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東洋医学の記事一覧

内臓と感情のつながり③

2018.10.21 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

前回まで、内臓と感情のつながりのお話をしてきましたが、

 

どうして怒ると肝臓を傷めるというような症状を引き起こすのでしょうか。

 

「怒りに火をつける」という表現があるように、

怒りとは、火炎のように勢いづきやすいもので、

陰陽五行に基づくと、肝臓は「木」です。

当然ながら火がつくと木は燃えます。

すっかり燃えるものがなくなってしまった場合、死ぬこともあります。

これは大げさな話ではなく、実際に激怒して血圧が上がったことで、

脳溢血を起こした例もあるそうです。

 

そういった場合、火を消すには水が必要です。

相生相克の考えで診ると、怒りを抑えるためには、

腎臓と脾臓で肝臓の働きを抑えることが大事です。

起こると肝臓が悪くなるだけでなく、逆に肝臓が悪くなれば、

気持ちもイライラしがちになります。

 

多くの場合、ストレスによる病は、そういう悪循環でエスカレートしてしまいます。

そうなると病気が治りにくくなり、精神的な病にも発展していくのだと思われます。

 

けれど、「怒るまい」として、感情で感情を抑えることはよけいにストレスが溜まります。

 

いったいどうすればいいのでしょうか?

 

また次回お話しますね。

 

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内臓と感情のつながり②

2018.10.16 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

前回は、感情の「五志」は内臓と相応し、

心臓が「喜」

脾臓が「思」

腎臓が「恐・驚」

肝臓が「怒」

肺が「悲・憂」

に相応するとお話しました。

 

脾臓の「思」とは、「誰かの事を恋しく思う」といった、

ひとつのことに集中するような情動です。

中国語では恋煩いを「相思病」といい、

失恋した人は脾臓の働きも弱くなり、胃が食べ物を受けつけず食欲不振に陥ってしまいます。

 

肝臓は「怒」で、自分の怒りを飲み込んだり、人目を気にして怒らなかったり

怒りを周りにあたり散らかしたり、、、

怒りによって肝臓が縮み、絞り出された大量の血液が全身をめぐることで血圧が上がり

脳梗塞や脳溢血、くも膜下出血などを発症させることがあります。

 

腎臓は「恐・驚」で人はあまりに恐怖を感じたとき、

知らないうちに失禁したり、時には髪が」一日で白くなったりします。

尿や血液という体液のめぐりは腎臓の機能、恐れの感情と大いに関わってきます。

また、腎臓の働きが低下し中枢神経に至る経路に支障がおよび

不安神経症やうつ病、化学物質過敏症、高所恐怖症などを起こしてしまいます。

 

肺は「悲・憂」の感情で「ため息をつく」という表現がぴったりです。

悲しみにくれた人や憂いを帯びた人は、肩を丸め、

胸をかばうように背中が丸まった姿勢をします。

その姿勢では、呼吸も深いものが出来なくなります。

いずれの感情もそれ自体が悪いものではありませんが。

正常な感情も自然の移り変わりと同じように自然と変化し、

出すこと自体は病気になるとは言えません。

 

 

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内臓と感情のつながり

2018.10.15 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

「肝が縮む」「腑に落ちない」「胸が塞ぐ」など、

身体で感情を表す慣用句が多くあります。

このような身体に関わる表現の仕方は世界各国にあると思いますが、

中国の場合、精神や感情の状態を内蔵の働きに結びつけています。

 

「黄帝内経」には、その中国の考え方の原型が記されており、

物事を恐れ、あれこれと思いをめぐらせていては、精神的にダメージを被ると注意を促し、

悲しんだりする気持ちが度を過ぎると、その感情が臓器に影響をおよぼし、生命を失う事になると警告しています。

 

そして、その上で五臓と感情の関係について書かれています。

 

人の情の動きを理論的に整理し、7つに分類しました。

「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」の七情と呼ばれています。

 

五臓との関係を見るうえで

憂いは悲しみに関係し、恐れは驚きとも重なるので

「喜、思、恐・驚、怒、悲・憂」の五志にまとめています。

 

心臓が「喜」

脾臓が「思」

腎臓が「恐・驚」

肝臓が「怒」

肺が「悲・憂」

に相当します。

 

競馬の万馬券や宝くじが当たって、心臓発作で死ぬ人が時折いますが、

これは喜びの感情が極まって心臓をがいしたから、とも言えます。

次回も引き続き、内臓と感情のつながりについてお話しますね。

 

 

 

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現代医学と東洋医学の融合

2018.10.12 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

前回は、東洋医学の「未病」についてお話しました。

東洋医学と現代(西洋)医学の大きな違いが、

「予防医学」と「対症療法」になります。

 

東洋医学では「未病」、病気になってから治すのではなく、未病のうちに治すという

予防医学的な考え方になります。

 

現代(西洋)医学では、薬や外科手術により、病気そのものを治す

「対症療法」になります。

現代医学の利点として、病気を細胞レベルまで細かく分析し、

患部だけを治すことが可能です。

 

また、外科手術により、病気になった臓器を切除することがあります。

これは「生命活動に必要かそうでないか」の基準で行われることがあります。

 

よく考えてみると、それぞれ役割があって身体に存在しているのに、

必要かそうでないかと判断されるのも、少しおかしいように感じます。

 

ですから、できるだけ臓器を生かしたい、と思います。

 

現代医学を否定しているわけではなく両方に現代医学にも多くのメリットがあります。

ですが当院に来院される患者さんはお薬や外科手術は極力避けたいという方がほとんどです。

 

だからこそ、東洋医学の「予防医学」でできるだけ病気になるリスクを下げていくことが

必要になってくるのではないでしょうか?

 

 

現代医学と東洋医学のメリットを生かし、総体的に身体や健康について考えること、

それがこれから必要になってくるのではないか、と思います。

 

 

 

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「未病」のうちに

2018.10.09 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院ユーカリが丘本院の今田です。

 

皆さんは「未病」という言葉をご存知ですか?

未病とは文字通り、「未だ病になっていない」状態の事を言います。

約2600年前の中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」には、

「聖人不治己病治未病」・・・賢い人は病気になってから治すのではなく、未病のうちに治す、

と書いてあります。

 

では、なってもいない病気をどうやって治すのかという疑問が生まれます。

 

これは、「黄帝内経」に書かれている特徴ともいえる

病気をみだりに招かないバランスのとれた身体を保つという事が重視されます。

 

身体のバランスが崩れるとき、何らかの症状が出現します。

たとえば、少し咳が出ても熱が無く、食欲も少ししかない、なんとなく身体がだるいなどの症状で、

検査を行ってもはっきりとした病名がつかない状態。

こういった症状の時、東洋医学では咳の音や痰の色、脈や舌などをみて

「脾臓が弱っている」や「肝臓が弱っている」などの見立てを立て、

病になる前に臓器の回復をはかって行こうとしていきます。

 

その回復させる為に行っているのが、

「鍼灸施術」になります。

また、当院では「オイルトリートメント」でも、未病にアプローチする事が出来ます。

 

この時期は気候の変化により、お身体の不調を訴える方が多くいらっしゃいます。

病院に行っても検査でも何も問題ない、お困りの方は是非私達にご相談ください。

 

あなたのお身体をみさせていただき、

しっかりと見立てを立て、症状の改善を目指していきます。

 

 

 

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