昭和59年に閉じられ、
平成12年より復活されました。
文化庁から史跡「湯島聖堂」の管理団体に指定され、
東洋の学術文化、精神文化の振興普及活動をしている財団法人“斯文会”主催の形で、
秋の“神農祭”と並んで湯島聖堂の行事として実施されているそうです。
また鍼灸祭は日本のすべての鍼灸の団体が協力して、
流派や学派の相違を置いて鍼灸の発揚のための集まりを持ち、
鍼灸を創生した先達への祭礼、鍼灸関係物故者の慰霊をとり行い、
鍼と艾への感謝をすると同時に、
各学派・流派の学術講演などを行い、広く親睦を深めつつ
鍼灸の啓蒙普及に努める会でもあるそうです。
他にも鏡供養、写真供養、仏壇供養、経典供養、印章供養、人形供養など
様々な供養があるみたいですね。
そもそも供養とは、仏や菩薩、諸天などの相手に尊敬の念から香華(こうげ)、
燈明、飲食(おんじき)などの供物を心から捧げることをいい、
人の生活に密接した物や道具に対しての供養も行われています。
私達も、大事な鍼に尊敬の念を込めて供養したいと思いました。
ちなみに、鍼灸祭は毎年5月に行われているそうです。
来年行ってみたいと思います。
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
腰痛になってしまったけど、病院がどこもお休みだ、、、
なんてこと、ありませんか?
そんな困ったときに自分でできる簡単なツボをご紹介します!
圧の強さは「イタ気持ちいい」ぐらいで10~20秒程の刺激量でも十分効果が出ます!
やってみましょう!!
①環跳……骨盤の中にあり、股関節を曲げると足の付け根にできるしわの、一番外側のツボ
②委中……膝の後ろの中心のツボ
③崑崙……アキレス腱と外のくるぶしの間、中央のくぼみのツボ
④命門……おへその真後ろ(背中側)にあるツボ
腰痛は、西洋医学でも完治が難しいといわれており、
そのため近年では、医学界で腰痛をはじめとする慢性的な不調の治療法として、
東洋医学への関心が高まっています。
また、多くの腰痛の原因には、筋肉、筋膜、血流が影響しています。
ツボは経穴と呼ばれる一点を刺激することで、そのコリをほぐし、
血流を改善させる効果があります。
ただ、セルフケアはあくまでも応急処置です!
ぎっくり腰や腰痛があったら、ぜひ一度見せてくださいね。
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
今回は、当院でも使用している「お灸」について。
お灸は約2000年前に中国で発明され、
その後遣隋使や遣唐使によって日本にもたらされたとされる非常に歴史のある治療法です。
一般的にもぐさを皮膚の上の経絡(ツボ)に置いて燃やし、
その温熱刺激によって体調を整える治療技術であります。
これがとっても良く効き、
筋肉や関節の痛み、お腹の不調、自律神経の乱れからくる症状や逆子治療にも使われています。
原料のもぐさとは、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したものです。
実はヨモギはヨーロッパでは”ハーブの女王”といわれるほど、
さまざまな効果あり万能薬ともいわれます。
お灸の効果としては、
・血行を改善、免疫力アップ
体に温熱刺激を与えることで筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。
細胞が活性化され、免疫作用がアップ!またリンパの流れが改善されますから、
むくみの解消や炎症をやわらげる効果もあります。
・鎮痛、リラックス効果
もぐさの有効成分で注目なのがシネオールという精油成分。
この成分が皮膚から浸透し、痛みを和らげるなどの効果が期待できます。
またもぐさの匂いにはリラックス効果もあります。
・その他体のさまざまな症状に
お灸によってツボを刺激することによって、
冷え症や肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠などといった
体のさまざまな症状の改善が期待できます。
ご自宅でのセルフケアとしても使えるお灸。
皆さんもぜひお試しくださいね。
自律神経の乱れからくる様々な症状に対応
京成本線「ユーカリが丘駅」徒歩5分
セドナ整骨院・鍼灸院 ユーカリが丘本院
千葉県佐倉市ユーカリが丘4-3
ユーカリが丘・ジョイナード1F