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坐骨神経痛①

2018.06.11 | Category: 柔道整復師

こんにちは!セドナ整骨院の今田です。

 

今回は、患者様のお悩みの中でも多い症状である

「坐骨神経痛」についてお話していきますね。

 

 

皆さんは「坐骨神経」ってご存知ですか?

人の体で最も大きい神経で、太さは手の小指程度と言われています。

 

少し専門的に説明すると、

腰椎の4・5番目、仙骨の1・2・3番目から出ている神経が合わさり、「坐骨神経」となります。

 

そして「坐骨神経痛」とは

神経になんらかの原因で圧迫や伸張が加わり

お尻や足の方まで痛みや痺れ、知覚異常が出現する事を指します。

 

 

坐骨神経痛になってしまう原因は大きく分けて3つあり、

①根性・椎性の坐骨神経痛

②梨状筋症候群

③仙腸関節障害

などがあります。

 

 

①根性・椎性の坐骨神経痛

文字通り神経の根っこの部分や腰椎の部分で神経が圧迫を受けている状態です。

これは「ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」で発生します。

ヘルニアは若年層、脊柱管狭窄症は高齢層に多いという特徴があります。

そして中には脊髄腫瘍や骨盤内腫瘍など

放っておくと重篤になってしまう疾患でも同じような症状が現れます。

 

ヘルニアや脊柱管狭窄症の場合は、徒手検査でもある程度鑑別のできる症状なので

足に痺れを感じたら放っておかずに、ご来院をおすすめします。

 

 

 

また、最後に豆知識ですが

ヘルニアの診断にX線(レントゲン)では確定診断がでません。

 

ヘルニアは、背骨の脊椎(せきつい)という骨の間にあるクッションのようなものの

椎間板という軟骨組織なので、X線(レントゲン)には写りません。

基本的にはX線(レントゲン)は骨を写すものですので、

骨折や脱臼の診断には強いです。

 

ですので、ヘルニアの確定診断にはMRIが一般的です。

 

 

次回は原因の②を説明しますね!

 


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