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気・血・津液

2018.09.03 | Category: 東洋医学

こんにちは!セドナ整骨院の清田です。

 

今回は気・血・津液についてお話しします。

 

東洋医学では人体を構成し、

生存を維持する基本要素を

『気・血・津液』といいます

 

 

気・血・津液は、飲食物の栄養分である

水穀の精微を脾胃が取り込み、

一方で空気(自然の清気)を肺が取り込み、

これらを合わせて生成されます。

 

は生命活動の根幹となるエネルギー源で、

原気、宗気、営気、衛気の4種類に分類されます。

気は全身に分布し、作用もそれぞれ異なります。

 

は水穀の精微から生成された物質です。

血液と同様、血管内を流れる赤い液体を指し、

血管を巡りながら、栄養を各組織に供給します。

 

津液は血以外の水分を指します。

汗や涙、よだれ、粘液などは、

すべて津液から生成され、

身体をすみずみまで潤わさせる作用があります。

 

気・血・津液は、陰と陽に分類され、

気は陽に属し、血・津液は陰に属しています。

そのため、血と津液、精はまとめて、

陰液ともいわれます。

 

気・血・津液は、いずれも水穀の精微から

生成され、人体を構成します。

相互扶助しあう関係ですが、

同時に病理的にも影響しやすいです。

 

気は血や津液が生成される源となっています。

一方、血の栄養分は気の原料ともなり、

津液は気血と同様に全身をを巡り、

気と血の機能を支える働きを担います。

 

 

このように、気・血・津液は

互いに巡ることで機能しますが、

どこかに不調が生じると、

連鎖的に他にも不調が及びます。

 

 

次回は『気』について詳しく説明します。


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