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病気の原因~東洋医学~

2017.08.22 | Category: 鍼灸

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

今回は、病気の原因について東洋医学の観点からお話します。

 

東洋医学では健康な身体かどうか判断するのに、

①陰陽

②五臓六腑と経絡

③気・血・津液

の以上の3つの要素を指標としています。

 

健康とは

「陰陽のバランスが保たれ、身体を構成する気・血・津液の量が充分で、よどみなく循環し、五臓六腑が協調的に働いている状態」を指します。

人間の身体には、陰陽があり、その陰陽のバランスが崩れると、健康は損なわれます。

例えば陰が強くなると身体が冷え、その状態が続くと冷え性になり、さらに体の不調が引き起こされます。

 

気・血・津液と五臓六腑は深く関係しており、気・血・津液の過不足があれば五臓六腑の働きが落ち、気血のめぐりが悪くなる。

 

これら3つの要素のバランスが崩れることで、身体の抵抗力となる正気の力が弱まり、外邪や体内の病邪の勢いに負け、病気が発生するとされています。

 

陰陽のバランスを崩す原因として、

内因、外因、不内外因の3つがあります。

 

内因とは、身体の中から起こり、臓腑を痛める要素です。

人間の感情を指し、喜・怒・思・悲・憂・恐・驚の7つの感情が長時間にわたって続くと五臓六腑や気・血・津液に影響を与え、バランスを崩させます。

 

外因とは、身体の外から起こるもので、外邪とも言います。

季節の変化など環境的因子に基づくもので

風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪の6つに分類されます。

一般的に体表や背中、口、鼻などから体内に侵入してくるとされます。

 

不内外因とは、外因にも内因にも当てはまらないものを指し、

主に生活習慣です。

不規則な食事、疲労、運動不足、外傷などが含まれます。

 

これらの原因が、陰陽、五臓六腑、気・血・津液のバランスを崩し、病気を引き起こすとされているのです。

 


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