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東洋医学の記事一覧
こんにちは!セドナ整骨院の今田です。
毎日暑い日が続くと、冷たい飲み物や冷たい食べ物を食べたくなりませんか?
私達も、暑いとついアイスを食べてしまいます、、、
ちなみにユーカリが丘本院では、パルムが流行っています。
この時期、食べ過ぎやお酒の飲み過ぎなどで、体内に余分な水分(湿)と過剰な熱が生じている状態
「湿熱体質」になりやすくなります。
この状態が長く続くと、生活習慣病の原因となります。
村上院で、次のような一例がありました。
22歳で就職後、月経不順となり、後に無月経になったため黄体ホルモン薬治療を開始、
治療してからひどい冷え、便秘と腹満痛を起こしました。
それまでの生活習慣をお聞きすると、三食お腹が満腹になるまで食べ、
そのあとに、冷たいアイスやお菓子を食べていたそうです。
まさにこの方の体の体質は、中医学でいう「湿熱体質」で、
冷えのぼせと言われているものになります。
身体に余分な水分が溜まっていたため、
当院で扱っているエバーハルト社陰陽五行オイルの水のオイルを使用しトリートメントを行ったところ、
5回目の施術後から微量の出血が起こり、病院で検査したところ月経が再開。
その後、投薬と鍼灸、オイルトリートメントを併用し採卵し体外受精にて
無月経から東洋医学を用いて、妊娠し出産した例があります。
このように、東洋医学的アプローチで体質を改善し、
症状の改善を行うことが出来ることが
セドナ整骨院の強みでもあります。
こんにちはセドナ整骨院の清田です。
今回は陰陽論と同様、人体への治療に応用されている五行論についてお話しします。
五行論とは、自然界に存在するすべてのものを木、火、土、金、水の5つの元素に分類する理論です。
東洋医学では、さまざまな物質を木、火、土、金、水の特性に合わせて5つに分類し、診断や治療に応用しています。
そのため、五行論は東洋医学を理解するうえで欠かせない考え方となっています。
5つの特性とは
【木(曲直)】
曲直とは樹木や草などの生長をあらわします。
昇発:上へ、外へ向かう動き
条達:枝や根が外へ向かい伸びるさま
【火(炎上)】
炎は炎熱、温熱 上は上昇をあらわします。
昇騰:(火炎・機体などが)上がること
【土(稼穡)】
稼穡とは農事をあらわします。
受納:受け入れる
生化:成長・変化させる
【金(従革)】
従は来源、革は変革をあらわします。
沈降:下へ沈む
清粛:整え清める、不純・不正なものを除く
【水(潤下)】
潤下は水の湿潤と下へ流動する特徴をあらわします。
滋潤:水で潤すこと
寒涼:冷やしたり、抑えたりする性質
東洋医学はこの五行の性質を応用して、
診断や治療をおこないます。
また、これら5つはお互いに相生・相克関係をもっています。
次回は五行の相生・相克関係についてお話します。
こんにちは!セドナ整骨院の清田です!
今回も陰陽論についてのお話です。
前回は健康状態は陰と陽のバランスで保たれているとお話しました。
陰が多すぎる、陽が多すぎる
陰が少なすぎる、陽が少なすぎる
この陰陽のバランスが崩れた状態が病気の状態になります。
陰が余分に多いと、寒がる、手足の冷え、下痢、むくみ、
鼻水や尿などが透明でサラサラと水っぽく、
量が多いなどの症状がみられることがあります。
陽が多すぎると、暑がる、顔や体の部位が赤くなる、
口や喉の渇き、冷たいものをよく飲みたがる、
鼻水や尿などの色が黄色い、量が少ないなどの
症状がみられることがあります。
陰が少ないと、手足の熱感、微熱、不眠、
尿の色は濃く量は少ない、大便の乾燥、痩せ、
皮膚の乾燥などの症状がみられることがあります。
陽が少ないと、夏でも長袖を着たい(極端な寒がり)、
冷たい飲食が苦手、冷房の風を極端に嫌がる、
鼻水や尿が透明でサラサラと水っぽい、
下痢、むくみなどの症状がみられることがあります。
陰が多いとき、陽が多いときには量を減らし、
陰が少ないとき、陽が少ないときには量を増やして
陰陽のバランスをとる治療を行います。
陰陽バランスを整え、健康な状態にする上で陰陽論は
とても重要な考えです。
次回は五行論についてお話します。
こんにちは!セドナ整骨院の清田です!
今回は人体の陰陽について説明します。
人が健康なとき、体内で陰と陽のバランスはうまく保たれています。
しかし、陰陽どちらかが強くなったり(偏盛)、
逆に弱くなったり(偏衰)すると
陰陽バランスが崩れ、健康が損なわれます。
例えば、陽盛や陰衰(陰虚)のときには身体が熱っぽく、
陽衰(陽虚)や陰盛のときには身体が冷え、
その状態が続くと病気になりやすくなります。
人には本来、陰と陽のバランスを自然に回復する機能が備わっています。
夏には身体内部の陽が強くなりすぎないように発汗し、
冬には汗腺を閉じて陽が弱くならないように調整しています。
また、陰陽バランスが崩れて身体の調子が悪くなっても、
偏盛の場合には多すぎる陰や陽を減らし、
偏衰の場合には減った陰陽を増やすなどして、健康体を維持しています。
しかし、偏盛や偏衰が極端な場合や、その調節が間に合わない場合は、
鍼灸や漢方による治療を必要とします。
もし陰か陽のどちらかが完全に失われてしまうと、
死に至ることもあります。
陰陽はそれぞれ単独で存在することは出来ません。
常に一方は、別の一方が存在することで
自己の存在が条件付けられています。
世の中のすべてのものを陰と陽に分けて、対立させたものが陰陽論です。
季節や時間、人間にも陰陽があり、
健康状態は陰と陽のバランスで保たれています。
今回は聞き慣れない言葉が多かったと思います。
次回は今回の内容を例を挙げて分かりやすく説明します。
こんにちは!セドナ整骨院の清田です!
今回は東洋医学の根幹をなす理論である陰陽論について説明します
東洋医学では、人と宇宙(自然)を統一されたものと考えます。
その統一体の中には陰と陽という2つの概念があり、
上と下、表と裏、昼と夜、夏と冬、寒と熱、明と暗、動と静、
また、1日の昼と夜の変化や、
自然界の陰と陽は互いにバランスをとりながら変化しています。
1日の場合は、真昼には陽が極まり、
そして夜明けが近づくにつれて陰が弱くなり、
日の出と日の入りのときには陰と陽が同じバランスになります。
1年(四季)で考えると、真夏(夏至)に陽が極まり、
春分と秋分のときは陰と陽が同じバランスになります。
このように、陰と陽は勢いが最高点に達する(極まる)と、
それぞれ相対する陰と陽に転換していきます。
陰が弱まり陽が強くなる間を『陰消陽長』
陽が弱まり陰が強くなる間を『陽消陰長』といいます。
陰陽の関係は人体にも深く関係しています。
次回は人体における陰陽について説明します。